Mちゃん来訪!

始めまして!お店に入ってくるや否や「あっ、Kさんだ!」と声が出るほど。新米パパに抱かれて気持ちよさそうにMちゃんが来店してくれました。うれしい初対面です。

「始めまして!」 「この世に生まれての感想は?」 と思わずMちゃんにインタビューしちゃいました。ママもパパもとってもうれしそうです。Mちゃんが生まれて本当に幸せ家族になったようです。

Kさんが初めて来店されたのは3年半前。2つのクリニックを経由して漢方薬を求められたのでした。Kさんは31歳で、寒がり、冷え症、疲れやすいを訴えていました。PRLが高くテルロンも服用してました。

漢方薬は<周期療法>で飲んでいただきました。何度か高温期が18日と続いた日がありましたが、残念ながら高温維持ができず、月経が始まっては落胆したものでした。ご主人にも<海精宝>などを服用していただき、「元気な父体つくり」を試みてきました。なかなか自然周期で授からず、ARTに進まれましたが漢方薬もしっかり服用してもらいました。

漢方薬の服用期間が長かっただけに思いも倍で、妊娠が判明した時はご夫妻は勿論、部外の私もうれしさと共に、安堵感が湧いてきました。「良かったね!」 「丈夫な赤ちゃんを産むのですよ!」と願わずにはいられませんでした。

そして初対面が実現したのでした。「高プロラクチン」と「パパの力が少し弱かった」のを克服し、かわいいMちゃんの誕生に店内は華やぎ、小さな生命体が元気のオーラーを放っているようで、みんな元気をいただきました。

ありがとうMちゃん!あなたのおかげでみんなが活気づきました。Kさんご夫妻に感謝!

あなたは大物です!

先日ひょっこりTさんが赤ちゃんをつれて店に寄ってくれました。

はじめてお目にかかるK君はもう4ヵ月です。いつも思うのですが、この世に生を受けて誕生し、周りの方々から盛大な祝福を受け、とっても<幸せの運び屋>さんですが、「この世の中はどのように見えてるのでしょうか?」 と聞いてみたいと思うのです。勿論答えられませんが・・・。

K君が成人する時は2020年。日本は? 世界は? 誰も想像できませんね。K君が「良い時代だよ!」と言ってくれるような社会を伝えたいです。K君はとっても大きい。ずっしり重く、抱いていても腕が重く下がってきそうです。名前も世界に羽ばたくような、夢がある名前でした。

K君のお母さんは漢方薬を約2年間服用しました。頑張りましたね。当店に来られた時は精神的にも大分参っていました。寝汗がひどく、基礎体温表(BBT)は波状がきつく、ガタガタでした。胃腸も弱く、何回も処方を変えて体調を整えてきました。

漢方薬は、<婦宝当帰膠> <麦味参> <参苓白朮散> <杞菊地黄丸>などで周期療法を行い、念願叶い妊娠されました。色々な状況下に置かれ大変でしたが、本当に良かったと思います。

これからはK君と一緒に<ひよこママの会>に参加して、皆で楽しく子育てしましょうね。K君あなたは名前も身体もジャンボ大物です!

47歳ギネス・ママさん健在 

基礎体温が高温を維持していたので、店で尿検査をしていただいて陽性反応を確認した、あの<劇的な瞬間>から、毎日祈るような気持ちでおられた47歳のTさん。

無事産まれてきますように…

健康な子でありますように…

家族の方々、そして携わってきた私達の思いはみな同じでした。その願いが叶い昨年12月、3500gの大きな赤ちゃんが誕生したのです。

丈夫な赤ちゃんでありますように、賢い子でありますように・・・漢方薬の安胎薬、養胎薬として<婦宝当帰膠>や<双料参茸丸>などを最後まで服用してもらいました。

中国の医師は、漢方薬を服用している子は障害が少ない、あるいは予防ができると言われますが、そのせいかどうかはわかりませんが、結果的にはとってもしっかり育った元気な赤ちゃんが誕生しました。Tママさんもとっても元気です。

先日3ヶ月に成長したYちゃんと初対面しました。感激でした。抱かせてもらいました。皆さんの待ち焦がれた幸せな思いがYちゃんにかかって、ずっしりと重みの有る体重でした。うれしいです!

Tさんは超高齢ですが、超元気ママさん。いつまでも元気でお子さんと楽しい生活をしてくださいね。今度は健康家族を応援します!

相性が支えたもの…

「ご無沙汰しています。実は○月○日に無事元気な男の子を生みました。」道東にすむTさんからのお手紙です。

ビックリしたのと同時にとってもうれしさがこみ上げてきました。「へぇ~、出来たんだ!凄い!」本当に驚きました。

Tさんと初めてお会いしたのは今から6年前でした。大学病院で3年間不妊治療され、結果が出ずに漢方薬を求めてこられました。ご来店当初は多嚢胞卵巣症候群(PCOS)の診断名が付いていました。ホルモン剤の副作用で入院をされたり、AIHを5回しての来店でした。

平成14年~17年までの間にお住いを関西から北陸、道東にと変えられ、メールや電話、手紙でのやり取りをしてきました。周期療法と、なれない土地への不安感などカウンセリングしながらの5年間でした。

平成17年12月、メールで「来年いっぱいで不妊治療をやめようと思います」と伝えてきました。「漢方薬も服用してきたし、今度はもう一度西洋医学に頼ります。」と。その後連絡が無かったのですが、ずーっと気になっていました。そのTさんから、突然のメールで、しかもうれしいことに赤ちゃんが授かっていたのでした。

メールには地方では体外受精が受けられず道央まで出かけ入院しての治療だったようです。それは精神的にも物理的にも大変なものがあっただろうと推測しています。それを頑張り抜いて長年の夢を成就したのでした。本当に良かったです。

Tさんのことを考えて見ますと、粘り強く頑張ったこと、そこには<医師との相性>があったこと。「婦人科の先生はとてもよい方で、私にはピッタリ相性があいました。言たいこと、聞きたいことをなんでも話せる先生だったのです」この相性が彼女を支え、宝物が授かったのだろうと思います。

心優しいTさんは、私を気遣い「漢方との出会いが無かったら、この赤ちゃんは授からなかったと思っています。本当にありがとうございます」と言ってくれました。

本当に良かったです。おめでとうTさん!○○君!

かわいい訪問者

秋の高い空がひろがる爽やかな日、かわいいかわいい赤ちゃんの訪問を受けました。Sさんご夫妻とS君、初対面です。「始めまして。世話になったSです。おかげさまでこんなに大きくなりました。」「赤ちゃんが授かるよう京都の神社やお寺に行きましたので、今日はお礼参りにきて先生のところに寄りました。」車で3時間もかけて会いに来てくれました。

この世に生を受けて5ヶ月になったS君、見知らぬ私をじーっと見つめ親と識別しているのでしょう。知恵もしっかりついています。にっこり笑ってくれました。漢方薬を飲んで産まれたた赤ちゃんは色白といいます。S君もやはり色白、お肌ツルツルです。

思い起こせば、Sさんのご相談を受けたのが今から1年10ヶ月前でした。結婚してまだ2年でしたが「39歳の高齢なので焦りがあります」と。基礎体温は低温期が不安定で「オリモノ」が少ない状態でした。早速、周期療法をはじめ、<婦宝当帰膠>、<冠元顆粒>、<オリジン>、<杞菊地黄丸>など数種類の漢方薬を服用していただきました。そして基礎体温がきれいな2相性になり、高温期も維持できたとき、妊娠が判明しました。服用して8ヶ月でした。体調がとても良くなってきたと喜んでいただいた上での妊娠でした。

心拍が確認されての感動、つわりの辛さをうれしさに変え、初めての母親学級に緊張し、初めての胎動に感激しながら少しずつ大きくなっていく、おなかにうれしさと不安が入り混じっての210日でした。Sさんは「一日も欠かさず漢方薬を飲めたことが今日に繋がったと思います」とありがたいお言葉を送ってくださいました。

今日始めてお会いし5ヶ月に成長したS君を囲んで親子でカメラに収まってくれました。レンズの向こうには幸せ家族が映っています。輝く笑顔が素敵でした。お幸せに。

またまた妊娠判明!

43歳のSさん、いつものように基礎体温表を見せてくれました。

「えっ、ほんとう!」高温期14日目で、体温は36,8~9度くらいを推移しています。いつもは12日目頃から体温の下降が見られるのに、今周期は下降する気配は見えません。「いい感じで続いているね、尿検査してみて」と妊娠検査紙を渡し調べていただきました。やはり出ました「陽性です!」とにっこり微笑んでくれました。当店に来られた後、周期療法で<婦宝当帰膠>や<参茸補血丸>、<帰脾錠>などを服用してもらい、10ヶ月目の快挙です。

Sさんは結婚して9年、今まで2回7週目で流産の経験があり、最後の流産から1年たちます。「もう流産はしたくありません。7週目がトラウマになっているのです」当然のことです。大事にして、この7週を乗り切らなくてはいけません。

もう1つの心配は、仕事が忙しくなってくるとのことで、「時間的に無理」と断っても「何とか。何とか」と仕事を頼み込まれるというのです。会社は男性社会なので女性のことはわからず、診断書書いてもらってください。」と頼まれる始末。赤ちゃんが出来たことのうれしさよりも、これから先の仕事と7週目のトラウマが先にやってきて、Sさんはもうパニック状態でした。

女性が社会に進出しても、女性だからと言って優遇されるわけでもないのが現状です。しかし、赤ちゃんが出来、流産しやすい体質であるとなると、母子保護の立場から少し配慮されてもいいのではないかと思ったり、労基法からも母子の健康が守られていいのではないでしょうか?

Sさんの妊娠判明で、今日の体制や女性の置かれている状況を考えさせられた1日でした。ともあれ、おめでとうございます。Sさん挙児を得るまで頑張りましょうね。

うれしいご報告

今日はうれしい報告を受けました。

もうすぐ32歳になるSさん、原因不明の不妊で5年間、東京から関西に転勤になりいち早く漢方を求めて来られました。結婚して4年、いろいろ検査をし、ホルモン検査、通水検査、フーナーテストが全て異常なしです。体温表では、低温期の体温が高めで高温期との差が少なく、高温への移行が少し緩慢で、高温期の日数が10日と少し短めでした。病院にいっても原因がわからなくタイミング指導を受けていました。

Sさんのように、赤ちゃんがほしいのになかなか授からない、これと言った原因もわからないという「原因不明の不妊」の方は不妊の10~15%にのぼり結構多くいられます。はっきりした原因があればそれは心配ですが、原因がわからないのも不安になります。

Sさんはそれ以来1年2ヶ月の間、周期療法で体調を整えてきました。酷かった月経痛、排卵期の刺痛、冷え症、寝つきが良くない、下痢をするなどの症状がすっかりとれ、基礎体温もきれいに整ってきました。それでも赤ちゃんが授からず、とうとうクリニックへ行きました。AIHをすること5回、ようやく待望の赤ちゃんが授かりました。

この1年2ヶ月の間、周期療法で全体の体調を整えながら、<婦宝当帰膠> <杞菊地黄丸> <爽月宝> <参苓白朮散>などを服用してきました。

今日、「先生、赤ちゃんができました!」 待ちに待ったSさんの報告に胸が熱くなりました。

驚きの中で

まだまだ暑い日が続いていますが、暦のうえでは秋が訪れるという「立秋」の日に、秋風のように爽やかにある便りが届きました。

「おめでたですよ。」

「え?」

映し出されたエコーの映像には子宮内に2cmほどの小さな命が確かに存在することが見えたのです。

「ここが頭でこれが胎盤となるところ、ほらっ、ここに小さく拍動する心臓が見えるでしょう。心拍がちゃんと確認されましたよ。元気に育ってますよ。」

「ほんとですね・・・!赤ちゃんなんですね・・・。」

Tさんは今回もホルモン値がガタガタで、またピルにより生理を起こす治療を始めないとならないと暗い気持ちで受診をしたものですから、意外な結果に驚きが先にたち、まだ信じられない様子。

産婦人科の先生も思わぬ結果にびっくりしているご様子。

「全然実感ないでしょう、こんなもんですよ。ほんとに良かったですね!」

思い起こせば昨年春、同病院にて子宮筋腫の手術を受け、不妊の原因の1つを除去したその後はすぐにでも妊娠するかと期待に胸をふくらませていたものの、昨年秋から過度のストレスによるホルモンの崩れ。その崩れは坂を急速に駆け下りるように滑り落ちていくような状態でした。

婦宝当帰膠」「シベリア霊芝錠」「紅サージ」「冠元顆粒」「煎じ薬」「オリジン」・・・様々な漢方の力を借りてその修復を試みましたが、急降下の勢いを止めることはできず、結局ホルモン剤による治療に頼らざるを得なくなりました。

3周期ホルモン治療を行い、その後はまた漢方による「妊娠しやすい母体づくり」をしようと考えていたTさんでしたが、3周期後の血液検査が予期せぬ悪い値。秋の時点ほどの悪い数値ではありませんでしたが、決して「妊娠」という言葉につながるには良い状態ではありませんでした。

しかし「今周期はホルモン剤なしで少し様子をみたい」とのTさんの意向にて、今周期は漢方のみで調整することにしました。しかし予想通り低温期が続く日々。しかし根気よく「婦宝当帰膠」「杞菊地黄丸」「煎じパック」を飲み続けました。

基礎体温表は何ともいえない状態でしたので、生理がこないまま周期60日目を迎えた今日の日もまさかこんな驚きのことになるとは思っても見なかったことでした。

産婦人科の先生も今回もホルモン値を診るために血液検査をしようとされていた矢先でしたので、驚きと喜びを隠せないお顔で、

「教科書通りには行かないことはたくさんあるんですよ!ほんとに良かったです!」

とTさんと共に心から喜んでくださっているS先生にも感激です!

今どきこんな風に一緒に喜んでくださる医師がどれくらいいるでしょうか・・・?インフォームドコンセントが大切だと言われてから久しいのに、未だに治療内容もほとんど説明なしに質問をすると嫌な顔をし、溜息をつきながら簡単にしか説明しない医師はたくさんいます。忙しいことを理由にして説明を怠るのは賛成できないことです。

TさんはS先生に出会うまで、様々な病院を渡り歩いたと言います。でもここに来て、37歳にして、立派な心優しい先生に出会い、そして漢方でも素敵な先生に出会い、今まで自分を先生を信じ続けてきて良かった・・・!と言える日が来たことを幸せに感じ、感謝の気持ちを忘れずにいることでしょう。

今日でちょうど8週。小さな命の鼓動も確認でき、Tさんは何とも不思議な気持ちで帰路につきました。

まだ安定するまでには日にちがあります。もう少し漢方と共に過ごしていきましょうね。

ほんとに良かった!おめでとうございます!

卒業?!

35歳Aさん。4歳の女の子のママです。2人目が欲しくて欲しくてAIHやIVFを繰り返すもののなかなか望むようには至らず、困り果てて次の手段として漢方薬を取り入れることを決意されました。

特にホルモン数値ではこれといった問題はなく、強いて言えばPMSがあるくらい。後は胃腸が弱めのためにすぐに口内炎ができるという体質がありました。

遠方にもかかわらず、店にまで訪ねて来られ、じっくり話をし納得の上で漢方薬を手にされ服用を始められたのは今年の4月でした。

自然周期のもとで人工授精を行う方法をとり、今回4回目のトライでした。今回が駄目であれば、次回からは誘発剤を使用しての治療が行われる予定となっていました。

ところが今日、2人目の赤ちゃんを授かったとの嬉しい便りが届きました!不妊治療の婦人科を晴れて卒業することができたのです!

漢方薬を服用し始めてから3ヶ月、早い結果でした。

『先生の「まずは3ヶ月」というお言葉も半信半疑でしたが、毎月私の状態に合わせたお薬を遠方まで送って頂けて、「赤ちゃんはきっと出来る」と信じられるようになりました。そして、服用開始からちょうど3ヶ月、赤ちゃんを授かることが出来ました。本当にありがとうございました。』

とのAさんの喜びの声。私達もその言葉にとても勇気付けられ、口元が綻ばずにはいられませんでした。

良かった、ほんとに良かった・・・。

まずは何事も信頼してもらうことが大切です。信頼してもらえるように対応しサポートしていくのが私達の役割です。それがあっての漢方の効き目です。これからもAさんが信じてくださり喜んでもらえたように、お子様を希望する多くの人達に同じような喜びを手にし、共に微笑むことができるよう努めていきます。

遠く離れてお顔が見えないと、少しのくい違いで信頼を失ったりトラブルが発生することもあります。言葉の言い回しにより違った意味に伝わってしまったりすることもあるでしょう。返答内容に疑問を感じたりした場合は、すぐにお尋ねください。夢が叶うまで多くの人達の力になりたいですから・・・。

Aさんに宿る新しい命は、もう8週を過ぎ、心拍も確認されています。

自分のお腹の中で違う命の鼓動を感じる・・・。とっても素敵なことで、これは女性だけの特権ですよね。

これからはAさんには「婦宝当帰膠」「衛益顆粒」「双料参茸丸」などの安胎薬をおすすめします。今までもAさんの高温期の処方には「衛益顆粒」が受精した卵を大事に維持するために含まれていました。今から服用する「衛益顆粒」は鼓動を続ける小さな命を守るために必要となってくるものです。

不妊治療の婦人科は卒業されたけれども漢方薬はもう少しお付き合いくださいね。かけがえのない命のためにも自分のためにも・・・。

誕生月に

32歳Tさん。問い合わせをされたのは昨年の10月。その時で結婚2年目。独身の頃から生理痛が酷く、生理中は鎮痛剤は手放せない生活を送っていました。

その原因は子宮内膜症とチョコレート嚢腫によるもの。

しかし結婚後は土地が離れたこともあり、病院からも遠ざかってしまいました。

病院は離れても、毎月やってくる激しい生理痛からは離れることができません。

何とかそれを改善し快適な生活を送りたい、そして早く子供に恵まれたい!との思いで、ネットにて検索し当店に辿り着いたのでした。

Tさんの体質は、生理痛が酷く、月経血も粘っこく、おりものは黄色いことから「お血」や「炎症」によるものが見られます。またその他にも「冷え性」「むくみ」「肩こり」などから気血の巡りが悪いことが伺えました。

一番辛い症状の生理痛は、まさしく子宮内膜症によるもので、それによる癒着が進みつつある可能性を秘めています。独身の頃にそれが原因であることがわかっていたようですので、その時点で漢方薬にて治療をされていればここまで酷い症状を引きずって生活することにはならなかったことでしょう。

しかしまだ32歳。遅くはありません。

以前どちらかの卵管も癒着しているかもしれない、と診断されたようですが、それが進行すると自然妊娠が困難な不妊症になりかねません。

まずは漢方薬にてTさんの症状の根源となっている「お血」を中心に「活血化お」と「消腫」を目的として治療をすすめていくことになりました。

周期によりTさんの症状に合わせて徐々に漢方薬の組み合わせを変更しながら調整が行われました。使用したのは「婦宝当帰膠」「水快宝」「爽月宝」など。

そして徐々に毎月の生理痛は以前より軽減はしていきましたが、それも波があり酷い月もあったことから「田七人参」「ルミン」を加え内膜症を抑えるようにしていきました。

そしてその処方になって3周期目、生理が少し遅れていたので気になり、「もしかして・・・!」と妊娠チェッカーによりチェックしてみると、何と陽性反応が出たのです!

しかし「まさか」という疑いと不安の中でTさんから「このまま薬を続けてよいかどうか」の問い合わせのメールを受けたのです。

今Tさんが服用している薬は内膜症の改善のためのものですので、妊娠が発覚すると服用をお休みした方が良いものが含まれています。それよりも現在の目的である「妊娠継続」「流産防止」のためのお薬を服用してもらう方が良いですので、即その目的のお薬に切り替えてもらいました。また少しお腹の張り感もあるとのことですので、それを軽減する安全な漢方薬も加え調整されました。

これからしばらくTさんの力になってくれるのは「婦宝当帰膠」「田七人参」「参馬補腎丸」「芍薬甘草湯」です。
少し落ち着くまでゆっくり安静にして様子をみていきましょう。

今月はTさんの誕生月。

天からのとっても素敵なプレゼントが届けられました。これから大切に大切に育てていきましょうね!