近くの小学校、保育園からは秋の運動会の歓声が上がっている土曜日。流産を何回も繰り返してきたOさんが待望のあかちゃんを連れて尋ねてきてくれました。
丸々肥えて、しっかり育って…お肌ツルツル、色白(漢方薬を服用したお子さんは共通して色白、お肌ツルツル)でOさんのこれまでの辛さを見てきた私は、S君をみて感激しました。
「抗リン脂質抗体」で何回も妊娠しては流産し、「不育症」の病名をつけられ、「バファリン」を処方され、IVFも実施されてきました。Oさんは漢方薬を飲み続け、自然にS君を授かったのでした。IVFでしか授からないと思っていたのに「自然妊娠!」とは。とても感動しました。
周期調節法で体調をととのえ、妊娠されてからも安胎薬として漢方薬を服用しても、「無事生まれてくれるだろうか?」 といつも不安に日々を送っていました。血栓予防の注射やお薬と、<婦宝当帰膠>、<参馬補腎丸>などの漢方薬を飲みながら「お腹の中で元気に動いている子供を大切にして毎日を過ごしています」とメールをいただき、S君誕生を心待ちしていました。鶯が鳴く春に3500gの大きなS君が無事誕生したのでした。
そして秋晴れのこの日、6ヶ月に成長したS君と初対面しました。
Oさんは「まさか、自分の子どもを先生に抱っこしていただける日がくるなんて想像していなかったので、本当に夢のようでした。」
「私と同じように、子どもがなかなか授からずウンウン悩んでいる方々にそして流産を繰り返して落ち込んでいる方々に、明けない夜は無いんだって少しでも希望を持っていただけたらと思います」と帰ってからメールを頂戴しました。ありがたいことです。
Oさんのメッセージを皆さんにお披露目して、勇気と希望をもらいましょう!