初対面のYちゃん

お初にお目にかかります。 

先日バギーをひいてこられたMさん、中にはかわいい笑顔を振りまいているYちゃんがいます。「始めまして!」 「先生始めましてYです」漢方薬でやっと出来た元気印のYちゃん、ニコニコ愛敬を振りまいてくれます。

 

Mさんは1人目を出産後、3回も流産して悲しい 思いをしてきました。今度は漢方薬で何とか出産までこぎつけたいと漢方薬の服用が始まりました。

片方の卵管が詰まっているといいます。何とか自然妊娠をと、いろいろお薬を服用しました。漢方薬を服用して6か月後、妊娠に気づきました。初期の出血もあり心配しましたが、無事、心拍確認も出来新しい年を希望をもって迎えられました。「丈夫で、賢く、お肌のきれいな子」を目指し、初期の出血も何とか乗り越え、3回の流産のトラウマをクリアーし、妊娠中の漢方薬を服用してもらいました。

 

昔の人はよく言いました。「お産は一人一人違う。最後まで安心して気を抜かずに」とよく言われたものです。私もMさんが安産でお子様が丈夫な子であるよう祈りながら処方をしていました。つわりも軽く本当に順調に経過していきました。

 

予定日の3日前にYちゃんがこの世に誕生したのでした。聞くと安産でとっても丈夫、しかもお肌もつるつる。病気しらずといいます。「どうですか?この世の空気は美味しいですか?」と応えられないような質問にMママは「幸せです」と応えてくれました。

 

Yチャンの生きていく世の中が平和で戦争の無い世界であって欲しいと願いながらの初対面でした!

たくさんの笑顔に励まされ!

たくさんの笑顔に励まされ 今年もたくさんの方から写真入り年賀状が届きました。

1年間で一番嬉しい、幸せを感じるときです。皆さんわが子を抱いて本当に幸せせそうです。パパもママもいいお顔をしています。なかなか結果が出ずにもう諦めようかと思ったこともあり、薄い内膜で神経質になったときもあり、周りの方々が次々にあかちゃんができ、辛くて思わず涙が頬をぬらしたこともありでしたね。

1枚1枚にドラマがあり見ているだけで感動が伝わってきます。

みんな、丈夫で大きくなってほしいと切に願っています。不安定な社会情勢ですがパパもママも健康でシッカリ子育てしてほしいと思います。この幸せを赤ちゃんが欲しい人のためにおすそ分けしてくださいね。

今年も多くの方にコウノトリが舞い降りますように私も頑張ります。

今年最終のおめでた!

今年もたくさんの方に新しい生命が授かり、そしてたくさんの方が出産されて喜びの声をいただき、とても励みになりました。
今年最終の営業日27日にも、お二人の方から妊娠の報告をいただきました。
「1年間不妊治療をしてきたのですが、漢方薬を服用して2か月で妊娠しました。あの1年はなんだったのでしょう!」と話されていたのは看護師さんでした。
その方は何年か前に看護学校で、私の東洋医学の講義を受けた方で、看護師としてしっかり働いていた方でした。とても嬉しいです。
東洋医学の講義を受け、不妊治療を1年した後漢方薬を思い出し、来てくれたのです。
東洋医学(漢方・鍼灸)の良さを再発見、出産まで服用したいといわれています。
丈夫で賢い赤ちゃんが無事生まれてくるくれることを願っています。
この1年間、110人以上の方が妊娠されました。みんな、元気に丈夫な赤ちゃんを産んでくれるよう願っています!

子宮腺筋症を乗り越えて 

Mさんが先日漢方サロンにお子さんを連れてこられました。

もうしっかり大きくなってまもなく1歳のお誕生日を迎えるとのこと。人見知りするはずのH君なのに、私の腕の中に入っても泣くこともなく、自然体でいてくれます。「お母さんと間違えてるのかな?」「お腹の中で嗅いでいた漢方薬の臭いが懐かしいのかな?」と勝手に解釈してはH君を抱かせていただきました。

Mさんもすっかり「お母さん」が板に付きました。H君を授かり幸せ一杯のMさん。腺筋症で激しい痛みと戦った日々。沢山の鎮痛剤を服用せざるを得なかった日。授かった命が無事育ち元気な子が生まれるだろうかと、流産、早産の不安な日々を送ったことが、懐かしく思い起こされます。

子宮腺筋症で悩み、相談にこられるかたも多くいらっしゃいます。「腺筋症で手術をされ、その後赤ちゃんが授からないので」とか、「軽度の腺筋症といわれたが漢方薬で何とか授かりたい」とか、「腺筋症で子宮全摘を言われたがなんとか手術をしないで済む方法はないだろうか」など深刻な相談もあります。

その都度ご相談に乗り、症状にあわせた漢方薬を周期療法と組み合わせ何人もの方がわが子を胸に抱くことが出来ています。Mさんもその1人。辛かった分、幸せも倍でしょう。Mさんを見ていると心から「良かったね!」の言葉しか出てきません。働きながら子育てしていくMさん、丈夫な身体になってバリバリ働き、H君と働き甲斐のある社会を作ってくださいね。

大変だけど心から応援いたします!

超安産&元気な赤ちゃん誕生

2人目不妊でご相談受けていたNさん。始めのお子さんを産んでから1年半後、2人目を授かりましたが残念ながら流産され、体調を崩されてのご相談でした。

「高プロラクチン血症」の診断を受けていましたが、漢方薬を周期療法で服用されてから11ヶ月目で待望の2人目妊娠が判明しました。とっても神経質なNさん、陽性反応が出ても心拍確認出来るまでは…流産した11週を超えるまでは…このまま漢方薬を服用しても大丈夫かしら?と心配は後を絶ちません。

つわりは出てくるし、上には3歳の子がいるし、ゆっくり休ませてももらえない。つわりが治まると今度は花粉症に悩まされ、風邪から喘息にと、次々に辛い症状が押し寄せてきます。その都度漢方薬の服用で改善し、早産の危機も乗り越えてきました。そして、この夏の8月、待ちに待った待望の第二子が誕生したのです。

お目でとうございます。この日が来るまで何度辛い涙が頬を伝わったことでしょう。苦しみを乗り越えての出産。「38週で3400gの元気な子で超安産でした」 「妊娠中、漢方薬を飲んでいると安産&元気な赤ちゃんが産まれますよ!と言ってくださったことは事実でした」とうれしいお言葉をいただきました。

妊娠されたら漢方薬を止められる方が多いのですが、服用続けていると本当に安産、丈夫な赤ちゃんが誕生してくれるのは間違いない事実です。Yさん、産後の養生をしっかりして3人目は超簡単に妊娠しましょうね。良かったです!!

流産から3年を経て

ようやく授かった命が何の前触れもなく消え去り、失望の中に当店を訪れてくれた36歳のYさん。色白で小柄で細く、本当に弱々しい感じのYさん。気丈に「体調を整えていきます」と話された心中を察し「丈夫な体にしましょうね」とお茶を勧めたのが3年前でした。

Yさんはそれから時々漢方薬を服用しながら、お仕事に精を傾けていました。Yさんとの関係は「周期療法でこれをしっかり服用してください!」と言うよりも、「お腹の弱い身体を建て直し、消化吸収のよい状態をつくっていきましょう!」との方針で声かけしていました。

流産してから2年も経過しますとご本人はもとより私の方も「何とか…」の気持ちで焦りがちになりますが、平静さを装い「元気になりましょう!」とばかり申していました。顔色も少しずつ良くなり、冷えも改善してきた1月、妊娠が判明しました。うれしかったですね。流産から2年の長い道のりでした。年令も38歳になってしまいました。

しかし、漢方薬を飲む前に通っていたART(生殖補助医療)から離れ、何と5年かかって2度目の自然妊娠をされたのです。残念ながら初めてのお子さんは天使になってしまいましたが、その2年後、自然妊娠で新たな命が授かったのです。

そして今、Yさんの胸には元気なRちゃんが抱かれているのです。うれしい光景です。新米お父さんが本当に優しく抱いてあやしている姿を見せてくれました。私も抱かせてもらいました。ずっしりとした重み(体重だけではなく)が伝わってきます。お二人の「赤ちゃんが欲しい」思い、「流産の悲しみを乗り越えてきた」重み、「ひたすら漢方薬を信じてきてくれた」重みが、幾重にも重なりずっしりと応えました。

「ありがとうございました」とあたまを下げてくれたお2人。反対に私の方が感謝の気持ちで「こちらこそありがとうございます」と伝えました。幸せになってくださいね。

Rちゃんは素敵な名前をつけてもらいキット素敵な人生を送ることでしょう!平和な世の中で育って欲しいと願っています。

2人目の誕生が続々!

先日来2人目のお子さんが誕生した喜びのメールが届いてます。

Nさん、Oさん、Kさん、Hさん、Fさん。皆さん一人目がなかなか出来なくて漢方薬を服用して念願だったわが子を授かり無事出産し、私も共に感激したものでした。1歳の誕生日を迎えられる頃、そろそろ2人目をと考えられるみたいです。

私も2人目を考えるなら「出産後空虚になった子宮を早く修復してください」と漢方薬を勧めています。実際産後から服用されると、子宮の回復も良く産後のトラブルも最小限で食い止められます。2人目は漢方薬を服用されて6ヶ月以内で授かるケースが多いですね。初めてのときとは大違いです。

Nさんは先日は2人目が生まれ、お姉ちゃんと一緒の写真を送ってくださいました。うれしそうなお姉ちゃん。キット良く面倒を見てくれることでしょう。

子宮内膜が薄いのに妊娠 

Hさん35歳、結婚してから17年。18歳で結婚したので11年間避妊していました。もうそろそろ赤ちゃんが欲しいと思ってもなかなか出来ないので6年前に不妊治療を始めました。

クロミッド、hMGの注射、黄体ホルモン補充と2年間続けていた矢先、「クモ膜下出血」をひきおこし、治療を中断、体調を整える日々でした。

1年後に治療を再開しホルモン療法を1年間してきました。余りにも長期に渡るホルモン療法に不安を感じ、2006年に当店に相談に来られたのでした。周期療法を進めながら、「クモ膜下出血」の再発防止も考慮しながら時折、卵胞チェック、子宮内膜チェックをしてもらいました。

今年の夏「もう(漢方治療が)2年過ぎちゃった。いまさらホルモン治療やIVFなど受けたくないし、このままでいい!」と言ってくれ、「今年は何とかしなくては!」と思っていたところ、「高温期が続いている。検査したら陽性反応がでたんです。何を飲んだら良いの~!」と連絡有り、正直驚きました。

Hさんの毎回の卵胞チェックではCD12日目で16から18mmありおよそ20mmで排卵しているだろうと予測していました。ところが子宮内膜が6mm、7mmしかなく、いつも「子宮内膜が厚くなればね~」と話していたのでした。約2年半漢方薬を飲み続け「どうして出来ないのだろう?」、以前卵管造影の時余りの痛さに失神した苦い経験があるところから、「卵管が詰まっていそうなのでもう一度卵管の検査して」と提案。年末までに妊娠しなったら「気が乗らないけどいきます」と約束してくれたのでした。2年半も一生懸命漢方薬を飲み続けてくれたHさん。何とか願いが叶いますようにと祈らざるを得ませんでした。その願いが叶い何と妊娠したのでした。

毎回毎回生理が始まると好きなお酒にピッチが上がります。今回ばかりは「お酒飲んではダメよ」。「飲んでません」との会話にうれしさがこみ上げてきました。よかったです!

愛犬をなくして泣き止まなっかった日々。涙も枯れてきた頃の妊娠判明。難病を抱えてのうれしい妊娠。優しいご主人に漢方薬をお勧めし「夫婦同治」、結果をもたらしてくれたのでした。

これから、心拍確認。10ヶ月の妊婦生活がまっています。長かったママへの道のり、やっとスタートラインに立てましたね。