PCOSでも漢方薬で妊娠、無事出産。

かわいいお写真が届きました。
とても生後5日目とは思われぬ程のしっかりした面立ちのNちゃん。
お母さんのKさんの笑顔が浮かんできます。
良かったです!

Kさん(30代中ば)が当店に御相談に来られたのは昨年の初夏でした。
御結婚されて2年。なかなか授からなくて病院を受診。思いもかけない「PCOS」の診断を受けました。その後病院での治療をされてきましたが、妊娠しやすい体にしようと体質改善の希望で来店されました。細身で冷え症のKさん。見るからに血虚お血のタイプです。
桂枝茯苓丸を主体にシベリア霊芝を使い婦宝当帰膠を服用してもらいました。
<周期調節法>で様子を見ること3ヶ月。うれしいことに妊娠陽性反応が出ました。
それからは、つわり、血液検査で染色体の異常が疑われたり、本当に心配だらけの妊娠初期でしたが、中期からは落ち着きやっと出産にこぎつけました。
予定より少し早目でしたが2500Gもあり、しっかり育っています。

Kママよりお手紙をいただきました。
ありがたくうれしいお便りにスタッフ一同「かわいい!」「良かったね}と我がことのように喜びを分かち合いました。

2人目も考えてくれています。
体調を整え、近々Nちゃんをおねえちゃまにしてあげましょうね!

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不妊症・婦人科疾患には経験豊富な女性国際中医専門員がサポート。
毎年100名以上の方が妊娠、出産されています!
オンラインショップ・ブログ・コラム等コンテンツ盛りだくさんのHPは
コチラ→http://www.kanpou.info
漢方の健伸堂薬局・漢方の市兵衛薬局

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念願かなったうれしい訪問

Sさん(30歳前半)がお母様と我が子を抱いて御挨拶に来てくれました。
里帰り出産で御実家に戻られて産後の養生をされていたそうです。
妊娠前は少し神経質そうな、きりっとした容姿でした。
その堅さもとれ別人のように柔らかくなられたSさん。
やはりママの顔ですね。

Sさんは遠く離れた九州からの御相談でした。
御結婚されて3年。
なかなか授からないので焦りの気持ちがありました。

病院も行きました。
子宮にも筋腫が見られ、いろいろなことを言われ、落ち込みもありました。
基礎体温表は気持ちを反映してか卵胞期がとても高かったのでした。
なかなか授からない方の共通の症状、「冷え症・疲れやすい」「ストレスを受けやすい」などがあり、漢方薬で体質改善しながら<周期調節法>をしてきました。

そして2年後、やっと念願の赤ちゃんが授かったのでした。
うれしい報告を聞き、本当に我がことのようにほっとしたことを思い出します。

優しいお母さん、Sさんに抱かれ、小さな命がしっかり息をして呼吸が伝わってきます。
幸せになってほしいと願っています。
遠くに行っても漢方薬を思い出し、お子さんが病気になった時にはまたお声をかけてください。
小児の漢方薬はよく効きますよ。

Sさん、じっと見守ってきたお母さん、本当におめでとうございます。

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宝源を構成する成分の話 No.3

<ハルコガネバナ>山茱萸(ミズキ科)
中国や朝鮮に分布する落葉樹で、1722年に朝鮮からはいってきたことが小石川御薬園の記録にあるそうです。
春小金は、早春の明るい黄色の花が、冬を吹き飛ばすように咲くのが愛らしく感じられ全国に広まったとのことです。

幹は5mほどに伸び外側の皮が薄片になって禿げる特徴があります。
花は葉が出ない3月頃黄色の4枚の花弁、おしべ、めしべの小花が小枝の先に対生し、多数集まって散形花序につきます。
(3月お彼岸のころ、京都東山の大谷祖廟に咲いています)

薬用にする果実は秋に収穫しますのでアキグミともいわれ、赤く熟した実を噛むとグミのような渋みと酸味があります。

奈良県でも生産されていますが、中国産のものがどうも品質が良いようで、よくつかわれています。
この渋みと酸味が宝源に生かされています。
秋に赤く熟した果実を採取し熱湯にしばらくつけて、ザルにあげて半乾きになったら種を取り除き
果肉だけを日干しにして使います。

疲労回復に強壮に山茱萸酒として利用されます。
「古方薬品考」という書物に「神経のいらだちを鎮め、性欲を回復させ、小便の頻数や腰痛などを治す」と書かれています。

また、中国では重陽の節句(9月9日)に佩びる風習があります。
日本では重陽の節句(9月9日)には菊の花を用いて食用に供されますね。
(タカサブロ、トウネズミモチ、ハルコガネバナの話は私の薬用植物の恩師、井沢一男先生の昔の講義録から集めて紹介しました。)

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