多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)と漢方薬 Part2
Bさん(35歳)は典型的なPCOS。基礎体温表(BBT)は低温が長く続いて、排卵しそうにもありませんでした。
治療には長くかかることに理解をしていただき、漢方薬をシベリア霊芝をベースに丹参精剤、補腎陰のお薬を服用していただき、5周期目に見事妊娠してくれました。
また、2人目も同じくPCOSでしたが、2人目希望して3周期めに早々と妊娠され、無事出産され、
今は家族4人で幸せな家庭を築いています。
漢方薬は周期を整えながら排卵のチャンスを掴めば自然妊娠も可能です。
根気よく付き合ってくだされば、良い排卵に会うことができます。
学生さんのPCOS
大学1年生のSさん(19歳)。お母さんと一緒にご相談に来られました。
お聞きしますと、初潮以来ずっと月経不順だったとの事。
最近になり、病院受診するとLH>FSHの値が高く「多嚢胞卵巣症候群」と診断され、
ルトラールという黄体ホルモンを処方され、10日間服用後3日で月経がはじまるといいます。
その後、服用しては月経を起こしていましたが、ホルモン剤に頼らず、自力排卵、月経が来るように根本的に治さなくてはいけないと思い、漢方薬をのもうとご相談に来られたのです。
痩せてスマートなSさん。きれいで、きっと男性の注目の的なのでしょう!
漢方的には脾腎陽虚、肝鬱オ血タイプ。
漢方薬を服用してもらい、3か月過ぎるころには、オリモノが見られ、排卵らしき体温になり、
待望の月経が来ました。
その後40~50日周期になり、徐々に周期も短くなり、30日で来潮するようになりました。
大学を卒業するまでの4年間で、きちんと月経が周期的に来るようになり、漢方薬を卒業して、
社会人になってくれました。
このようにPCOSは若い方に多く、体調を整えていく中で、月経周期も整っていくことがあります。
身体のために、今のうちからホルモンバランスを整え、結婚してからご希望通りご懐妊できたら、
素晴らしいですね。
漢方薬はPCOSのかたの味方です。いつでもご相談ください。
有名な揚州チャーハン
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