無月経と現代医学と漢方薬
先日とても深刻なご相談の電話が入りました。
遠方からです。
中学生の御嬢さんのことです。今まで月経が来ていません。
家族が心配して大病院の婦人科を受診されました。
いろいろな検査の結果、Drの診断は「FSHが異常高値ですから、卵巣の働きが
悪くなる<卵巣早衰>です。今のうちにはやく卵巣を摘出して冷凍保存し、
成人して赤ちゃんが欲しくなったら、その時解凍して卵を作ったらよい。
卵巣が見えているうちに、早くしないと卵巣が衰えてくるからもうダメになりますよ」
とのお話で、動転してご相談のお電話いただいたのでした。
まず、中学生の年代です。
初潮も遅れているのです。スポーツもされていて体は筋肉質。
これでは男性ホルモンも高いと想像されます。
お答えしたのは、まだ10代の中ば体も器官も成長過程です。
まだまだ女性として発達の途上段階。
これから子宮も卵巣も卵管も十分な力を蓄えて、成長していく時期です。
まだ10代なので慌てずにしっかり体つくりをしていくことがお子様の将来にも
大きくかかわる事なので、漢方薬で体調を整えていくことが大事とお話ししました。
また、この方法(卵巣冷凍保存)は医学界に一時期衝撃が走りましたが、症例数も少なく、成功率もひくく、
いわば賭けのようなものなのです。
お母様も「卵巣摘出に反対」されていましたが、今のうちに取るなら、将来子供が欲しいときに卵胞の
発育が望めると言われ、悩み困り果ててご相談をくれたようです。
皆様ならどうされますか?
私は、「漢方薬をのんで、遅れている成長を促し、まずはしっかり月経周期を整えることが大事ですね」
とお答えしました。
現代医学が素晴らしく早いスピードで進化していきます。
やがて皮膚から卵胞が作れる時代、iPS細胞の時代がすぐそこに来ています。
しかし、本来の体づくりができていなければ実のなる接ぎ木はできないでしょう!
漢方薬ならそのお手伝いができると思います。
中国南京にて、特大の霊芝
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