季節性と妊娠

先週は「おかげさまで妊娠しました!」の電話が多く嬉しい悲鳴でした。

何度もIVFに挑戦してもなかなか胚移植に進めなかったKさん、Mさん、Fさんがやっと妊娠、心拍確認できました。
自分にはもう子供が出来ないかもしれないと半ば諦めていたというEさんの自然妊娠。
2人目のTさん、Kさんの自然妊娠。
長い間漢方薬を服用していただいたFさん、Uさんの出産間近の報告。
まだ妊娠しないだろうと海外旅行を組んでしまったKさん。
漢方薬の早い効果に驚いたNさん。
本当に2~3日の集中おめでたコールでビックリしました。

私の相談机のボードには心拍確認された方のお名前が並んでいます。それを見ながらいつも「どうしているかな?順調かな?」と思いをめぐらせているのです。月別数を見ますと3月4月が圧倒的に多いのです。

自然現象と生殖(妊娠)には何か関係があるのでしょうか?
本(生殖医学・廣井正彦著)を調べますと「季節が間脳下垂体複腎系や松果体などに影響を与えて神経伝達物質に変化を及ぼしている」とかかれています。

また赤毛猿でのIVFの際に非繁殖期に比して繁殖期では卵の成熟度が50~60%も上昇するといわれています。その後の研究では3~7月が卵の成熟度が高く、2月が最も低いことが確認されたといいます。

女性の生殖現象にも季節性がみられ、世界的にも暖かい時期に妊娠率がピークを示しているそうです。
人の精子濃度も7月~9月には減少し2月~3月には上昇するといわれています。

自然界と共に生きる思想の漢方の世界では、春は万物の生命が芽生えるといいます。木々の目が膨らみ始め動物も眠りから覚め動き出し発情期を迎えます。
やはり「命の芽生えも自然界と一緒」で「3月4月は妊娠が多い」のだなと感じ入りました。

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