第12回ひよこママの会

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  開催日:2008年4月9日(水)13:30~15:30

■「気になること」、「聞きたいこと」の質問の回答

Q: 成長・発達が順調なのか?不安になる。
A: 一般的な成長曲線と同じカーブで成長していれば、時期的な早い遅いがあっても問題ない。著しくカーブからずれていれば小児科に相談に行く。

Q4: 子供との過ごし方、この月例でもっとやってあげたほうが良いことを知りたい。
A: 小さい頃の「良い思い出」は、成長し大人になった後の「原風景」として残ります。そしてこの「原風景」こそが、何か問題が生じた際に、それを乗り越える力の「源」となります。よって、一緒に良い思い出を作れるように、人と人との交流を楽しむようにしましょう。2歳まではTVをつけっぱなしにしない。

Q: 熱や風邪を引いたときの対応などを知りたい。
A:  赤ちゃんの体温で、37.2~3℃(夏場では、37.5~6℃)はまだ平熱。また、1日に±1℃は日内変動する。たとえ39度あっても元気に遊んだり寝ていれば、体温を下げる必要は無い。ただし、ぐったりしたり母乳が飲めない場合は下げたほうが良い。発熱反応は、体の免疫系が活性化している証拠である。原則として、家庭内では「熱冷まし」は用いない。心配な場合は、小児科に来院し医者の指示を仰ぐ

■「診察室からみた赤ちゃんの発達」 と 「ありふれた病気」

(1) 1~2ヶ月の赤ちゃん・・・泣く・笑う・眠るのもマイペース
自分の内なるリズムで生きています。お母さんの顔はしっかり見て、顔を覚えてる時期です。

(2) 4ヶ月・・・人の顔を見つけたらにっこり笑顔、家族でも家族以外の人でも、あやしてもらうのが大好きな笑顔の時期。

(3)6ヶ月・・・人の顔を、じーっと見つめる
   家でいつも見る家族の顔と、初めてあう人の顔の違いが分かってくる時期です。

(4)8ヶ月・・・なんだか不安
  顔の違いが認識でき、人見知りが当たり前の時期です。
*自閉症の子供は、人見知りをしないことが多いです。 

(5)1歳・・・人の仕草を観察し、真似したい
  何回も何回も同じことを繰り返す、また繰り返してほしい時期です。
  *もっと、もっと」が素晴らしい発達のためのエネルギーです。

(6) 1歳半・・・駄々こねと、「いや!」が大好き1_3
  自分で「選択」する時期です。少し待って、本人の選択を待ちましょう。
*ダダこねしだすとOK!!

(7)2~3歳・・・新しい場所では、恥ずかしくてもじもじ
  人や場所に慣れるとやんちゃ

(8)4歳・・・我慢ができる
  発達段階での大きな節目の時期です。

■赤ちゃんの時期に大切なことは   

1、笑う・声を出す・泣くなどすると、お母さんは答えてくれる
⇒ 生涯にわたって人への安心感が育つ

2、人と人との交流を楽しむ
⇒ 2歳までは、TVをつけっぱなしにしない!想像力が育ちません。

3、赤ちゃんや子供が一所懸命に考えてるときは、まわりの大人は待ってあげる。
⇒ 育児において「待つ」ことはとても大切、考える力を育ててあげて
心の発達を促し、想像力を育ててあげましょう。

■乳幼児の食生活

母乳か人工乳か? ・・・人工乳の改良は進んでいる
初乳には、感染症の発症を抑える分泌型IgA抗体、白血球、ラクトフェリンなどが含まれます。しかし、最近の人工乳には感染防御因子も含まれてきています。感染症に関しては、大きな差はなくなりつつあります。
飲みすぎの傾向は「人工乳」のほうにあります。
 「 to know your own child 」 (あなた自身の子供のことをよく知る) が基本!
 
■ありふれた病気
 『第11回ひよこママの会』の内容と同様ですので、参照ください

■「ワクチン接種」について2_2

予防接種の種類は前回の説明にあったが、これに加えMRワクチンは、1回の接種で98%以上が抗体を獲得するが、ある時期から抗体価が低下する。そのために、小学校に上がる前か小学1年生の時期に2回目の接種を行う。

■育児を考える上で一緒に考えてほしいこと
 河合 隼雄著「子どもと悪」  岩波書店 の中に掲載されている
 鹿島和夫・灰谷健次郎 「 1年1組 せんせいあのね 」 理論者、1981年より
う そ
ごうだ なおと
ぼくは学校やすみました
おかあさんにうそをついたからです
なんのうそかというといえません
おかあさんをなかしてしまいました
ぼくもなきました
おかあさんは
こんなおもいやりのない子とはおもわんかった
こんなくやしいおもいをしたのは
はじめてやといいました
ぼくはあほでまぬけで
ばかなことをしたとおもった
ぼくもかなしくてこころがいたい
それでもおかあさんは
なおちゃんのことがだれよりもすきやでと
だきしめてくれました
もうにどとしません

この詩で伝わる1つの考えは、「子どもは悪いことをするもの」という認識で、「いい子に育てよう」と意気込みすぎないこと。 また、とった行為は否定しても、子どもを叱りっ放しにせずに、痛みを共感し愛情を伝えて、子ども自身は受け入れてやること。

■「第11回ひよこママの会」からの伝言
育児では、待つことがとても重要です。それぞれの月例に応じて、子どもとふれあっていき、子どもが一生懸命考えているときは、待つことで考える力や選択力を育ててあげて、心の発達を促しましょう。

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