古典にみる「中医不妊治療」NO1
1か月前に中国・武漢研修に行ったとき、湖北省中医院の婦人科で高名な教授の
講義を受けました。
その中で不妊の臨床症状、治療で注目に値するお話を聞きました。
「痩身不妊」という論述があり、身体が痩せる、元気がない方の不妊治療には、
補血滋陰しなければならないとのお話でした。
そういえば、赤ちゃんが欲しいかたで、当店に相談に来られるかたの中には、やせているかたがおられます。先日もとても身長が高く(170㎝―48㎏)スタイルは抜群ですが、痩せすぎなかたが来られました。
意識して痩せようと思ったわけではないのですが、なかなか太らなく、どんどん痩せてきたようです。
このかたのBMIは16・6で「痩せすぎ」になってしまいます。BMIが16では月経がストップしてしまいますね。
このかたにはしっかり食事をとって少しでも太っていただくことをお話ししました。
中国300年に、すでに「痩身不妊」という言葉が使われていたということは、驚きでした。
原因は気虚と考えるが血虚と陰虚火旺が原因と指摘されています。
現代に通じる話で、拒食症の方、ダイエットで激やせして月経が来なくなった方たちもこの範疇に分けられますね。治療としては私たちが良く使っている、四物湯がベースになって、血を増やし月経周期を整えることが大事と言われています。
古典にみる不妊症の話し、現代にも通じて感心しています。
投稿者:古村滋子
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