卵子提供のあゆみ
20数年前の不妊カウンセリング学会で、アメリカで卵子提供を行っていた方の講演を聞き、「卵子提供」という方法があることを初めて知ったのでした。
挙児希望のAさんが藁にもすがる思いで、卵子提供を求めてアメリカに行かれたのはもう20年前のことでした。
当時、アメリカでは日本人留学生の卵子を提供してくれるという事で、Aさんは3~4回ほどアメリカに行き、卵子の提供を受けました。一度流産されましたが残念ながら授かることができませんでした。旅費も含めて高額な医療費でした。
日本では第3者からの卵子提供はごく限定的な条件下(例えば20歳以上で35歳未満の成人女性で身体的・精神的に健康であることなど)、で行われていますが、実績が非常に少ないのが現状です。
国内で非配偶者間の卵子提供を実施できるのは、生殖補助医療専門クリニックのネットワークであるJISART(日本生殖補助医療標準化機関)に認定された施設のみで、全国で28施設、関西でも6施設あります。
JISART の統計では、卵子提供による体外受精は2007年から2026年6月30日(現在)までの累計では177件、出生児は136人となっています。
当店には海外での卵子提供で赤ちゃんを授かった方が数名おられます。
台湾、タイ、アメリカなどの海外の卵子提供者数は多くなっている傾向が見られます。
お腹を痛めた我が子を胸に抱くことができた喜びは、お金に換えられないものがあります。
「やっと幸せをつかみました」母親になった幸せの顔がまぶしいです。

夏を迎える百日紅(サルスベリ)
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