気分爽快「五月の勉強会」
1年の中で最も爽やかな季節。
新学期でスタートした4月も、5月に入りなんとなく落ち着きが出てきて、
それぞれのペースですすんでいく感がしています。
そんな中、今月も古典の勉強会をしました。
「黄帝内径素問」「傷寒論」「症例検討会」なんと盛りだくさんです。
しっかり予習と復習をしていかないと大変ですが、なかなか時間が取れず、
いつも前日にあわてて「今月の範囲」を確認する始末です。
黄帝内径では診断学の勉強をしました。
如何に患者様の情報を掴むか?頭痛と言っても、朝方痛いのか?日中気温が上がってくると痛いのか?
疲れると痛いのか?夕方なのか?傷む時間帯はいつか。
傷む部位は、頭全体、偏頭痛、後頭部なのか?痛みかたは、ズキズキ、ガーン、キリキリ、ドックン・ドックン?などでお薬が違ってくるのです。
その情報をつかめないと、その症状にぴったり合うお薬が決められないのです。
傷寒論では良く使われる「桂枝湯」と「麻黄湯」の処方解説を学びました。
流石と思われる解説には感服して聞いていました。
後であの時聞いておけばよかったと後悔しないよう、
「一期一会」勉強できる幸せを感じて、5月の勉強会を頑張りました。
投稿者:古村滋子