樹齢900年の恵み

古事記・日本書紀によると、世界にはまだ大地がなくドロドロした状態だった頃に、天上の神々が男神・伊弊諾(いざなぎ)と女神・伊弊持(いぎなみ)に「地上はまだ漂うばかりだから、これを固め、国を造りあげよ」と命じました。

その時に、ドロドロの海原を矛でかき回し、矛の先から滴り落ちた潮が凝り固り、島が誕生したこの島が「おのころ島」といわれ、現在の淡路町の絵島、洲本市の成山、南淡町の沼島ともいわれています。

日本列島の最初の陸地として誕生した「淡路島」に日本最古のお社である「いざなぎ神社」があります。その境内にある樹齢900年になる天然記念物の「夫婦大楠」。

日本を産み出した男神・伊弊諾(いざなぎ)と女神・伊弊持(いぎなみ)の命に、その「産み」のパワーを恵んでもらおうということでそのようになったのか、「子授けのご利益がある」と言われています。

大きな楠の木の下で は、樹齢900年も生きてきたその漲ったパワーのシャワーを浴びることができます。

一昨日に撮った小さな写真にて、その「ご利益のパワー」をみなさまに差し上げます!

漢方の力

31歳Kさん。結婚5年目。結婚当初は夫婦2人で楽しもうと避妊をしていましたが、3年目よりそろそろ子供のことを考え始めました。

年齢も20代で、すぐにでも授かるだろうと思っていたのですが、全く兆しも見えず、そして婦人科へ。

その結果は、高プロラクチン血症、排卵障害でした。その後通院されたのは1年間。行った治療は「『カバサール』を週1回服用すること」でした。『カバサール』はもともとパーキンソン病の治療薬としてのみ承認されていましたが、2003年4月に高プロラクチンの治療に対しても承認され、使われるようになっているものです。

Kさんは、タイミングを合わせては、毎回期待に胸を膨らませていましたが、やはり全く兆しも見えないまま時が過ぎていきました。

30歳を過ぎ、悶々としていた頃、ネットにて検索中『漢方による不妊治療』の文字が目に飛び込んできたのです。これだ!!!

早速メールにて問い合わせされたのが、昨年の7月。それ以降、周期療法による漢方治療を始められました。

当初のKさんの状態は、排卵がスムーズに行っていないために、高温期の立ち上がりが悪く、高温期の前半は体温が上がりきらず波状型の基礎体温表でしたので、黄体ホルモンの不足が考えられました。

そのため、排卵期に「五霊脂」や「冠元顆粒」「爽月宝」などの薬の調整を1周期ごとに行いました。

そんな中、10月、高温期初めに出血があり、婦人科では「排卵がうまく行ってないための出血」と診断されましたので、漢方薬は「田七人参」にて経過をみることにしました。

そして翌月、10月の出血は「子宮外妊娠」であったとの報告を受けました。

「子宮外」であったけれども始めての「妊娠」。今まで全く兆しすらなかった「可能性の芽」が吹き始めたことに、Kさんは長い冬を越えた後の「春の暖かみ」を感じられた様子でした。

この芽吹きの時を逃さぬように、また11月より体調を整え次回に望めるよう漢方治療は続きました。

そして、年が明け、旧正月を迎えた2月。Kさんよりメール。

「妊娠5週目です」と。

10月の「初めての可能性」はもう可能性ではなく、確実としたものに変わりつつあることが感じ取れた瞬間でした。

確実に「よろこび」を感じられる漢方薬。

もっと多くの人に、この「よろこび」を感じて欲しいと願っています。

子育てコーチング

小さなお子様をお持ちのパパやママなら一度は感じるであろう「育児ストレス」。

エスカレートして虐待にならないようにしたいものです。虐待までいかなくても、思わず声を荒げて怒ってしまい、後で後悔して悩むことはしばしばあるのではないでしょうか。

子育てに悩むパパやママをサポートし、「子育てコーチング」をされている川井道子さんの「子育てに効果的な7つの決め技」を紹介しましょう。

★承認・・・言葉や行動などから子供のメッセージをしっかりと受け止め、アドバイスは後からする

★傾聴・・・子供の話を聞くときは用事をしている手を止める

★リフレイン・・・子供の発言の語尾などを繰り返す

★先入観を持たない・・・子供はこういうもの、と思い込まない

★質問・・・子供が失敗しても「どうしたらいいのかな?」などと問いかけて一緒にその原因を探す

★沈黙・・・急かないで子供が話し始めるまで黙って待つ

例えば「おもちゃ買ってくれなきゃヤダヤダ!」と言って駄々をこねたら「嫌なのね」とリフレイン。「こんなのしたくない!」と言ったら「そっか、したくないんだ」とまたリフレイン。

これで、子供は「ヤダ」「したくない」という気持ちを分かってくれたと安心し、駄々をこねてた気持ちも収まってしまうのです。

「どうして嫌なの?!」「どうしてしたくないの?!」と子供の気持ちを否定するような言葉を言うと、子供の気持ちが満たされずにますます駄々をこねることになってしまうのです。

ただリフレインの後は、しっかりと正しいことを伝えないといけません。まずは子供の気持ちを受け止めて、安心させてから「おもちゃを買って欲しいのね。でもね、今日はもう買えないよ。」「これがしたいのね。だけどもう帰る時間だよ。」などと伝えること。

受け入れるところはしっかりと受け止め、譲れないところはしっかりと伝える。子供に合わせてじっくりと待つ。

楽しく育児ができるためには、「子供とのコミュニケーションをいかにうまく取ることができるか」に掛かっていると思います。今一度、川井さんの「7つの決め技」がちゃんとできているか、チェックしてみてください。

中国何千年

中国では、人口の増加を防ぐために「一人っ子政策」がなされて久しいですが、「1人しか作ってはいけない」ということ以前に「1人もできない」というカップルが、8組に1組の割合でいると言われています。

(ただ「1人しか作ってはいけない」のではなく、「2人以上作っても良いが税金がかなり高くなる。税金を払うなら良い。」という制度だということは、中国の資産家達の家庭を見るとわかり、その辺が中国らしいな、と思う部分でもあります。)

日本では、その割合は10組に1組だそうです。韓国でも不妊治療は盛んであるし、アメリカなどでは他人のお腹を借りて出産する代理母出産も行われているように、「不妊」の悩みは国内外を問わず、世界中に広がっているものだと改めて感じさせられます。

昔から同様にこの様な悩みはあったのでしょうが、「不妊の悩み」は他人にはなかなか理解されないために治療を受けにくく、そのために近年まであまり治療も進んでいなかったのかもしれません。

しかし近年では、その技術はますます高度化し、高度生殖医療を行う病院が増えてきているために、治療も受けやすくなってきたと言えます。

そんな中、中国でも高度生殖医療を実施する施設も増え、不妊で悩むカップルも治療を受けやすくなったようです。ただ、中国では幼い頃より西洋薬よりも漢方薬に馴染みがあるために、西洋医学の治療にて問題がなかった場合は、多くのカップルが中医学に基づいた漢方治療を選ぶようです。

中国何千年もの歴史の中で育まれてきた中医学には、まだまだ学ぶべきことがたくさんあります。私達も多くの中国の症例を基にして、日々「何が問題なのか」「何が必要なのか」を探り当て「その人に合った治療」が提供できるように努めています。

受験シーズン

1月のセンター試験から始まり、今、受験シーズン真っ只中。

かなりのストレスに月経が不順になってしまうことも多くあります。

月経不順には、周期が早まってしまう「経早」、周期が遅れてしまう「経遅」、周期が短くなったり遅くなったりする「経乱」があります。

19歳のYさん。昨年は思い通りの結果にならなかったために予備校生活を選びました。「予備校生活も1年間で済ませたい。今年は落ちるわけにはいかない。」という思いが昨年よりも更なるストレスとなり、「経遅」の症状が久々に今月出ました。

昨年は元々過敏症のために、幾度となく気欝に陥り、月経が遅れることはしばしばありました。しかし、過敏症の治療に週1回のペースの鍼灸治療を重ね、昨年春より「経遅」の症状も出ないようになっていました。

ところが、今年に入り、いよいよ「受験」というこの時期。やはり「気欝」が激しく、「経遅」の症状が出てしまいました。

「気欝」により、情志が抑鬱して肝気の疏泄が悪いために、「気滞血お」となり、衝脈・任脈・子宮をめぐる経絡の血液運行も停滞し、排泄されず、月経が遅れるのです。

改善策は、血液の運行を良くするように停滞している経絡の流れを疏通することです。

Yさんの場合は、おそらく受験が終わる来週末に「ホッ」として気が緩むとともに、経絡の流れが良くなり、来潮するものと思われます。

しかし、今の時点では受験が終わるまでは待てず、「気欝」の症状があると頭も働かなくなるために、鍼灸の力を借りて、疏通することにしました。

こんな場合漢方では「冠元顆粒」や「桂枝茯苓丸」「逍遥丸」などにて治療をするのですが、Yさんの場合は過敏症のために漢方は服用できないために、鍼灸にて治療をされました。

明日からまた続く試験では、すっきりした頭で挑むことができることでしょう。

春を迎える前に

今日は、二十四節気の大寒の最後の日で、「節分」です。新しい春を迎える前の厄払いの行事の「豆まき」が各地で行われています。

豆をまくのは、厄年の人。その厄年の人が節分の夜に厄払いをし、翌日には春が訪れるという慣わしです。

その豆ですが、「五色豆」と「福豆」があります。

「五色豆」はその名の通り、5色の豆なのですが、「青・赤・黄・白・黒」の色は、陰陽五行に基づく「木・火・土・金・水」つまり「春・夏・土用・秋・冬」の色なのです。この自然界の5つの色で邪気を祓い、福を招くのです。

そして「福豆」。

これは「福は内、鬼は外」との掛け声と共に撒かれるもので、これも邪気を祓い、福を呼ぶのです。豆は「魔滅(まめ)」の意味より、「鬼やらい」に使われるようになったとか。

また年の数より1つ多い数の豆を食べるのは、来る年の福を願う心を託したためだそうです。

この「鬼は外」の「鬼」ですが、何も悪いものの象徴ばかりではないのです。

その昔は「疫病」などが流行り、そのなす術もなかった人々の命を奪う奇妙な病は、すべて鬼や怨念などのせいにされていたために、「鬼」と言えば「恐い顔」となってしまったのですが、恐い顔になってしまったのも室町時代からとのこと。

鬼は人々の生活を脅かす妖怪ですが、悪霊を抑える力強い「善鬼」として「鬼瓦」としても扱われてきましたし、今でも古いお家の屋根には「鬼瓦」が睨んでいる姿も見られることでしょう。

平安時代では、その「鬼瓦」も愛嬌のある顔で家を守っていたようです。

節分の日の「豆まき」の時、いつもお父さんが「鬼」のお面を被っていると知っているのに、泣いてしまう4歳のTくん。平安時代の「愛嬌のある鬼」だったら泣かなくても良かったかもしれませんね。Tくんは今年も泣いてしまったのかな?

排卵期の腰痛

10年以上のホルモン治療を半年前に止めて、漢方と鍼灸の治療に変更されたYさん32歳。

今まで10年以上もホルモンにより生理を起こさせていたことの名残で、少し卵胞期が長くなっています。今周期は特に長引いているようで、本日周期20日目で、まだ排卵しない様子。

そんな中、「腰痛が起こった」と鍼灸治療に来店されました。

よく診てみると、「腰痛」という位置でも痛みでもなく、「仙骨部が下に引っ張られるような重だるさ」がYさんが感じている症状でした。

卵胞期は陰であり、そこから高温期の陽に移るのですが、その途中の排卵期は陰の中に陽が存在する期間です。つまり、卵胞が陰でその陰を動かす力が排卵の陽であるのです。

その陽の力が足りないために、排卵ができずにいる状態となり、胞脈(子宮を巡る脈)が滞り、その表裏にある仙骨部や下腹に痛みや重だるさを生じさせているのがYさんの症状です。

Yさんの場合は、長年のホルモン治療による「腎気」の不足もありますので、「腎気」を強め、「任脈」を通じさせるような治療を行いました。

加えて排卵を促進させるように「陽」を増やすツボにも治療を行いました。

Yさんのように排卵の力不足だけでなく、不妊や生理不順の原因は、先天的なものの異常を除くと、多くは「腎気不足」や「衝任脈の気血不足」によるものです。

そのバランスを整える治療をすれば、月経周期が整い、妊娠することも可能になるのです。あくまでも自然の流れに逆らわず、自分の力を呼び起こすように治療をすることが大切です。スムーズに治っていくためには、無理なホルモン治療を何ヶ月も続けることは避けたいものです。

インフルエンザ?!

やっとやっと妊娠された43歳Sさん。

ここまで長い長い道のりでした。妊娠反応が出たのも今回初めてのこと。

でも妊娠反応が出たばかりの初期なので、これからもまだまだ気をつけないといけないのですが・・・!

妊娠の報告に旦那様と来店されたSさん。そのお顔には大きなマスクがかけられていました。

「どうしました?お風邪ですか?」

「もしかしたらインフルエンザかも・・・」

大変です!

風邪でもインフルエンザでも同じですが、妊娠中は西洋薬は服用することはできません。こんな時期に抗生物質などのきつい薬を服用すると、胎児の発育に問題が生じる可能性があります。

こんな時に唯一頼れるのが漢方薬です。西洋薬は服用してはいけませんが、漢方薬は服用しても大丈夫です。しかし、漢方薬だからといって、決してご自分で判断して服用しないようにしてください。ここは大事な注意点です。

Sさんには、「天津感冒片」と「衛益顆粒」、「板藍茶」をお勧めしました。

やっとやっと初めて授かった命なのに、こんな風邪(インフルエンザ?)菌なんかに負けてはいられません!しっかり漢方にて撃退しましょう。

この時期に妊娠されている方は、この風邪菌が飛び交う今のこの時期は、あまり人ごみの多いところにでないようにして、疲れがでない程度にゆっくり休み、療養することが大切です。人ごみに出た日には必ず「うがい」「手洗い」を忘れずに。

ぷれ更年期

★生理時の出血量が減ってきた★生理の周期が短くなってきた★顔がほてることがある★腰や手足が冷えやすい★息切れや動悸がする★頭痛、めまい、吐き気がある★疲れやすい★肩こり、腰痛、手足の痛みがある★膝や手首など関節が痛むことがある★ダイエットをしても体重がなかなか減らない★目がかすんだり、肌や口の中が乾いたりする★髪にハリがなくなった、白髪が目立つ★爪が割れやすくなった★寝つきが悪い、眠りが浅い★怒りやすく、すぐにイライラする★くよくよしたり憂鬱になったりする★固有名詞が思い出せなくなった★小さなことや昔のことが気になる★意欲が低下したと感じる

さて、該当するものはいくつありましたか?

これらの症状は「更年期症状」と呼ばれるもののうちで代表的なものです。

このような症状が、最近の40歳前後の女性に多く見られるようになっています。所謂「ぷれ更年期」です。

だんだんと女性が社会の重要なポストにつくようになった現代では、男性に負けじと、どうしても頑張りすぎてしまった結果、女性ホルモンのバランスを崩し、更年期のような症状を訴える人が増えてしまったようです。

こんなときは、それ以上無理をせずに「婦人科」や「漢方」の扉を叩いてください。

婦人科では、場合によっては、低用量ピルや各種ホルモン剤の服用をする治療を行ったりしますが、まだ「ぷれ更年期」の程度であれば、漢方で十分に対応できます。ホルモン剤ではなく、自然の薬草を使って、自分の力を呼び起こすようにする方が体に無理なく自然です。

「ぷれ」でない「更年期」が訪れる前に、自分の体質を見直し、30代から改善できることを早めにしておくことも大切です。自分の体の主張に対して騙し騙しで進まずに、きちんと向き合って対処していくようにしてください。

心落ち着くところ

41歳Yさん。

ご主人も子供が大好きで、早く子供が欲しいな、と思いながら、自然に時が流れるまま過ごされ、気がつくと、40歳が目の前に迫った歳になってしまっていました。

それを機会に、病院での検査をされたのですが、これといった問題点もなく、強いて言えば少しエストロゲンの値が低いことと、ヒューナーテストが少し良い結果でなかったことくらいでした。

人工受精を何回も試したけれども成功せず。いつも医師からは「卵の状態も良いですから、良い結果となるでしょう」と言われるために、いつも妊娠した気になり、しかしいつも生理が来て、がっくりする・・・、の繰り返し。

「やはり体質改善をしなければ」と思った2年前、ネットで検索した東京の漢方薬局へ問い合わせをされ、1年間、そこで処方された煎じ薬を服用していました。

京都にお住まいのYさんでしたが、わざわざ東京まで足を運び、体質の改善を望まれたのです。

そこでは、「お腹が硬いことが不妊の原因だ」と言われ、それを改善するためのお薬を処方されていたそうです。おそらく「お腹」というよりも、「子宮内膜がふかふかとした柔らかいものになる」ような処方だったのでしょう。

しかし、低温期の乱れは改善せず、嬉しい結果も得られないまま1年が経ってしまいました。

だんだんと焦りが出てきた1年前、新たにネットにて不妊治療を行っている漢方薬局を検索し、当店に辿りつかれたのです。

そしてまた新たな周期療法による漢方薬の治療が始まりました。

ただ「早く早く」と思うYさんの気持ちと、漢方薬による「長年に出来上がった体質の改善」が緩やかなスピードであるために、約1年間服用された昨年末にまた焦りが出てきました。

そして有名な婦人科医院の扉を叩かれたのです。

そこでYさんは「卵巣機能不全による不妊症」であると診断されたのでしょうか、「卵巣をしばらく休め、次の周期に良い卵が作れるようにしましょう」と言われ、「ノアルテン」の服用を指示されました。

「ノアルテン」は女性ホルモン薬です。

これは、女性ホルモンの不足やバランスのくずれで起こるいろいろな症状を改善するものですが、Yさんの場合は、少し月経周期は短いものの排卵は行われていて、周期の乱れもないにも関わらず、排卵を止め、いつもの周期では生理を来ないように調整されました。

いつも「自然にしたい」と願っていたYさんにとって、その治療は意に反するものでした。

一度はその治療にかけてみようかとも考えましたが、やはり意に反することはやりたくない、と迷いつつもまた別の婦人科医院の扉を叩きました。

そして、そこでは、Yさんの「なるべく自然のままでやりたい」という意向に沿った治療法で行ってくれること、を説明されました。やっと自分の留まる場所を見つけることができたのです。

これからは漢方薬にて体質改善をしつつ、誘発剤などを使用せずに自力で作った卵胞を採卵し、体外受精を計画されています。

Yさんは自分に合うものに辿りつくまでいろんな扉を叩き、途中で諦めることなく探し続けてこられました。その甲斐あって、ようやく心が落ち着く場所に辿りつき、不安が取り除かれ、新たな気持ちで治療に望むことができるようになったのです。

きっと近いうちにYさんは喜びを手にすることができるでしょう。

もし、今の治療に何か不安や疑問を持っている人は、Yさんのように諦めずに、是非「自分が信用でき安心できるところ」を見つけてください。心が落ち着かなければ良い結果は生まれないものです。