漢方相談会

昨日は中医師・劉伶先生同席の相談会でした。
足元の悪い中、たくさんのお客様が来店されました。
ありがとうございました!

実は、劉伶先生が間違えて四条店の方に行ってしまわれ、
あわてて宇治に向かうというアクシデントがあり、
開始が少し遅れてしまいました。

お待たせしたお客様、本当に申し訳ありませんでした!

おめでとうございます

明けましておめでとうございます。
昨年は経済界も社会的状況も暗いまま年を越すことになりました。そんな中でも頑張っているプレママ達との沢山の出会いがあり、[E:sun]一緒に頑張ってきました。
今年もより良い環境の中で、焦らず!、怒らず!、悲しまず!、夫婦仲良く共に目的に向かって歩んでいきましょう。
今年もよろしくお願いいたします。m(__)m

今年も100人突破です 

昨年に引き続き妊娠された方が100人を越えました。

うれしいです。

願いが叶えられた皆さんと喜びを分かち合えることが何よりうれしいです。

この100人の方にはそれぞれドラマがあります。

初めて妊娠される方、2人目の方、3人目の方など。自然で、あるいは人工授精で…体外受精で・・・。なかなか卵胞が育たないと悩まれる方、子宮内膜が薄いと悩まれるかた、基礎体温表(BBT)が一相性の方、FSHが異常に高い方、流産を繰り返されている方など様々でした。

年令も20代~40代と幅広いのですが、今年は30代後半から40代にかけての高齢妊娠の方が多かったようです。

今年はまだ1ヶ月残しています。まだまだ妊娠される方が膨れますよう頑張りたいと思います。

南京・厦門へ不妊症研修に出発

毎年中国の中医薬大学にて行われる「周期療法」「流産」「免疫不妊」などをテーマとした研修に参加していますが、今年は6回目になります。

毎回楽しみでもあり、一生懸命学習してこようとの意気込みでいつも気を張り詰めて、緊張して出発します。

南京中医薬大学では、周期療法の権威者、<夏桂成教授>から講義を受け、外来の診察に同席して学んできます。南京中医薬大学の附属病院では、70歳を過ぎてもお元気な夏先生の理論と実践の場を体験します。

今回は初めて厦門(アモイ)の中医薬大学でも講義を受けてきますので楽しみです。

皆様には留守の間ご迷惑をおかけいたしますが、学んできたことをお返し、願いを叶える力にしていきたいと思います。宜しくお願い致します。

不妊セミナー報告 2

昨日に続き、もう一つの講演は・・・

中医師であり、日本カウンセリング学会の不妊カウンセラーとして、日夜大活躍しておられる<劉伶先生>のご講演は、大変興味ある「卵巣年令」とその対策とも言うべき「補腎補血」のお話でした。

先ず、「身体の生殖機能は腎の機能によって成熟し、衰退する」といい、五臓六腑の機能を話されました。そして、中医学の基本である「腎」の概念を女性の一生 (少女期~思春期~成熟期~更年期~老年期) を腎精の盛衰で話されました。40歳なると腎の衰えが始まり、山くだりのように機能が低下し、老化が始まってくる、従って卵巣年令は腎とのかかわりが重要で、腎が弱まってくると<腎虚>となり、血が不足すると<血虚>になって生殖能力が落ちてくると説明されました。

また、「排卵していない卵巣は血流が悪い」 「卵巣血行障害では卵子が自然消滅する」と重要な発言がなされました。したがって、補腎補血で腎虚を改善し、血液で充満した子宮にしていくことが治療になると指摘されました。

中でも<冠元顆粒>の薬理データーを示され、血行改善の素晴らしさを紹介されました。更に、中国でなされた、<婦宝当帰膠>の子宮内膜の対する実験を披露され、クロミッド服用後薄くなった子宮内膜に婦宝当帰膠を服用して回復したこと、去勢された雄鶏のとさかを補血剤で見事に修復されたことを、映像で説明されました。

卵巣年令を若く保つためには<補腎・補血がポイント>であることを話されました。

中山先生>からは西洋医学の最先端の技術や理論を、<劉伶先生>からは中医学的な立場から理論と実践的なことをお話いただき、まさしく東西合作医療が理想的であると確信したセミナーでした。