「中医不妊症専門講座」に参加  NO1

8月26日(土)お店をお休みさせていただき、不妊症の研修に東京に出かけました。
(留守の間にご来店いただいたお客様、ご来店を予定されていたお客様、ご迷惑をおかけしました)

不妊症を専門に取り組んでかれこれ15年たちます。
今やどの薬局、どの鍼灸院も「不妊症」「子宝」を掲げて宣伝していますが、当時はごく少数の方だけが専門として取り組んでいました。

私も15年研鑚を積んで、奥深い理論と難しい実践に日々努力しているところです。

その、母体となる中医不妊症専門講座の勉強会がありました。

一コマ目は
中医師の王愛延先生の「中西医結合による男性不妊の対応法」としてのお話でした。
私のお店にもよくご主人のご相談があります。
「臨床では男性不妊の34%の患者は症状がない。男性不妊の57.6%の患者さんには陰陽のアンバランスが見当たらない」といいます。それだけお薬を決めるのが難しいことになりますのでよ~くお話を聞き、問診をしっかりすることが大事なのでしょう。

WHO基準2010年(第5版)最新の基準です。
精液量:1.5ml以上
PH:7.2以上
精子濃度:1,500万以上/ml
総精子数:3,900万以上
運動率:40%以上
正常形態率:4%以上
生存率:58%以上
白血球:100万未満/ml

よく遭遇する症状の基準値は
*乏精子症(<2000万)精液減少症(<1.5ml)
*精子無力症(A+B<50%)
*奇形精子症(>96%、)脳精液症(WBC>100万/ml)
*精索静脈瘤
*免疫性不妊(精子不動化抗体陽性、自己免疫)
*不育症(習慣性流産)

になります。

これらに対応する治療原則と具体的な中成薬をお話しいただき、
大変参考になりました。

投稿者:古村滋子

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