行事目白押しの 7月

早くも今年も後半期に突入です。七月はいろいろな行事があり、にぎやかに過ごせそうです。
半夏生、夢多き七夕、歴史産物の祇園祭、お盆、楽しみな夏休みなど、
見るだけではなく自分で参加できる行事が多いですね。

家の裏に半夏が顔を出しました。「半夏」は「烏柄勺」(からすびしゃく)という薬草のことで、サトイモ科で、地下にある球茎の皮を取って乾燥したものが漢方薬の生薬「半夏」です。
半夏が出ると夏の半分が来たことを告げているようです。
半夏は痰が多い咳、嘔吐止め、梅核気などの治療にひろく利用されています。

良く耳にする「半夏生」という言葉
夏至から数えて11日目の7月2日頃から七夕(7月7日)頃までの5日間を半夏生といい、
スパーでは「タコを食べましょう」の声が聞こえてきます。タコを食べる日だけではなく、
「半夏生」は気候の変わり目として、農作業の大切な目安とされています。

その代表が田植え。「夏至の後、半夏生に入る前」に終わらせるものとされ、それを過ぎると秋の収穫が減るといわれてきました。
関西地方ではタコの足のように大地にしっかり根付くようタコを食べ、近畿地方では収穫した小麦で「半夏生餅」を作って田の神に供えるなど、各地に半夏生ならではの風習があります。
半夏生は二十四節気の約15日おきの区切りをさらに3等分した七十二候の一つで、約5日おきに季節の移りを示していくという中国文化を垣間見ることができます。
そして自然界と人間の関係を観察し、自然界のかかわりのなかから病気をとらえていた中国の文化と中医学はいつも凄いな~と感じています。
7月も皆様と歩きます!

投稿者:古村滋子

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