<トウネズミモチ>女貞子(モクセイ科)
関東地方以西に栽培される中国原産の常緑樹で、明治の初期に日本に伝わってきたもの。
高さ1.2mから2mで葉は厚く革質、広卵形です。
6月~7月に円錐花序に白い花をつけます。
10月~11月に紫黒色で楕円形、長さ約1cmの果実をつけます。
~名前の由来~
昔はネズモチで、その実はネズミの糞に似て葉は冬青に似ているためネズミモチの名があります。
女貞の名前は冬の寒さを凌いで、なお青々としているところから貞守の操があるとして貞女を形容して名づけられたとも言われています。
中国(唐)原産のものはトウネズミモチで女貞と言われ、女貞子はその果実を乾燥したものです。
この果実は冬至に当たる晩秋に採集し、さっと洗ってから日干しにします。
昔から、乾燥した果実をホワイトリカーにつけて3~6ヶ月冷暗所におき女貞子酒を作り、滋養強壮、白髪防止に使われています。
中国のお話に<百歳をこえるのにもかかわらず、足腰も達者、頭髪は黒々、目や耳も達者な方に長寿の秘訣を尋ねると「女貞子を薬用酒にして実を蒸して食べている」>のがあります。
肝腎陰虚の力を強め、子宝にも重宝される薬草です。
タカサブロウは夏至に採集、トウネズミモチは冬至に採集。
この2つの生薬から成り立つのが有名な「二至丸」なのです。
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