2005年12月アーカイブ

来年も

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5月から「ぷれぷれママ」のブログを書き始め、7ヶ月が経ちました。

同じように妊娠できずに悩んでいる人達の声を少しでも多くの人に伝えることで、何度もくじけながらも希望を持ち、治療を続けている人達の心の支えになれることを祈りつつ書き続けています。

「いつまで続けたら良いのだろう・・・。」

「いつ私達に喜びが訪れるのだろう・・・。」

「プラス思考に!」と思いつつ、基礎体温表に一喜一憂し、生理が来るたびにどうしてもマイナス思考にならざるを得ない毎周期。

旦那様にもそんな気持ちは全部は伝わりきらない・・・。

一人で悩んでしまう、そんな時に、このブログを読んで、マイナスの心をプラスにしてもらいたいのです。

そんな気持ちが来年も伝わると良いな、と思っています。

来年もよろしくお願いいたします。

9月にHPの「レディース相談票」にて不妊の相談をされた32歳のHさん。

ホルモン数値などには問題はないので、漢方を試したい、とのことでした。

タイプとして「お血タイプ」でしたので、「桂枝茯苓丸」を中心にお勧めをし、漢方を飲み始めて1周期目、とても体温がきれいになり、Hさん本人も漢方の効き目の速さにびっくりされていました。

どうしても漢方薬は「長く飲まないと効かない」というイメージがあるのですが、決してそうではなく、急性の症状や慢性になっていない体質改善であれば、早ければ3日も服用すれば改善が見られるものです。

Hさんは、2周期目に差し掛かったところで、高温期が続き、「もしかして」と検査薬を試してみると、陽性反応が出たのです!

今まで全く妊娠の兆候すらあったこともなかったのに、こんなにも早く妊娠できるとはHさんも思ってもいなかったことで、驚きと嬉しさいっぱいの感激メールを送ってくださいました。初めての妊娠ですから、当然のことでしょう。

ところが先日、今月に入って「稽留流産」にて掻爬手術を受けられたとの報告を受けました。

よく伺ってみると、子宮の内部に突出する小さな子宮筋腫があり、それが赤ちゃんの成長と共に大きくなってしまうタイプのものだったために、今回の結果となったようです。

Hさんは、今回のことで、ますます希望が膨らみ力が沸いてきたようで、来年に筋腫を取り、新たな気持ちで再チャレンジする決意をされました。

通常、小さな筋腫であれば取らずとも妊娠・出産可能なのですが、Hさんの場合のように赤ちゃんの成長と共に大きくなるものや、出来ている場所が悪いものであれば、妊娠のためには、取り除く必要があります。

また1年ほど時間に余裕があるのであれば、3cm以内であれば手術をせずに漢方にて筋腫を小さくすることも可能です。

どの方法を取るかはご本人の自由です。

Hさんの決意は力強く、明るい未来に向けて真っ直ぐ進まれているように感じました。きっと良い結果に繋がることでしょう。

40歳のKさん。結婚5年目。

今までに人工授精を5回、体外受精を2回、顕微授精を1回。

いずれも良い結果には至らず、「漢方を試してみよう」と当店に問い合わせをされました。

Kさんは「冷え性」「便秘」「疲れやすい」などの症状をお持ちで、基礎体温は全体的に高めでした。排卵はあまりスムーズに行われていないようで、高温期への移行も階段状で、高温期も短め、全体的に周期も25日を切るくらいの短いものでした。

「高めの体温を下げること」「排卵をスムーズに行くようにすること」「高温期を長く保てるようにすること」が大切になってきます。まずは、「杞菊地黄丸」「爽月宝」「十全大補丸」などを中心に漢方を処方しました。

1周期が終わるたびに症状の変化と基礎体温票を連絡いただき、それに合わせて少しずつ処方を変更して体調が整うように調整していきました。

そして3周期服用されて、効果が出てきました。

高めだった基礎体温がちょうどよい体温に整い、短めだった低温期と高温期が長くなり、今までオリモノがあまりなかったのが、あるようになってきました。

ところが、Kさんより「今周期で漢方を止める」との意思を伝えられたのです。

せっかく体調が整ってきたのに、ここで止めると今まで調整してきたものが台無しになってしまいます。もう少し続けられたら、人工授精や体外受精をされても良い結果が得られるようになったかもしれません。

Kさんにしてみれば「早く早く」と思っている中の「3ヶ月も費やしたのに」というお気持ちが強かったのかもしれませんが、とても残念な気持ちでいっぱいです。

よく患者様より「どれくらい服用を続ければよいか」と聞かれますが、その時は「まずは最低でも3周期お試しください」と答えています。3周期服用されれば何らかの改善が見られるはずだからです。

しかし、「3周期で妊娠というよい結果が即出る」とは限りません。今までのホルモン治療が長ければ長いほど改善にかかる期間は長くなります。ただ漢方での改善は、長いようで結果的には近道の改善となるのです。

決して焦らずにじっくりと、ご自分の体の改善を見守ってもらいたいです。

昨日はクリスマスの日。大切な人への贈り物はされましたか?

別に信者でもないのにクリスマスを祝ってしまうのは、美しく彩られる街に包まれているうちに、自然と心が躍り祈りを捧げてしまうからなのでしょう。

そのクリスマスにプレゼントを運んでくれる「サンタクロース」。

そのサンタさんから手紙の返事が返ってきたら、子供の夢に花を添えることができるのではないでしょうか?

実は「サンタさんからのお返事」は、以前よりされていたことなのです。世界中から届けられるサンタさん宛ての手紙全てに対して、返事が届けられているのです。

そこは、サンタクロースの故郷であるフィンランドのラップランド州サンタクロース村郵便局。ここの消印が押されたサンタからのカードが届くようになっています。

今や携帯やPCのメールが使用され、「手紙を書くこと」が以前に比べて少なくなってきています。子供達はどうでしょうか?やはり「手紙離れ」となっているのではないでしょうか。

「手紙を書くこと」「返事が返ってくること」の「喜び」、手紙でしか味わえない「感動」を是非子供達に伝えてほしいです。

この「サンタさんからの返事」は、子供達に夢を与えてくれる素敵な贈り物ですよね。

日本政府がまとめた人口動態統計で、この2005年は、「出生数が死亡数を下回る『自然減』となる」ことがわかりました。

今までにも政府や企業が「出産・子育て支援」に取り組んできましたが、この統計によると、その成果が現れていない結果となりました。

「なにが問題なのか」「改善すべきはどこなのか」・・・社会全体が意識改革をし、変わっていかなければならないところまで来ているようです。

どんどん増える「ニート族」、「結婚しない30代男女層」、「増え続ける教育費」、「要介護の人口増」・・・

この自然減になってしまった日本の社会を増加へと導く改革は、なかなか問題点が絡みすぎて、そう簡単にはいかないようです。

人口減の問題点は、「子供が減る」と、「労働力の低下」により日本の「産業の活力」が失われ、結果として「日本の経済力」が失われ、世界での「日本の存在」が危うくなる、ということに繋がっていきます。

何とか、この絡み合った問題点を少しずつでも解いていく意識改革をしないといけません。これから産まれてくる子供達、これから大人になる子供達に、「日本に産まれ、育ってよかった」と言ってもらえるような夢のある社会にしていきたいですね。

「どこかで自分のクローン人間ができあがっている」という「怖い光景」は捏造でした。

黄教授による「ES細胞論文捏造」の出来事。

理論上では「これだけできるはず」の仮説が、なかなか結果として結びつかないときの「もどかしさ」は研究者としてはかなりの苛立ちとともに感じることです。

ただその「苛立ち」を捏造によって消し去ろうとするのは研究者としてしてはいけないこと。結果としてやってしまっても心の中での「苛立ち」は消し去ることはできていなかったはず。おそらく黄教授は今、その心苦しさから解き放たれ、すがすがしい気持ちになってことでしょう。

今回は失敗に終わりましたが、近未来に作られるであろうこの「ヒトクローン胚からのES細胞」は、新たな医療技術を生む出すことになるはずです。それにより今まで難病と言われ、治療方法がなかった疾患へのアプローチが可能となったり、先天性の疾患で生活の制限のあった子供達にも明るい未来がやってくることは待ち遠しいことです。

しかしその傍らで、「最先端医療技術がもっと進んで欲しいと思う気持ち」と「どうしても科学を追及したいという研究者の思いにより起こりうる危険を避けたい気持ち」の2つの「思い」があり、おそらくあらゆる事件へと繋がっていくことも予想されるのです。

事件へと繋がる前に、真剣に話し合わなければならない瞬間がやってくる一幕をこの件で垣間見たような気がします。

「不正出血」とは、「月経期以外の時期に出血している状態」もしくは「月経後に出血が続く状態」のことです。

中医学では、そのことを「崩漏」もしくは「崩漏下」といいます。

その字のそれぞれの意味は「崩」は「急激に多量の出血が起こるもの」のことで、「漏」は「だらだらと少量の出血が続くもの」のことです。

「漏」から始まり、それが長引き気血を消耗すれば「崩」に転化することがありますが、大体良く訴えられる症状としては「漏」の段階の人が多いものです。

その原因として「衝任脈」の損傷による固摂機能の失調によるものですが、衝任脈の損傷の原因としては「血熱」「気欝」「血お」「気虚」「陽虚」「陰虚」などがあります。

『「血熱」が原因で「崩漏」になる』とは・・・、

常々「熱がり」な体質で、「ピリ辛系の食べ物」を良く食べたり、サウナに入ったりするなど「熱邪の侵入」を受けると、熱が体の中に多くなり、その熱が原因で「不正出血」になること。

『「気欝」が原因で「崩漏」になる』とは・・・、

常々「イライラ」したり「くよくよ」したりと「抑欝」傾向の性格で、そのことが肝の欝熱を生み出し、肝の蔵血機能が失調し、「不正出血」になること。

『「血お」』が原因で「崩漏」になる』とは・・・、

月経期や産後に「冷え」や「熱」を受けた場合、「血お」を生じ、それが子宮内の循環を悪くすることで「不正出血」となること。

『「気虚」が原因で「崩漏」になる』とは・・・、

常々「脾気不足」であったり、「食べすぎ」「飲みすぎ」「疲れすぎ」などによって「脾気」を損傷することにより、「不正出血」になること。

『「陽虚」』が原因で「崩漏」になる』とは・・・、

もともとの先天の気が弱かったり、更年期などで、「腎陽」を虚衰され、「不正出血」となること。

『「陰虚」』が原因で「崩漏」になる』とは・・・、

もともと虚弱体質だったり、多量の出血、慢性病などにより「腎陰」が不足し、虚火により「不正失血」となること。

上記のように、一言に「不正出血」といえども原因は様々です。

本当にすぐに止めないとならない「出血」なのか、出ききらずに残っているから出ている「出血」なのか、によっても対処方法が変わってきます。

「不正出血かな」と思われる人は、必ず専門家に相談し、真の原因を追究して、根本より改善するようにしてください。

ママになったばかりのママ達を支援しようと、ヘルパーを派遣する自治体が増えてきました。

その背景には、急速な少子化が進む中で、子育てに対する親の負担感が高まってきていることがあるようです。

以前は祖父母に手伝ってもらえたのが、核家族で孤立したり、晩産化で祖父母が体力的に無理だったりするケースが増え、ヘルパー利用者が増えているのです。

5歳児までのお子様を持つママの半数以上が、子育てに「不安」や「負担」を感じているという調査結果が出ています。「寝不足」「産後の体調不良」により、「疲れが取れない」と訴えるママが多いといいます。

家で、子供と2人で悩まずに、ヘルパー派遣によりすぐに近くに相談できる人がいるようにすることで、「精神的」「体力的」な負担を軽減させることも大切です。

「子育ては母親がやるもの」との頑固な囲いは取り払い、地域のみんなで少ない子供を育てていく、という意識を持つことができれば、孤立化することもなく、子供のためにも良いことです。

全て自分でやろうとせずに、人に任せられるものは任せ、自分の体と心を休めるように地域支援のヘルパー制度を利用することを考えてみるのも良いかもしれません。

昨日の「発掘!あるある大辞典Ⅱ」は、「女性の体を総点検」と題した年末特番でした。

その結論としては、「早い時期に健康の異常を点検し、その原因を発見し、治療を行えば、体へのダメージが少なくその後も快適に過ごせるが、発見が遅れると、ダメージが大きくなるので、異常は早いうちに点検を!」というものです。

番組の中で、その異常の発見方法をわかりやすく解説してあったので、以下にまとめてみました。

☆月経が女性特有の病気のシグナルである。正常な月経とは?

  「量は多い日でも普通のナプキンを2~3時間変えなくても良い程度」

  「月経周期は25~38日で、毎月一定」

  「日常生活に支障があるくらいの痛みはない」

☆月経の量が増える、期間が長くなる場合

  「レバー状の塊が出たり、下腹部だけが出てきたりしている人」は「子宮筋腫」の可能性

☆月経の量が減る、期間が短くなる場合

  「卵巣の機能が低下し、卵巣に液状の腫瘍ができ卵巣が腫れる」という症状の「卵巣嚢腫」の可能性

☆生理痛が我慢できないくらい酷い場合

  「『子宮内膜症』によって、子宮内膜細胞が生じた箇所が月経と共に痛んでいる可能性」

☆足の冷えがきつい

  「足の冷えが子宮や卵巣に悪影響を与える」

上記のチェックで、「いくつか当てはまる人」または「月経周期が一定でない人」は、是非一度検査に行ってください。

検査で原因がわかった場合、わからなかったけど調子が悪い場合も、是非漢方の扉を叩いてください。西洋現代医学と併せて治療を行うことで、より早くて確実でその原因を作った体質の改善も行うことができるために、その後もより快適に過ごせること間違いなし!です。

一般に、排卵の前後は「オリモノ」が増えるものです。排卵時には、割合にドロッとしたオリモノになり、排卵が行われたことを確認します。

中医学では、その「オリモノ」を「帯下」と呼びます。帯下の量が増え、色や質、臭いに変化があり、全身症状を伴うものを「帯下病」と捉えます。

帯下の多くの原因は、任脈(お腹の真ん中を縦に通っている経絡)が不固となり、帯脈(腰のラインを横に通っている経絡)の制約が失調することによるものです。

その他の原因として、

「脾虚(脾経の経絡が弱っている)」で運化が失調して内湿が降りる、

「腎虚(腎経の経絡が弱っている)」で任脈と帯脈の制約が失調して陰液が流出する、

「月経後」や「産後」で胞脈(子宮の経絡)が空虚になった時期に、湿濁が侵入して任脈と帯脈を損傷して起こる、

などもあります。

西洋医学的には、「腟炎」「子宮頚管炎」「子宮内膜症」などの疾病でも帯下病が起こります。

その治療としては、西洋医学的には「消炎剤」「抗細菌剤」の服用になりますが、中医学的には「健脾」「補腎」「昇陽」「去痰」を原則として、湿毒が強い場合は、「解毒」、「清熱燥湿」の方法を用います。

もし、「排卵期」でない時でも「オリモノ」が多くある場合は、これらの疾患を疑う必要があります。長い期間「オリモノ」があるからと言って何回も排卵をしているわけではないのです。まずは検診をおススメします。

婦人科医が不妊治療にやってきた37歳のAさんに、診察室で懇々と話をしていました。

「旦那さんと将来のことを良く考えて、どう生きていくかの将来設計をしてください。」

なぜ、そのようなことを婦人科医がAさんに言ったのか・・・。

それはその婦人科医の経験上、37歳くらいの年齢になって一生懸命に不妊の治療を行い、やっと妊娠できた40歳。その不妊治療を受けていたご夫婦が2人の考えを語ったとき、

「子供なんて要らなかった」

という結論に達したことが多いからなのです。

つまり、せっかく「子供ができること」の目標に向かって婦人科医も自分なりに最高の治療を施した結果がこういうことであれば、患者さんが負担する治療費も掛かる上に、今までやってきたことが、無駄になってしまうことがありうるからなのです。

不妊治療を受ける前に、自分達の様々な将来像を描いてください。

 ☆不妊治療を受け、子供が出来た自分達の将来

 ☆不妊治療を受けたけれども、授からなかった将来

 ☆不妊治療を受けずに、授からなかった将来

それぞれ自分達の年齢別にその将来像を描き、「本当に自分達の目指している『よろこび』とは一体何なのか」、を今一度自分に問いかけることも大切ではないでしょうか。

「風邪の予防」に「手洗い」「うがい」は欠かせないもの。今まで「手洗い」「うがい」はあまり効果がないと思われていたようですが、最近、これらの行動により風邪を防ぐことが出来るということが改めて言われるようになりました。

また、近年流行っている「ノロウィルス」による「下痢」や「嘔吐」の症状も、しっかりとした「手洗い」により防ぐことができます。

もちろん予防接種も予防の1つの方法ですが、接種後の予防で日常使えて安全なものをおススメします。

板藍茶(ばんらんちゃ)」です。

「板藍茶」には、「板藍根(ばんらんこん)」という生薬が含まれています。

漢方では、「清熱涼血」「解毒」の効能があります。

近年、中国では、「日本脳炎」「インフルエンザ」「ウィルス性肝炎」などへの効能も研究され、「板藍根」の注射液なども開発されているようです。

この「板藍根」の入った「板藍茶」で、うがいをするようにして服用したり、お茶に溶かしてお茶として服用したりすることをお勧めします。

この「板藍茶」は、お子様でも妊娠中でも安心して飲むことができるものです。是非、風邪の流行るこの時期に、お守り代わりとしてお持ちください。

「水蛭」は「すいてつ」や「すいしつ」といい、日本や中国、朝鮮に生息する蛭(ひる)をそのまま乾燥したものです。

良く知られているのが、「蛭」はフランスやドイツ、オランダ、イタリアなどのヨーロッパで「瀉血療法(汚い血を出す療法)」の道具として利用され、「脳卒中」「緑内障」「肺結核」などの治療に応用されてきました。

「蛭に吸い付かれると血が止まらなくなる」と言われますが、これは、蛭の唾液の中に「ヒルジン」と言われる抗凝血物質が含まれているためです。

乾燥させたものにはこの「ヒルジン」は破壊されて含まれていませんが、「ヒスタミン様物質」や「ヘパリン」が含まれます。

「ヒスタミン様物質」は「血管拡張」や「血管透過性亢進」などの働きがあり、「ヘパリン」は血液を凝固させる過程のトロンボプラスチンに作用し、フィブリノーゲンがフィブリンという血液凝固因子へと生成されるのを防ぐ働きがあります。

これらの働きを漢方では「活血化お」「通経」の作用があると捉え、お血(血流が悪い状態)による症状に用います。

女性の5人に1人は持っていると言われるこれらの症状は、多くの人の悩みの種です。是非、自分に合った自然のお薬を見つけ、快適な生活を送ってください。

中国では、古い楚国の文献にも記載されているように「民間で代々伝えられてきた風習」があります。

その中でも「結婚を迎える男女」のための風習で「南京豆」のお話を紹介します。

結婚を迎える男女のために、親族の中でも「縁起が良く」「子孫が繁栄し」「健康で長寿」の人が「敷布団」や「掛布団」を手作りで用意する、という風習があります。

その掛布団の縁に「棗(なつめ)」「栗」「南京豆」が縫いこまれるようです。

中国語で「棗」は「zao」、「栗」は「栗子(li zi)」と読みます。「zao li zi」と同音異義語の「早立子」の意味は、「早く子供ができること」です。

「南京豆」はその鞘の中にたくさんの実がなることから、「子沢山」を意味します。

つまり、その「棗」「栗」「南京豆」のセットで、「早く子供がたくさん産まれるように」との願いを表しているのです。

近年では、この手作りのお布団の風習はなくなってきているようですが、新婚家庭にお祝いに訪れるお客様に「棗」と「栗」をお茶菓子として出し、「南京豆」は紐をうまく細工して作られた作り物の部屋飾りが、「縁起物の飾り」として飾られるようになったようです。

中国に倣って、「棗」、「栗」、「南京豆」の3点セットをお部屋に飾ると良いことが起きるかもしれませんね。

最近、助産師さんが「牛蒡子(ごぼうの種)」を妊婦さんに紹介しておられるようで、妊婦さんが「牛蒡子」を良く購入しに来店されたり、ネットでの注文も多くなっています。

通常は「牛蒡子」は「煎じて」服用いただくのですが、助産師さんが「炒って食べる」ように指導されているところもあるようです。

別の所での何人かの助産師さんがそのように指導されていることを聞きますので、そのように指導されるのも珍しくないようです。

ただ、この「牛蒡子」、味は「辛く」「苦い」ものですので、噛んで食べるには決して美味しいものではありません。

また、「牛蒡子」の使用方法が記されている生薬の書物には、「牛蒡子」を炒ったものを細かく砕いて服用することは記されていますが、噛んで食べるようには記されていません。

あえて、美味しくないものを噛んで食べるよりも、煎じた液を服用する方が良いような気がします。

ご本人が「美味しく」「楽しんで」服用できる方法が一番良いですが、「牛蒡子」を食べている妊婦さんは、是非一度「煎じたもの」をお試しください。問題なく飲めるようでしたら、是非「煎じたもの」の方をおススメします。

hCGはいわば卵胞という風船を「割る力」に相当します。hCGは赤ちゃんが作り出すホルモンで、妊娠反応の元になる物質です。

そのhCGは黄体を刺激することに用いられ、その注射剤は内服剤とは異なり、卵巣を直接刺激し排卵を促すものとなります。

32歳Yさん。初潮を迎えた頃より常に生理不順で、20代初めに、生理が止まってしまったことをきっかけに10年以上もホルモン剤の力を借りて、生理を起こさせることを続けていました。

そのYさんが、ホルモンを思い切って止め、漢方薬に変更し、3ヶ月目に自力で生理が来るようになり、その後も周期は長めではあるけれども体温も2相性で改善し、今月で8ヶ月が経ちました。

先周期のこと。

「そろそろ排卵かな」と感じる時期に、卵の育ちを見てもらおうと、婦人科に行き、検査を受けられました。その際に、

「せっかく病院に来たことだし、もう排卵の時期なので、注射でも打っておこうと思って、hCGを打ってきました。」

との報告を受けました。その結果、見事に排卵し、高温期もしっかりできたのですが、その後、7日経ったある日、ガクンと体温が下がり、生理に。

ここ3ヶ月は、遅いながらも自力で排卵し、高温期も13日以上はあったのが、今回は7日しかありませんでした。

排卵準備も出来ていないのに、自然に逆らって無理に排卵させたがために、卵の質が良くなかったためでしょう。何事も焦らずに改善されるのを楽しみに、自然に任せることが「ゆっくり」だけれでも「早道」なのです。

今日は漢方の周期療法にて妊娠・出産されたママとその赤ちゃんの集まりの「ひよこママの会」の第4回目の日でした。今年はこれで終わりで、第5回は来年暖かくなってからの開催予定です。

今日もひよこママ達の「心配事」や「この時期の発育」など様々なことを小児科の橋本加津代先生にご指導いただきました。

その中で、今日は冬に多い「乳児湿疹」について紹介します。

秋から冬にかけては、空気がとても乾燥する季節です。

この季節を初めて迎える赤ちゃんのお肌は、その乾燥した空気に敏感に反応して「湿疹」や「かさつき」が出やすくなります。

それは、今までお母さんのお腹の中で過ごしていたときは、「脂肪」に包まれていたのが、初めての「乾燥期」には、お腹の脂肪に包まれていたときよりも脂肪分が足りなくなるために、「湿疹」が出やすくなるのだそうです。

湿疹に赤味がなくてカサカサしているものであれば、保湿剤をお肌に補ってあげると良いということです。その保湿剤は、ワセリンなど口に入っても大丈夫なようなものをお使いください。

漢方薬では、症状に合わせて「紫雲膏」や「タイツコウ軟膏」、「瑞花露」などがおすすめです。

それらの保湿剤を塗るタイミングは、吸収が良い「お風呂あがり」が一番良いです。

また、湿疹が「治ってはまた出る」の繰り返しで心配だということに関しては、「治る」ということが大切で「治る」時期があれば心配なく、そのうち治まりきれいになってくる、ということです。

これからの時期は、インフルエンザも心配ですが、飛沫感染するウィルスですので、なるべくうつるような場所に連れていかないように気をつけてください。

赤ちゃんにとって初めて迎える「冬」は、少し厳しいものですが、全てが「学習」で、今後強く生きていくためのものなのです。ママ達もどんと構えて、あまり心配せずに育ててください。

低温期と高温期の差は、理想的なのは0.3度です。

高温期から月経期になる時は、この差の0.3度ガクンと下がって、月経期に入ります。必ずガクンと下がらなくてはならないか、と言えばそうでもありませんが、「なかなか下がりきらずに生理になる」というのは、「何か邪魔をしているものがある」と考えます。

例えば、「黄体ホルモンが過剰」の場合。

これは多くの場合、ホルモン治療をされている人に見られます。そういった場合は、全体的に高めの体温になっていることが多くあります。つまりこの場合は、ホルモン治療によって、過剰に投与されてしまった「ホルモン」が邪魔をしているのです。

その他には「子宮内膜症」「子宮筋腫」がある場合。

「お血」や「湿熱」があることが子宮内膜や筋層に異常を来たすことになったわけですが、それが「血熱」を生じることにより、その熱により体温をスムーズに下げることができなくなっているのです。

体温が高いままだと、良い卵胞が育ちにくくなります。低すぎる体温だけでなく、高すぎる体温も問題です。高すぎる体温に対しては、邪魔している「何か」が存在するはずです。まずは、それを探ることが大切です。

韓国の再生医療研究が、倫理問題を巡って危機に陥っています。

折角、世界で初めてヒトのクローン胚から胚性幹細胞(ES細胞)を作成することに成功し、そのES細胞が様々な臓器や組織に育つことから、病気や怪我で失われた体の働きを元に戻す再生医療に役立てることができるという構想が、倫理的な問題により揺れ動いています。

韓国ソウルの研究チームが、2002年からの研究過程で研究員からの卵子の提供を受け、その報酬を支払っていたことが発覚したことにより、改めてその倫理問題が問われています。

韓国は、儒教国で長子存続を重んじるために、不妊治療も盛んで、代理母出産も実施され、卵子譲渡への抵抗も少ないという国民性があるようです。卵子の売買は禁止されているようですが、それも法的に禁止されたのは、今年の1月からというのには少々驚きです。

日本国内では、文部科学省がヒトクローン胚の研究指針を策定中のようですが、卵子の「ボランティアによる提供のもの」や「不妊治療で使わずに余ったもの」を認めるか否かはまだ決まっていません。

ただ、作成されたヒトクローン胚を母胎に戻すとクローン人間ができてしまうわけですから、研究と言えども、「どこかで自分のクローン人間ができあがっている」というのはかなり奇妙な光景で、やはり極めて慎重に事を運んでもらいたい事柄であるといえます。

しかし映画やアニメには登場する光景であるために、近未来にそのようなことが起きることになっているのかもしれません。実際にあった「鉄腕アトムの物語」のように、それが「物語」でなくなり、もしその光景に出会うようなことがあれば、それがデジャヴといわれるものなのかもしれません。

何だか怖い話です。

南京中医薬大学附属病院の夏桂成先生の研修のひとコマ。

70歳を超えられた夏桂成先生、まだまだお元気です。「老中医」として、中国全土、さらに日本でも名が知られている方です。

夏先生の、病院での外来診察は、8時から12時まで。診察の値段は、有名になればなるほどどんどん高くなるそうです。患者様は、高いお金をかけてでも、夏先生の診察を受けに来られています。

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研修のある日、訪れてきた外来の患者様が、

「月経期のお薬を午前中に飲むように言われていたのに、間違えて夕方に飲んだら、生理の量も痛みも出てしまいました。」と夏先生に報告していました。中国の患者様はそのお薬がいつの時間帯に飲むべきものなのか知っていて、それを守っているのには驚きました。

基本的に、「月経期」のお薬は「午前中」に、「卵胞期」のお薬は「午後」に服用してもらうように指導されていました。

また、それだけではなく、「卵胞期」は大切な時期ですので、「心理状態」「精神状態」の平穏を保ち、焦らずに十分な睡眠が必要で、タバコは必ず止め、夜更かしを避けて、自然のバイオリズムに順応すること、なども指導されていました。

当たり前のことなのですが、もっと患者様に徹底することが大切だと改めて感じました。   (古村 滋子先生 研修記録より)

夏 先生とともに

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今月24日から29日まで、中国・南京中医薬大学附属病院で「不妊症・周期療法」の研修が行われました。今回は、2003年、2004年に続き、3回目の研修参加となります。

この附属病院には、「周期療法の第一人者」と言われる「夏桂成教授」がおられ、多くの患者様から信頼され、遠方から列車や飛行機で通院されています。

夏教授の診療は、「名医堂」という特別診察室の中で行われます。

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「周期療法」とは、月経の周期(月経期、卵胞期、排卵期、黄体期)に合わせて異なる漢方薬を服用して、妊娠の確率を高める治療法です。

女性の体は、月経周期によって、女性ホルモンの分泌が異なり、体調も変わってきますので、その周期に合わせて漢方薬を使い分ける方法は、とても理にかなって効果的であると言えるでしょう。

今回の行われた講義のテーマは、「卵胞期の治療」が中心でした。

卵胞期は、月経周期の中でも、とても大事な時期である、ということを強調されていました。この時期は、「卵の成長を助け」「妊娠を促し」「子孫を繁栄させる」期間であるからです。つまり、周期療法のポイントは、「卵胞期」であり、「質の良い卵胞をつくる」ことにあるのです。

夏教授の周期療法では、卵胞期をさらに「初期」「中期」「末期」と3つの期間に分けて、それぞれに治療をしていく方法を取られていました。妊娠しにくい原因として、「なかなか卵胞が育たない」「おりものが少ない」「子宮内膜が厚くならない」など、様々なものがありますが、卵胞期をさらに分けて細かく治療していくことが、全周期の治療に繋がり、大切であることを痛感しました。

人工授精や体外受精、顕微授精を成功させるには、質の良い卵を作らなければならないことは言うまでもありません。卵胞期の治療を細やかに行うことが成功への道なのです。

     (古村 滋子先生 研修記録より)

研修認定書をいただきまいた。

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ここ最近、ようやく「冬」の言葉が似合うような気候になってきました。

そんな中、妊娠6ヶ月を迎えるFさんが「逆子」になってしまったとの報告を受けました。

以前も31週目で「逆子」になったことを紹介したときにも記したように、「逆子」になるのは「お腹が冷えていること」が原因なのです。「お腹が冷えて」赤ちゃんが居心地が悪くなので、ひっくり返ってしまうのです。ですので「お腹を温めて」あげれば、居心地がよくなり「逆子」が治ります。

じゃあ、「お腹をカイロなどでどんどん温めればよいのか」と言ったらそうではなく、「お腹を温めるツボ」を温めるのです。

まずは有名な右の「至陰(しいん)」に温灸をします。(熱いお灸ではありません!)ここは足の小指の先のツボになります。この温灸により、下腹部全体(少腹と小腹)を温めていることになります。

次に「腰圧痛点(こしあっつうてん)」に温灸をします。腰の反対にはお腹があります。腰の部分の圧痛点(コリの反応点)を温灸にて緩めることで、お腹を温め、突っ張っている部分を和らげることができます。

それらのツボを温めて、お腹の環境をよくすることで、温灸をしている最中に「ゴソゴソ」っと赤ちゃんが戻る場合もよくあります。その場でなくても、その日の晩に「あ、動いてる!」と感じることも多くあります。

ただし、医師が手でやっても元に戻らない場合、赤ちゃんの状態を現す脈が「苦しんでいる脈」をしているはずです。その場合は、その他に何かの原因があって、赤ちゃんが逆さを向いている証拠で、こういう状態であれば、「逆子」は戻らないでしょう。

そうならないように、季節柄、お腹を冷やさないように、また「至陰」や「三陰交」などのツボのある足も冷やさないように気をつけてください。

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