遠く離れていても

遠く離れたアメリカやイギリスなどの国からも、HPの検索により当店に出会い、相談を受けています。

何年も海外にお住まいでも体のことを相談する医師は、日本人でないと不安だと言われます。日本人特有の体質や特徴は、やはり日本人でないとわからない部分がたくさんあるのです。病院に行くのも抵抗がある、と言われる方も多くおられます。

そんな中、「漢方薬を買いたい。どんなものが自分に合っているのか相談したい。」と思っても近くの中国人の経営する漢方薬店に行くのも抵抗を感じ、ネットで当店に相談をしてこられるのです。

国内でも海外でも遠く離れていても、詳しく相談票に体質や検査数値などを記入し、基礎体温表をFAXやメールで送ってもらうことで、よりその方に合った漢方薬を処方できるようにしています。

アメリカからこのような形で漢方薬の治療を始められたCさん35歳。今回で3周期目になります。1周期目は、高温期が安定し、2周期目は低温期も安定しだし、生理も今まで量が少なかったのが、きれいな血で量もしっかりあったとのことでした。3周期目はもっと高温期を安定させるために高温期のお薬を少し変更しました。

遠く離れていても、毎周期毎にしっかり基礎体温表をチェックし、その周期がどうなったか、オリモノがどうなったか、生理痛がどうだったか、などの経過報告をしてもらい、総合した情報より、次周期のお薬の処方を決めています。都度、必要であればお薬を変更し、今の状態に合ったお薬を出しています。

安心して遠くからでもお問い合わせください。きっと力になれることと思います。

幸運をもたらす出来事

今の日本では「子供が出来なかったから養子をもらう」といったことは、あまりしませんが、他の国では「養子をもらう」ことはよくあることです。

「不妊治療で大変だ」という話をした人が、「なぜ養子をもらわないのか」と他国の人から言われた、という話を聞いたことがあります。

先日の新聞の記事に、こんなことが書かれていました。

あるモンゴル人の女性の話です。

彼女が23歳のときに妊娠中にも関わらず、ラクダに乗って寺参りをした帰り道、気分が悪くなり、双子を死産。それ以来、7年間妊娠しなかったので養子をもらいました。養子をもらってから5年目に娘が生まれ、続いて2人の息子に恵まれました。

わが家に迎え入れた子供が「幸運」を運んでくれたのです。「別の命」をこの世に運んでくれたのです。ですので、モンゴル人の彼女は養子の息子を一番大切にしているのだそうです。

養子でなくても、こういった「こうのとり」のような役目をしてくれる「キー」があるものです。その幸運の「キー」を是非見つけてください。