[Fertile window]妊娠可能な時期

女性の周期中の妊娠可能な時期のことを、英語では[Fertile window]と呼んでいるそうです。
Fertile =繁殖 の意で、妊娠に至る”窓”が開いている時期ということで、
この時期を逃してしまうと”窓”が閉じられてしまうというのです。

いままでに多くの研究報告がなされていて、[Fertile window]は排卵日を含む排卵日前の6日間で、
その中でも最も妊娠しやすいのが排卵日2日前、その次が排卵日前日、それから排卵日の順である
とされています。排卵日当日では妊娠率は低下していると言われています。

この[Fertile window]は非常にばらつきがあって、正確に予測するのは困難です。
“窓”は開いている長さ、またいつ開くのかも周期によって違うし、夫婦によっても違うというのです。
つまりは日数も時期も違うのですから”窓”を予測してのタイミングは難しいといわれています。

最近はタイミングを狙うよりも”回数”多く持つことが大事といわれています。

毎日のほうが周期あたり妊娠率は37%、
隔日では周期あたり妊娠率は33%
周に1回の場合は周期あたり妊娠率は15%
毎日のほうが妊娠率が最も高くなり、周1回のペースでは妊娠率が低くなるのです。

また、先日の研修会では
「精液が卵巣機能にも影響し、LHサージと排卵との間隔が短くなる。黄体のプロゲステロン産生を高める」
という学術論文が弘前大学医学部の産科婦人科教室から発表を紹介してくれました。
つまり、精液は卵巣機能への排卵促進作用、黄体促進作用があるというのです。

[Fertile window]を考慮してタイミング療法に誠実に向うより、ランダムに回数を多くしたほうが
妊娠率がより上がるようです。

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