南京研修2

夏 先生の診察室には診察を受ける患者、次の患者、次々の患者が入り、問診をする院生、教授の傍で処方を決める院生、その処方を最終的に夏先生がチェックする仕組みなっています。

そこに我々研修団の8人、通訳をされる中医師が入っての大人数。日本の診察風景とは随分違います。患者さんにとっても大変な迷惑化と思いますが、とても協力的で、基礎体温表(BBT)やカルテ、検査データーも快く提示してくれました。

不妊症の患者さんがとても多く、その原因はPCOS,子宮内膜症、無月経などが多かったです。皆さん、月経期、卵胞期、排卵期、高温期に分けてのお薬(すべて煎じ薬)を処方してもらっていました。

大体7日間の処方で経過を観察し、きめ細かく見ていかれます。私たち店頭では7日間単位の処方は難しいですが、これも今後の課題になりそうです。外来では、患者様へのアドバイスや症例のポイントなど、時間を割いての説明を受け、勉強になりました。