医心方 小児篇

現代までの乳幼児の大部分は、6歳以前に亡くなっていたと言います。

細菌やウィルスなどの存在がわからなかったその昔は、病気は呪いや怨念、悪霊、鬼などのせいにされていたり、その治療法は、予想も付かないものであったりしたようです。

永観2年(984)に丹波康頼が撰したわが国現存最古の医書である医心方」。その中に記されている内容で、小児の病気としてよくある「夜尿症」について。

「雀のねぐらを見定めておき、夜になったら雀を驚かせ、雀が飛び立ったら『雀よ。汝の目を除くぞ』と言えば、3日で治る」

という予想もつかない治療法です。どういう根拠からこのような治療法が出てくるのか、何をどうこじつけようとしても無理な話のような気がします。ただこの方法で治った子供が多く居たからこそ、こうして書物に残っているのでしょう。一度試してみてもおもしろいかもしれません。

漢方では「夜尿症」の改善には、いくつかのお薬をお子様のタイプによって使い分けます。

来店される多いタイプは「小建中湯」もしくは「八味丸」です。お子様なので、大人の定量よりも減らしてお薬を飲んでもらいます。お子様の年齢や体重でその量を決めます。

「夜尿症」は神経がナイーブな男の子に多く見られます。ナイーブなので、決して怒らないようにしてくださいね。

念のために

不妊治療を続けて半年のI さん。

3月に念願の新築の我が家が建ち引越をし、4月初めから職場の環境が変わり、それについていくのに気を使い、バタバタしているうちにゴールデンウィークに入りました。

ゴールデンウィーク中は片付いていない家を片付けつつ旅行に行き、またバタバタする毎日。そしてホッとした次の週、ここ最近の天候不順も兼ね合ってか、風邪をひいてしまいました。

「もしかして妊娠していたら嫌だから」

と高熱が出ていたにも関わらず、西洋薬の解熱剤を飲まずに寝床で我慢していたようです。

そして4日目、やっぱり熱が下がらないので、「漢方薬の解熱剤を」とヘルプの声がかかりました。

まずは熱を下げないとなりませんので、出したのは「麻黄湯」。何日も続く熱ですので、体力を使いだるさが出ているようですので、体力回復に「清心丸」を4/1個ずつ。

そして「麻黄湯」の服用は夜に1回のみで、次の日には熱は下がりましたが、まだ「だるさ」は残ったままでした。

次に、熱は下がったので出したのは「柴胡桂枝湯」。「清心丸」はそのまま体力回復のために4/1個ずつ服用を続けてもらいました。

そして次の日にはすっかり熱は下がり、体力も回復しました。長い間寝ていたために、だるさが少し残っているようですが、もう大丈夫です。

初めからそんなに我慢しないで、もっと早くに声をかけてくれれば良かったですよね。

終わっちゃった?!

40歳Kさん。漢方による周期療法を始めてからほぼ1年。だんだん体温も安定し、短めだった低温期もしっかり2週間あるようになり、排卵もしっかりできるようになってきました。

タイミングでは今まで良い結果に結びつかなかった経験があるために、40歳を機に体外受精をする決意をされました。

体外受精を行うに当たって漢方薬は「採卵まで」、「採卵後3日間」、「胚移植後14日間」とそれぞれ異なる薬を処方します。

Kさんの場合も採卵まではしっかり「質の良い卵」を作るように「シベリア霊芝錠」を中心とした漢方薬を処方し、体外受精に望みました。

ただKさんは最後まで「できれば自然のままに」ということで採卵までも排卵誘発剤など使用せずに自然に排卵する直前まで待ち、採卵する形式を取ることにしていました。

周期12日目の卵胞チェックで、3日後くらいに排卵するかも、と言われました。そして期待に胸を膨らませ、2日後に再度卵胞チェックに病院を訪れたところ、「もう排卵してしまいましたね」との診断。

「えぇーっ!」

残念ながら今回は見送ることに。

仕方がないので、今周期はタイミング療法ということになってしまいました。

「極力自然のままに」というのには限界があるのでしょうか、でも「誘発剤は使用したくない」というその気持ちは大切にしながら、次周期は逃さないように臨みたいですね。

次のステップのために

20歳初めから生理不順の治療で、あらゆる薬という薬を飲んだり注射したりしてきた33歳Uさん。28歳で結婚後は不妊治療で、またあらゆる治療法を経験されてきました。人工授精はもちろんのこと、体外受精は10回。

しかしこれと言った原因がないのに受精した卵が着床すらもしない状態。

これは体質改善をするべきだと今までの治療をストップし、漢方薬に切り替えてから半年、今まで自分の力では来たことがなかった生理が毎月来るようになりました。

そして1年経った頃、そろそろ「体外受精を考えてみては?」と言われたけれども、また薬漬けになる恐怖と採卵時の痛みなどのことを考えると、あまり乗り気にならず、とりあえず人工授精を行いました。

しかし結果は予想通り。

「何が原因なの?」

「主人との相性の問題???それなら諦めるしかないの?」

Uさんが行った検査の中で、唯一行っていないのが「腹腔鏡下検査」。内膜の癒着などをはじめ、お腹の中を覗くと、原因が不明だと言われた人でもほぼその原因が判明すると腹腔鏡の名医が言っています。

通常は、腹腔鏡下にて原因を追求する前に、結果が早くに出やすい「体外受精」を行うために、その原因を追求するために腹腔鏡下手術を行う人は稀のようです。

ただUさんの場合は反対で、体外受精を行っても結果がでない、のですから早くに本当の原因を追究しないとなりません。

Uさんは「次のステップ」として、腹腔鏡下手術にて原因を追求することに決めました。

今までどうしようか迷っていても行わなかったこの検査。今回それを決めた最大の理由は、その名医が行う腹腔鏡下手術は「お腹に新たな穴を開けないこと」、でした。多くの医師は、その手術の際にはお臍の下2cmほどのところを切開し、穴を開けますが、そこではお臍の奥の薄い膜を切開し、そこから腹腔鏡を入れるために、お腹に新たな穴が開かず、傷痕がつかないのです。

その医師は、日本で最初に腹腔鏡下手術の本を作成したメンバーで、その本を作った際に、お臍の下を切開するマニュアルを作成してしまったためにその方法が広がってしまい、申し訳ないことをした、と話していました。

もしUさんの腹腔に存在する子宮や卵巣に癒着などの問題があった場合は、他の器具も入れてその手術を行わないとなりませんが、何もする術のない結果となるのであれば、傷痕が残らないほうが断然良いわけです。

Uさんは今まで様々な病院を巡り、多くの医師と出会って来ましたが、良い医師に巡りあう運命のようで、今回もたまたま迷い込んできた情報により良い医師と巡りあい、なかなか決断に至らなかった検査の決意が出来たのです。

この決断がきっと良い結果へと結びつくことでしょう。原因がわかれば、また次のステップに進むことができます。その結果により、また漢方薬の処方も変わります。ゴールまであと、何段のステップでしょうか。何だかこれからトントンと上がっていけそうですよね。

下痢症状に隠されたもの

62歳Tさん。ご飯を食べるとすぐにトイレへ、緊張するとすぐにトイレへ。「私のお腹はまるで『ところてん』のようなんです」と話されるTさんが20年間持ち続けているのは下痢症状。思えば約20年前に盲腸の手術をしてからと言われていました。

若い頃は「子宮内膜症」「子宮筋腫」があったようですが、特にこれといった症状がなかったために閉経まで経過観察し、閉経後は「どちらも問題ありません」と医師から言われたようです。

そしてその後、盲腸の手術。別に手術にて摘出しなくてはならないほどの痛みがあったわけでもないのですが、軽い腹痛があったのをきっかけに「要らないものは取りましょう」と摘出することに。

それ以来、下痢症状が続くようになったと言われていますが、大腸の内診をする際には管が通りにくいと言われるようですので、おそらくある部分の腸が腹腔に癒着しているために腸が緊張し、それが原因で下痢の症状が続いているのではないか、と思われます。

しかしそれは「盲腸の手術によるもの」かどうかは不明です。もともと「内膜症」や「筋腫」があるような体質ですので、「痰湿」「お血」の悪さによる症状が起こる可能性は大いにあります。

今は「下痢の症状」や「胃腸が弱い」ことを改善するために「小建中湯」を服用し、少しずつ下痢症状が治まっています。

でももし、若い頃に「痰湿」「お血」の体質を改善していたならば、盲腸の手術をきっかけとして下痢症状が続くような体にはならなかったことでしょう。

何でも早めの改善!大切なことです。

味覚の変化

妊娠すると、今まで大好きだったものが嫌になったり、変なものが食べたくなったり、味覚の変化が見られることが多いものです。

その症状の中でも良く耳にするのが、「ご飯の炊く匂いが嫌になる」というもの。みんなが口を揃えてそう言うのは、「自分は悪阻でムカツキがあって辛いのにみんなのご飯を作らないといけない!」という気持ちが、少しでもあるからかもしれませんね。

ではヨーロッパなどあまりご飯を炊く習慣のない国では、「パンを焼く匂い」が嫌になったりするのでしょうか?国それぞれの「妊娠中の味覚の変化」があるのかもしれません。是非皆様のお国事情を教えてください。

漢方を約1年間服用し、やっと妊娠された36歳Sさん。

妊娠したことは嬉しいのだけれども心拍が確認されてから、時々やってくる悪阻の症状に悩まされています。しかし悪阻と言えども全く食べることができないほどではなく、通常の一般的な悪阻程度。

ですので、いつもなら「少し苦手」だったものが、「やっぱり苦手」に昇格したくらい。

妊娠発覚より、Sさんが服用している「婦宝当帰膠」「双料参茸丸」「衛益顆粒」。

その中でも「少し苦手」だった「双料参茸丸」。悪阻の症状が出るようになってからは、その嫌度のランクが格上げし、「やっぱり嫌」に。

いくらこの薬が効き目があるからといっても、一度「嫌だなぁ」と思ったら、もう駄目です。お薬も気持ちよく、楽しく服用してもらった方が良いですので、そのように感じた時は同じような働きをするものにお薬を変更します。

双料参茸丸」は口の中で噛み砕くように服用しますので、口の中にその香りが広がります。それが妊娠中のSさんにはもっと耐えられないものとなっているようですので、同じように「腎」を補う飲みやすい丸剤に変更しました。

そのうちに悪阻もマシになり、味覚が元に戻ったら、元のお薬に変更することになるかもしれませんが、それも体調をみながら調整していきます。

人によって症状は様々ですので、嫌な思いをすることなく安胎のお薬を服用し続け、安全に心配なく出産することができるようにサポートしていきます。

もちろん妊娠中でなくても苦手なお薬があれば、是非お知らせください。変わるものを提案し、体質改善プランが計画通り進むようにしていきます。

大豆イソフラボン

ここ何年か日本で起きている「健康ブーム」の背景には、「サプリメントの過剰摂取」という危険が忍び寄っていることは既に想像できたことでしょう。

昨日、食品安全委員会が「大豆イソフラボン」についての摂取量の上限案を厚生労働省に答申し、以下の点が了承されました。

★食事以外の特定保健用食品として上乗せして摂取する場合、1日当たりの上限は豆腐半丁に含まれる量に相当する「30㎎」までとすること

★妊婦や乳幼児などには上乗せ摂取は推奨できないとすること

今まで「骨粗鬆症」などの予防効果があるとして人気があった「大豆イソフラボン」。イソフラボンは女性ホルモンに似た構造を持つために、期待されてきたものでしたが、一方で「発癌の危険性を高める可能性がある」とされているのです。

不規則な生活の人には力強いサプリメントですが、その過剰摂取により健康を維持するどころか害することもあるのです。

過剰摂取を避けるためには、容器に記されている1日の摂取量を良く知ること、栄養素の量をよくチェックすること、体調の異変には敏感になること、毎日の食事から不足しがちな栄養素を知っておくこと、などをきちんとチェックするようにしてください。

ただ今回は「食事以外の大豆イソフラボンの摂取量の上限」が決まっただけで、「大豆イソフラボンが悪い」ということになったわけではありません。

尿中のイソフラボンの量が多いほど心筋梗塞などになりにくい、という研究結果もでています。心筋梗塞による死亡率が高いのは女性。それは女性ホルモンであるエストロゲンの働きに深く関わるからなのです。中国の大豆を日常的によく食べている地域で、閉経後の女性の血圧、コレステロール値を調べると、全く問題なし!あまり大豆を食べない地域に比べ、格段の差があったといいます。

イソフラボンは女性ホルモンのエストロゲンと良く似た化学構造を持ち、それが心臓病予防、更年期障害の軽減に関わっていることは長寿の里にて立証されていることなのです。

サプリメントではなく、しっかり食事で「大豆イソフラボン」を食べ、「ぷれ更年期」、「更年期」、「生活習慣病」の予防を心がけましょう!

助成金のいろいろ

不妊治療をしている人には、是非申請をおススメしたいのが「不妊治療助成金」。住んでいる自治体によって、金額や申し込み方法は異なりますので、詳しくはご自分の住んでいる市役所で尋ねてください。

例えば、京都府宇治市では、

「保険適用の不妊治療の場合」は、助成金額は「保険診療費の自己負担額の2分の1以内【限度額は、年度毎の診療につき3万円(夫婦とも治療を受けている場合は各3万円)】」で、

「保険適用外の不妊治療(特定不妊治療)の場合」は、対象となる治療は「体外受精及び顕微授精」、対象者は「府指定の医療機関で特定不妊治療を受けていること、前年度所得が650万円未満(夫婦合算)」、助成金額は「1年度当たり上限額10万円【通算2年度に限る】」です。

これによれば、3万円か10万円は助成されるようですが、10万円の助成金に関しては、所得の制限があること、通算2年しか助成されないこと、など治療にかかる費用と期間に比べたらもらえる金額が少ないにも関わらず、結局もらえないことになりそうな規制になっているように思われます。

この辺を「少子化社会を考える政策」として、もっと国や自治体に頑張ってほしいところです。

一方、少子化社会が進む中、社会ではますますペットブームが広がっています。1人の子供のように可愛がる人々の思いが自治体に伝わったのでしょうか、ペットの「不妊・去勢手術」に補助金がでるそうです。

これも自治体によって補助金額や申請方法は異なりますが、指定の病院に申請した証明書を持って行けば、一定額を引いた金額で手術が受けられます。

しかし実はこのペットの助成金は、「可愛がる親心」から実施されるようになったものではなく、去勢していないペットが出産し、多くの子犬や子猫が保護され致死処分されるための結果のようです。

このように人間の不始末の処理のために補助金を出すのではなく、人間の明るい未来のための助成金にもっと力を入れてほしいものです。

漢方治療の良いところ

不妊や生理不順、更年期障害などの治療のために、婦人科で使用されるホルモン剤はたくさんあります。

大きく分けた分類でも「性ステロイドホルモン剤」「排卵誘発剤」「GnRHアゴニスト」「ドーパミン製剤」「甲状腺ホルモン剤」があります。こんなにも多くの種類があるかと思うほどのホルモン剤が用意されています。

そしてそれぞれを月経周期に合わせて「何を」「どのくらい」使用するか、は医師の「匙加減」に寄り異なり、「それが技術なのだ」とある婦人科医は言っています。この医師は、あらゆるホルモン剤を細かく使用していくことで、妊娠へと導いていくようです。

41歳Sさん。新しく掛かった婦人科医より「脳下垂体機能不全」であることが不妊の原因だ、と言われました。

今まではそのようなことを言われたことがなく、原因不明の不妊症だと思っていたのが、この病院で初めて病名がついたのです。

そこでSさんから「この病名がついたのですが、漢方薬は変わるのでしょうか?」との問い合わせ。

西洋医学では「脳下垂体機能不全」であれば、「FSH(卵胞刺激ホルモン)」や「PRL(乳汁分泌ホルモン)」「LH(黄体刺激ホルモン)」のどれのバランスが悪いかを血液検査でチェックし、それに対して「HMG剤:ヒュメゴン・パーゴナルなど」「抗PRL剤:テルロン・パーロデルなど」「HCG剤:ゴナトロピンなど」を投与することになります。

しかし漢方では、Sさんの不妊の原因はあらゆる症状や望診、舌診などより「腎虚」として捉えているために、その病名がついたからといって、漢方の処方を変えることはありません。

「腎」がしっかりすれば、先天の気が強くなると共に、体の生殖機能が回復し、結果として衰えてきた下垂体の機能も回復するのです。

どんな場合でもこれは言えることで、体のバランスが崩れたことで、機能が衰え、何かの症状が起きるわけですが、その「崩れたバランス」を整えるようにしていくことで全ての機能が回復していくものです。

「病気」を追うのではなく、「体全体のバランスの崩れ」を見つけ、それを改善していくように持って行くのが東洋医学であり、漢方治療です。従って、「病名」がつかなくても治療ができ、体を元気にすることができるのです。これからの予防医学には見逃せない治療法です。

アヒル

毎週土曜日に放映されている宮廷女官「チャングムの誓い」。チェゴサングン(ハンサングン)様とチャングムが重い罪を着せられた原因となった「鴨【ヤー】(アヒル)」。

その効能は、清涼作用があり、肝陽上亢を抑えるものです。具体的な治療としては、「鼻血」「頭痛」「浮腫」「慢性腎炎」などです。

番組では「毒を下すもの」とされていましたので、同じカモ科の鳥でも、どちらかと言えば「鵝【オー】(ガチョウ)」のことではないかと思います。

その効能は、「血」は解毒薬となり、咽喉のつかえを治し、「胆嚢」は解熱、咳止め、痔の治療に用い、「油」はあかぎれを治し、「涎」は骨が咽喉に刺さったのを治すようです。

番組では、誰が考えてもおかしいことが王様までもが信じてしまい、2人を含める関係者が次々と尋問され、終には命までも落としてしまう納得のいかないことになってしまっています。

「アヒル」も「ガチョウ」もフランスの食卓ではその「肝」は「フォアグラ」で有名ですが、あまり日本の食卓では馴染みのないものですので、もう少し馴染みのあるもので「鶏【ジチー】(ニワトリ)」について見てみましょう。

鶏の薬用部分は「卵」「卵の殻」「肝」「胃膜」「鶏冠(とさか)」「血」など様々です。

その効能は、五臓の補益、脾胃虚弱の治療に用い、「卵白」は熱っぽく腫れているものに外用し、「卵黄」は心悸亢進を治し、「卵黄油」は筋肉を育成する、「卵殻」は骨を丈夫にし、胃酸を抑制する、「孵化して胚になった卵」は補益し、めまいを治す、「肝」は視力快復、「胆嚢」は百日咳を治す、「胃膜」は消化を助け、「鶏冠」は月経異常を治す、「血」は出血、喘息を治す、ようです。

それらの効能の中で、「月経不順」について。

 ★毎日「鶏冠(とさか)」を2個煮て食べ、毎月3~5回服用する。

「機能性不正出血」について。

 ★健康な雄鶏の血を20ml取り、毎日2回熱くして服用する。

馴染みのある「鶏」ですが、「鶏冠」や「血」は一般の日本の食卓にはやはり馴染みのないものですね。