ひよこママの会

当店で不妊の漢方治療をされて無事出産されたママ達をサポートする会を作りました。

名づけて「ひよこママの会」。

出産までも大変でしたが、出産後も育児でわからないことばかり。

様々な「悩み」や病院で相談するほどでもないことだけれども「疑問に感じていること」、「心配ごと」を気軽に小児科の先生に伺える場を設けようとしたものです。

明日が初回の開催日となります。当日は小児科の先生を招いています。様々なひよこママの疑問に答えてくださることでしょう。

今後も季節に1回ほどのペースで、この会を続けていく予定です。出産までのサポートだけでなく、出産後のサポートにも力を入れ、安心して子育てをしてもらえるような「相談の場」を築いていこうと考えています。

「ひよこママの会」の熟練の先生方のご指導のもとで、免疫力がしっかりついた、元気で丈夫な良い子に育つこと間違いなしです!

初めを振り返って

不妊治療を続け、やっと妊娠し10月10日を経て無事出産し、女の子を授かった34歳Tさん。毎日子育てに奮闘しながら気がつくと、1年半が過ぎていました。

1年半のSちゃんは、だんだん知恵がつき、自我が目覚めてきて、言うことを聞いてくれないことが多くなってきました。Tさんは何度もヒステリックに怒りそうになっては、「我慢、我慢」と自分に言い聞かせ、でも頭の中はイライラ感でいっぱいに。

やっとSちゃんを授かった頃は、「元気に産まれてくれただけでもよかった」と思っていたのが、だんだん「こうなってほしい。ああなってほしい。」とSちゃんに期待をかける気持ちが強くなるばかり。期待を掛けすぎて、裏切られると、イライラし、怒ってしまう。

まだまだSちゃんにとってはこれから長い人生なのですから、「親の思い」を押し付けすぎず、今のうちはのびのびとやりたいことをさせて育てて欲しいです。「親のイライラ」を感じさせるのではなく、「親の愛情」をたっぷり感じさせてあげてください。

不妊治療を受け、とにかく子供が欲しいと願っていた頃、たくさんの辛い思いをした末に、Sちゃんが産まれ、「元気に産まれてくれただけでもよかった」と思っていた初めの頃の「思い」を振り返れば、今のイライラなんてきっと吹っ飛ぶことでしょう。

水イボ

今月より幼稚園では、プールが始まっています。

プールなどで感染してしまうのが、「水イボ」。一度うつると、知らないうちに引っかいたりして、その汁が飛び、違うところにまた出来てしまいます。これを防ぐには、爪をよく切っておくことが重要です。

幼稚園では、他の園児に移さないように水イボが出来ている子供は、プールが始まるまでの時期に、皮膚科に行って、取ってくるように言われます。通常は、皮膚科に行くと、ピンセットで水イボをつまんで取られます。

ただ、この行為はピンセットで皮膚をつねられるのと同じですから、とても痛いものです。皮膚科に寄っては、絆創膏タイプの麻酔テープを治療の1時間前に、ピンセットでつまむ水イボに貼ってくるよう言われます。これですと、テープを貼った部分は麻酔が聞いているのでそのままするよりも痛くないですが、やはり痛い様子。

これが、その麻酔テープを貼ったところは、「お灸」だとそれほど熱く感じないようです。親玉の水イボにお灸をすると、汁が飛び散ったりして他に移ることもなく、完治します。麻酔テープがあれば、是非お試しください。

ただこれは漢方にて治すにはプールまで時間がない場合で、通常は、ヨクイニンなどで内から治していきます。

疳の虫

漢方による体質改善で目出度く妊娠し、出産されたSさん。

せっかく授かったけど、生後3ヶ月になる息子に振り回され、もうぐったり。

夜中にぐずってなかなか寝てくれない。寝てもすぐに起きて、泣いてばかり。昼間は昼寝してくれたら、この時とばかりに家の用事を済ませてしまおうとするので、Sさんがゆっくり寝る暇がない。

そんな状況ですので、もともと肩こり症だったこともあり、Sさんの肩はパンパンになり、頚もガチガチ、頭もボーッとする毎日でした。

困ったSさんが、当店に相談の電話をされ、即、来店するようにススメました。

Sさんの生後3ヶ月のお子さんは、「疳の虫」の症状です。

別に「虫」が居るわけではないのですが、「神経質で興奮しやすい性質」を「疳」といい、そのような性質になってしまっている状態を「疳の虫」の症状といいます。

これには、「小児鍼(しょうにしん)」が良く効きます。特に「疳の虫」の症状が出ていなくても、風邪などひかないような強い子にするためにも「小児鍼」はとても良いです。小児鍼をすることで、神経も休まり、免疫力が高まります。

「小児鍼」といっても「鍼」を刺すのではありません。ヘラのようなものや爪楊枝のようなものでこするだけ。お母さんでも簡単にできるものです。是非、覚えて強い子になるようにご自宅で小児鍼をしてあげてほしいものです。

Sさんのお子さんは、小児鍼を受け、自宅でもSさんが続けてしてくださった成果ですっかり「疳の虫」も治まり、夜もよく寝てくれるようになったようです。

是非、小さなお子様をお持ちのお母様は、小児鍼を覚えてやってあげてください。病気になりにくい元気なお子様に育つように。