2009年10月アーカイブ

Mさん33歳。結婚してすぐ授かると思っていたのに...なかなか授からない。迷った挙句婦人科受診して排卵誘発剤を処方してもらい飲んでみたが、吐き気で気分が悪くなり飲めなかった。

転勤で京都にすみ、漢方薬を飲んでみようと当店を訪ねてくれたのが3年前の2月でした。お仕事と住み馴れない京都の生活でストレスも多かったことでしょう!基礎体温表(BBT)を見せてもらいましたが、低温相と高温相がはっきりせず、元気のない状態でした。卵の成長もゆっくりで元気が無いことがわかります。

元気な卵を作れる体質に変えようと「補血」「補腎健脾」「理気活血」などを目的に、「婦宝当帰膠」、「逍遥丸」、「参馬補腎丸」など、<周期調節法>に合わせて組みいれました。聡明なMさんはしっかり服用して健康回復に努めてくれました。1年半服用した頃、念願の懐妊。悪阻がきつかったこともあって、安胎薬の漢方薬が飲めずに、連絡も途切れてしまいました。

「どうしているのかな?」「安胎薬を飲んだら丈夫な子供が生まれるのに...」「順調に育っているんだろうか」と気になっていました。昨年の夏に「無事生まれました!」と連絡をいただいたときには本当に安堵しました。そしてこの夏、サロンに会いに来てくれました。もう大きくなって歩いているAちゃん。すっかりお母さんの顔になっていたMさん。

気になったのは生まれてからAちゃんの病院通いが始まっているようで、とても心配です。漢方薬をのんで生まれてきたあかちゃんは元気で「この子は丈夫ですよ!」とい言われることが多いのですが、病気がちなあかちゃんを見ると「続けて漢方薬を飲んでいたら...」と思うことが度々あります。Mママさん、子育ては体力が必要です。丈夫な身体でAちゃんと向き合い、お友だちと情報を交換し合って楽しくお過ごしくださいね。

いつでも漢方薬で応援しますからね!

A

中医薬研究会女性大会で、中山先生のご講演の中で興味あるお話を伺いましたので紹介します。

*クマ類は冬眠から覚めたあとの夏に繁殖期を迎えて交尾をします。そして冬眠中の2月ころに出産するそうです。クマ類の受精卵はすぐに着床せず胚盤胞の段階で止まって子宮内で休眠して、冬眠入る頃にようやく着床して発育を始めるそうです。そして冬眠中の2月頃に出産して、授乳して、子育てをして、春には子熊と一緒に穴から出てくるのです。
つまり受精から着床までの期間、生命活動を停止していることから、この現象を「着床遅延」と呼ばれているそうです。

北海道生まれの私ですが、「怖い熊」の印象だけで近寄ることも興味を持って見ることもなく過ごしてきましたが、この事実を知り、熊の不思議な生態と生理にビックリしてました。

*カンガルーのお話にも触れられました。カンガルーも出産後すぐ交尾する。着床してから出産までわずか1ヶ月なので、まだ授乳している子供がいるので着床遅延しているそうです。

*実は人間にも着床遅延があるそうです。
先生の患者さんに実際あったそうでご披露されました。
実際は7日間も遅延された方がいたそうです。
何故なのかその理由はわかりませんが...。

その不思議な現象に生命の神秘さを感じぜざるを得ません。

哺乳動物の多くに、この不思議な、神秘的な現象「着床遅延」が見られるようです。

 

Nakayama

昨日は日本中医薬研究会の女性大会が札幌で開催されました。

全国から300名近くの女性薬剤師が集まりましたが、参加者の多くは、日頃店頭にたって赤ちゃんがほしい方々の相談に乗っています。

 

今回は、京都にある足立病院の不妊治療センター中山貴弘先生のご講演が有りました。最近は40歳を越える方々の不妊相談が全国的に多くなっていますが、「40歳からの妊娠はかくあるべき 」 と丁寧に実例を交えてお話いただきました。

40歳を過ぎると20代と違い妊孕率が下がります。卵巣の働きも弱くなります。お薬を使って強制的に妊娠させるのではなく、妊娠できる体つくり(漢方では本治といいます)が大切なのです。

それには生活習慣が大きく影響している。長年の悪い生活習慣で体のバランスを損ない妊娠しにくくなっている可能性がある。失っている本来の妊娠力を回復させ、焦らず気長にゆったりと治療を継続することが大切と力説されました。

私たちがみなさまにお勧めする 漢方薬 や鍼灸、運動、食事もすべて妊娠力を育む土台になっていること再認識したご講演で、大変好評でした。

中山先生ありがとうございました!

40歳のMさんは2年前に「黄体化未破裂卵胞(LUF)で胚移植が出来ないのです」と来店されました。

几帳面にエコー写真をファイルしてあり、見せていただきました。エコー写真には卵巣に大きな卵胞がくっきり写っています。「今回も未破裂でした」と。大きく育つのですがなかなか排卵できないのですね。「LUF}はLHサージが不十分で黄体機能不全を伴いやすいといわれています。

Mさんの黄体機能不全を改善するため、冷え症、疲れ易い、腰がだるくなるなどの症状から<婦宝当帰膠>や<参茸補血丸>などを<周期調節法>を用いながら服用してもらいました。

漢方薬を服用してから9ヵ月後にLUFが治り、排卵するようになりました。それから数ヵ月後、Mさんに待望の生命の灯が燈りました。10年...長い歳月でした。

漢方薬の安胎薬も不安と期待の中で10ヶ月間服用しました。そのおかげで元気なO君を無事出産しました。「お肌ツルツルの子です」出産直後のお知らせでした。そしてやっと先日初見えが叶いました。

かわいいO君。夜泣きもしないで朝までぐっすり眠ってくれて早くも「親孝行」のようです。待ちに待った家族の誕生に幸せが溢れてくるようなMさんの笑顔でした。お幸せに!!

 

Mu

サロンのドアが開き、ベビーカーが見えてきました。

今日は誰がお目見えするのかな?と思っていたところ、なんとMママとK君です。もう生まれてから5ヶ月になりました。

Mさんが当店にこられた時は30代の前半でした。不幸にも子宮外妊娠されてからなかなか授からず、不妊クリニックに通われてました。

卵巣嚢腫といわれ、LUF(〈黄体化未破裂卵胞)で排卵できなかったり、悩みはつきませんでした。漢方薬で何とか体調を整えたいと相談にこられました。

婦宝当帰膠>をベースに<周期調節法>で体調を整えきました。転医したクリニックでIVFをすることになり、排卵誘発をしたところ沢山の卵胞(23個)ができ、OHSS(過剰卵巣刺激症候群)になってしまいました。

慌てて漢方薬も服用してもらい事なきを得、めでたくK君の命が燈ったのでした。悪阻が酷く見ている側も気の毒に思ったほどでした。Mママはいつもしんどそうにしていましたが、5ヵ月後のベビーカーを押してきたその姿は、とっても幸せで充実していることがわかるほどでした。

"ママになっている!"思わず可愛いK君を抱き上げ写真をパチリ!

私も幸せと元気をもらいました。また、幸せ家族が増えました。

 

K

近くの小学校、保育園からは秋の運動会の歓声が上がっている土曜日。流産を何回も繰り返してきたOさんが待望のあかちゃんを連れて尋ねてきてくれました。

丸々肥えて、しっかり育って...お肌ツルツル、色白(漢方薬を服用したお子さんは共通して色白、お肌ツルツル)でOさんのこれまでの辛さを見てきた私は、S君をみて感激しました。

「抗リン脂質抗体」で何回も妊娠しては流産し、「不育症」の病名をつけられ、「バファリン」を処方され、IVFも実施されてきました。Oさんは漢方薬を飲み続け、自然にS君を授かったのでした。IVFでしか授からないと思っていたのに「自然妊娠!」とは。とても感動しました。

周期調節法で体調をととのえ、妊娠されてからも安胎薬として漢方薬を服用しても、「無事生まれてくれるだろうか?」 といつも不安に日々を送っていました。血栓予防の注射やお薬と、<婦宝当帰膠>、<参馬補腎丸>などの漢方薬を飲みながら「お腹の中で元気に動いている子供を大切にして毎日を過ごしています」とメールをいただき、S君誕生を心待ちしていました。鶯が鳴く春に3500gの大きなS君が無事誕生したのでした。

そして秋晴れのこの日、6ヶ月に成長したS君と初対面しました。
Oさんは「まさか、自分の子どもを先生に抱っこしていただける日がくるなんて想像していなかったので、本当に夢のようでした。」
「私と同じように、子どもがなかなか授からずウンウン悩んでいる方々にそして流産を繰り返して落ち込んでいる方々に、明けない夜は無いんだって少しでも希望を持っていただけたらと思います」と帰ってからメールを頂戴しました。ありがたいことです。

Oさんのメッセージを皆さんにお披露目して、勇気と希望をもらいましょう!

 

Ok

Kさんに待望のあかちゃんがうまれて早1年がたとうとしています。すっかりおしゃまになったSちゃん。

お話が好きでKママに相手をしてもらうとご機嫌よくお声が出てきます。最近は表情も豊かになってKママは幸せをかみ締めています。

Kさんは結婚して9年。Sちゃんを身ごもった時は36歳と比較的若いときでした。貧血に悩まされながら、2つの不妊専門病院にも通い、AIHを数回行い増したが結果が出ず、自然妊娠よりも体外受精を進められてきました。体力もないし、ご主人も体力が無いので2人で漢方薬を飲んで妊娠しやすい母体、父体つくりをしようとご来店してくれました。

半年たった2008年のお正月に、仲間 の先生から元旦に映した富士山に雲がかかっている写真をいただきました。その雲がなんとその年の干支のねずみに見えるのです。何と縁起が良い!と大事に持ち帰りねずみ年の人にあげようと待っていました。

そのときKさんが「私今年年女なのです」と告げてくれたので、「この写真上げます。縁起が良いので今年は出来るよ!」と渡したのです。それから2ヵ月後本当に妊娠されたのです。やはり御利益(?)があったのでしょう!

周期調節法で冷えを改善する<婦宝当帰膠>、貧血もあり、胃腸機能が弱いことから<ケイギョク膏><参茸補血丸>などを服用しての懐妊でした。妊娠中も母体の健康管理、赤ちゃんの成長をサポートして安胎薬を服用してもらいました。

そして満40週の日、3600gのジャンボBABYが誕生したのでした。本当に良かったです。

胃腸機能を高めて2人目にチャレンジしてSちゃんをお姉ちゃんにしてあげましょう!

 

S

 

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