6月7日朝一番の新幹線で東京に向かいました。2日目の講座です。
毎年2回、不妊治療の最先端医療や、カウンセリングの重要性、日本各地 で取り組まれている各種の制度、社会的な背景と個々の疾患をいろいろな角度から見つめ、考える場として参加してきました。
今回も興味ある演題がたくさんでした。
1)「子宮筋腫」の話を聖路加病院女性総合診療部の佐藤孝道先生が講演なされました。
40歳を過ぎた女性の70%が子宮筋腫を持っていて無症状なのが特徴とのことですから気をつけなければなりませんね。子宮筋腫の種類、病因、再発の問題、筋腫を持ちながらの妊娠、そして分娩不妊との関係など、更に腺筋症と肉腫ついてなど、多くのパワーポイントを使っての講演でとても勉強になりました。
2)「子宮内膜症の薬物療法」東京大学医学部産科婦人科学教室、百枝幹雄先生の講演。
当店でも相談が多く見られる「子宮内膜症」のお話、やはり25歳~34歳の年齢層に多い疾患で激しい疼痛の緩和、妊孕性の改善、悪性化の予防が治療に求められています。新しい治療薬が紹介されやがて病院から処方されるのであろうと聞いてきました。
佐藤孝道先生の講演