原因不明の皮膚炎 Part2

はっきり言って、私との相談の中でも、原因が何かはやはりわかりませんでした。
しかし漢方でも経験的に、皮疹の状態、そしてその人の体質が分かれば、その症状に当てはまる漢方薬を選ぶことができます。
もっと言うと、病院での病名・診断名が何であれ、漢方薬は独自の弁証で選択します。
実際、この男性には、温清飲の加減方を使いました。
2週間後、「漢方薬を飲み始めてからは発疹が減少し、治癒に向かっている」とご来店時にお聞きしました。

私個人の経験上の印象としては、病院のお薬は適正に使用されていれば、大半の皮膚疾患に対し、もっとも効果的に、経済的に治療できると思います。
しかし、病院治療では効果がなかった場合や、かなり広範囲の皮膚炎や蕁麻疹でも、漢方薬を飲んでスムーズに改善した例を経験しています。
現代の皮膚炎の中には、西洋薬よりも漢方薬の方が効果的な例があると考えています。

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原因不明の皮膚炎 Part1

突然、何の前触れもなく発疹や皮膚のかゆみが出始めると、誰でも焦ってしまうと思います。
程度にもよりますが、たいていの人がまず、病院の皮膚科に行くのではないでしょうか。
皮膚科では、診断を受け、治療薬が処方されるでしょう。

しかし、中には診断名を告げられずに、お薬だけもらってくる人が結構います。
いったい、自分に起こった病気・皮膚炎が現代医学の診断名として何なのかは、絶対に聞くようにした方が良いと私は考えています。
現代医学では「診断なくして治療なし」が原則です。
診断が曖昧だと、治療も曖昧になりがちという印象です。
そして、診断名を訊くのは当然の権利であり、病院・医師に診療費としてお金も払っているのですから・・・。
ちなみに、薬局や漢方店で病名を告げることはできませんし、そのようなことはありません。

ここで、ある30代男性の例をあげます。
数ヶ月前に皮膚炎が発症。はじめは、へそのあたりから発疹、赤みが出現し、その後、腕や膝裏等にも現れ、現在まで広がる一方だとのことでした。
皮膚科では、ベルトの金属がおへそに触れて接触性皮膚炎をおこしたのではないかという見解だったそうです。
ご本人は、へその位置とベルトの位置は明らかに違うし、シャツを着ているので触れるとは思わないと疑問に思ったとのこと。また、皮膚科の診断がどうであれ、出された薬が効けばよいのですが、効果も見られなかったため、当漢方店を訪ねたそうです。

Part2へ続く

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赤ちゃんのアトピー

1歳の赤ちゃんHくん、生後3ヶ月頃から湿疹が出始め10ヶ月目に悪化したので、相談に来られました。

症状は、首の周りや関節部位が乾燥し、赤みと痒みがありました。
Hくんのお父さんもアトピーがあり、漢方薬で良くなったので、Hくんには<小建中湯>や<五行草>などを使ってもらい、3ヶ月ほどですっかり症状がなくなりました。

その後来られなかったのですが、先日再び症状悪化したため来店され、また同じ漢方薬を使っていただくことになりました。

Hくんのアトピーは遺伝性も考えられるので、今後は体質改善の目的で漢方を続けてもらうよう、お勧めしました。
<小建中湯>は子供の体質改善薬のファーストチョイスで穏やかな漢方薬ですが、このケースでは早い効果が見られました。


写真は錠剤ですが、飲みやすいエキス剤(細粒)もございます。

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中学生が研修のために来店

昨日は岡山のS中学校の生徒さんが研修に来られました。
S中学では総合的な学習として学年毎にテーマを決め、そのテーマに沿ってグループで調査、取材などを通じて、コミュニケーション能力や課題解決能力を高めるという学習が行われています。

今回は4人の生徒さんが来店され、漢方生薬を見たり、漢方に関する質問に答える場を持ちました。
短時間でしたが漢方に興味を持っていただくことが出来たことと思います。
将来は医療関係に進みたいという生徒さん達との話、とても頼もしい一時でした。

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冷え性って何?

冷えは、冷えとも表記されていますが、
「特に手や足の先などの四肢末端が温まらず冷えているような感覚が常に自覚される状態。
末梢血管の血行障害によって生じる」とフリー百科事典ウィキペディアでは記載されています。

さて、冷え性の方ですが、これから寒い冬の季節へ向かっていきますのでなおさら大変な時期になると思います。
また、自分が冷え性であると自覚するケースが多々あるのではないかと思います。
たとえば、大勢で集まったとき、なぜか自分だけ厚着していることに気づく。
同じ室内にいて、他の人は元気に過ごしているのに、自分だけ寒さを感じ体調を崩す。
そして、冷え性の方は冷えを感受した時の随伴症状が問題です。
風邪を引く、頭痛がする、腹痛が起きる、下痢をする、トイレが近くなる・・・等。
冷えさえ感じなければこのような随伴症状が慢性的に起こることもないはずです。

とにかく、冷え性のデメリットの中には、社交的に生活できない、仕事や遊び、勉強に集中できないこともあると思います。
ですから、改善するにこしたことはないのです。

それでは、冷え性をどうやって治療するかというと、病院へ行っても病気として扱われないため相手にされません。
やはり、食生活、生活習慣の改善、そして東洋医学の漢方ではないでしょうか?

前出のウィキペディアでも冷え性の治療に漢方薬を、そしてその中でも「婦宝当帰膠」をあげていますが、
私も同感です。
特に女性の冷え性の改善=婦宝当帰膠というのが大半の女性に当てはまるのではないでしょうか。
もちろん、冷え性は、個々の体質により使われる漢方薬にもいくつかありますので
ご相談が必要の方もいらっしゃると思います。
何はともあれ、日々の生活をエンジョイできるように、皆さんも漢方薬を活用してみてはいかがでしょう。

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不明熱

この春にご来店いただいた30歳の女性Gさん、
二人目出産後に疲れが酷くて横になることが多く、朝方と夕方には原因不明の発熱があり、
頭痛や吐き気などがありました。

そこで体質も考え合わせ、疲れによる<お血発熱>と捉え、<婦宝当帰膠>や<冠元顆粒>を
お使いいただきました。
そして1ヶ月後には発熱も冷えも改善し、頭痛もほとんど起こらなくなりました。

その後しばらく来られなかったのですが、先日また以前と同じ症状に加え咽の違和感があり、相談に来られました。そこで、再度同じ漢方薬に<半夏厚朴湯>を併用していただきました。

この間の経過をお聞きすると、一時は改善していたたのですが、最近転居のため忙しくなり、
それがストレスになったようでした。
元々血流が悪い体質で、ストレスや疲れによって再発しやすいのですが、
改善する漢方薬が決まっているといつでも早い対応ができて安心です。

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不正生理出血

24歳女性、1年前から不正出血がみられるということでご来店されました。
顔色は白く、舌淡白。血色があまり良くなく、疲れも覗えました。
漢方では、血虚・瘀血の証が強くみられ、婦宝当帰膠田七人参を中心にお勧めしました。

約2カ月の服用で、不正出血や貧血症状が改善したとのこと。
その後、漢方薬は予防としても使えるというお話をしたところ、
ご本人曰く、田七人参が自分の体に合っているとのこと。
確かに、食事、栄養がしっかりと管理されている状況では、気と血を補う婦宝当帰膠よりも、
血流を良くし、かつ出血を抑える効果と肝臓の機能を改善する効果を持つ田七人参の方が
よりあっているのかもしれません。

このように、漢方薬を使い、その良さを実感しながら、元気に生活や仕事を続けられるというのは
とても良い選択だと思います。
皆さんも自分に合った漢方薬を見つけてみてはいかがですか?

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長期間続く咳

67歳女性、1年半前より、夜になると咳が出るという症状でご来店されました。

高血圧のため、降圧剤を服用中。
咳と痰の症状が気になる以外に、風邪をひきやすいのだそうです。
舌淡白、脆弱。咳が長期化しているのと、気虚証が特に気になりました。

そこで参蘇飲という処方の加減方をお勧めしました。
1か月分を服用したときには、咳がすっかりなくなったとのことでした。
しかし、調子が良くなったのにいきなり止めるのは心配ということで、継続服用を希望されました。
あとは、自信がつけば徐々に減量していけるでしょう。

このケースは、風邪薬や病院等の咳止めでは改善がむずかしい例だと思われます。
漢方では肺気虚による咳嗽として捉え、肺いわゆる呼吸器の機能、
抵抗力を高めながら咳をとる方法であると私は解釈しています。
そして、ご高齢の方に特に多い症状だと思います。

似たような症状が思い当たる方はぜひ漢方薬をお試しください。

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現代人と動悸という症状

38歳男性、2か月前より階段を上ったときや急に動いたときに動悸が起こるようになったということで
ご来店されました。
肩こり、イライラ、疲れ等も訴えあり。
舌は紫紅。生活状況、外観望診、舌診ともに漢方の瘀血の証が強いため、冠元顆粒
疲れを和らげるため、十全大補湯の服用をお勧めしました。

2週間後、ご来店されたときには漢方薬を飲み始めて以来動悸はおきていないとのこと。
予防の意味も含め、今しばらく漢方薬を続けて服用してから減量するようにお勧めしました。

このケースは、漢方の言葉にもある通り、「久病瘀血」に当たると思われます。
現代風に言うと、「長期の病が血流の悪化を招く」です。
長期にわたる仕事の疲れ、ストレスがあり、日常特に運動する機会がないことが重なって、
血流が著しく悪くなってしまった。
血流の悪化が心臓に響き、動くとすぐに動悸を起こしてしまったものと考えられます。

このような例は決して特別なものではなく、現代人、サラリーマンなどにはよく耳にする症状です。
仕事でなかなか休みが取れない方は特に、予防のためにも冠元顆粒という漢方薬をお勧めします。

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乳児湿疹

1歳の男の子Hくん、出生後3ヶ月目から湿疹が出始め、この春先に悪化しました。
特に関節部位や首の周囲が赤く、乾燥し、痒みも酷い様子。
病院で軟膏をもらわれていたのですが、改善の兆しが無いので相談に来られました。

そのお父さんも以前からアトピーがありましたので、子供さんもアトピーが考えられましたが、
まだ乳児ですので漢方薬は安全で穏やかな<小建中湯>や<五行草>を使っていただきました。

そして2ヶ月余り経過したころから肌は綺麗になりはじめ、3ヶ月ですっかり湿疹が消えました。
症状がなくなったので、ここで一旦漢方薬は中止し様子をみていますが、
遺伝性が考えられるのでまた症状が出るようなら再開することになります。

乳児湿疹はよく見られますが、赤ちゃんでも飲める漢方薬がありますのでご相談ください。

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