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漢方で1日1善【by 漢方の健伸堂薬局】

漢方相談歴30年以上、国際中医師の古村学です。日常の漢方相談の中から、様々な症例とそれに対応する漢方の考え方や処方をたくさん記録して行くように努めています。漢方での疑問な事や知りたかったことなどの参考にしてください。

皮膚炎

接触性皮膚炎の改善

2022年11月11日 by 健伸堂

皮膚の表面に刺激が加わると、赤い発疹や水泡ができ、痒みが現れる症状です。

65歳のTさん、20年以上も前から肩やベルトのあたりに時々発疹ができていました。

1年ほど前から症状が酷くなり、2週間毎に発症を繰り返すようになり、病院でステロイド軟膏をもらって使われていましたが、なかなか治まらないので漢方相談に来られました。

症状は、赤みがある発疹で風呂上りに悪化するが痒みは少ないようです。
舌診では、白苔でやや紫舌、血流がよくないタイプでした。

そこでまずは、風熱と考え消風散を、皮膚が弱いのでオウギ製剤を、過敏性もあるので柴胡剤などを使いました。

その後、発疹が引くのが早くなり、発症頻度も減ってきたのですが、完治はしませんでした。
次に、表虚に対応する桂枝加黄蓍湯をメインとする漢方薬に変更したところ、さらに頻度が減ったものの、完治しませんでした。

再度体質を見直したところ、胃腸が弱く、胃もたれしやすく、口内炎も時々あり、逆流性も少しあるとのこと。

そこで皮膚炎の原因が、表虚だけでなく、胃熱も影響していると考え、茵陳五苓散を使うことにしました。

結果、発疹は全くなくなり、1か月経過して減薬することになりました。

皮膚病は様々な原因が重なり合っていますので、多面的に捉えることが必要だと再認識する事例でした。

ご相談はこちらからどうぞ

燃えるような紅葉 

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カテゴリー: 湿疹, 蕁麻疹(じんましん) タグ: 桂枝加黄蓍湯, 消風散, 皮膚炎, 茵陳五苓散

犬の皮膚病1

2020年6月26日 by 健伸堂

犬の疾患でご相談の多いのが皮膚病です。

Oさんのわんちゃんは10歳体重8㎏で、背中に赤い湿疹が出て痒みがあり、その部位は脱毛していました。耳も痒いらしく1晩中掻いていました。

動物病院では、膿皮症、外耳炎の診断を受け、サプリメントや漢方薬をもらわれていましたが、効果なく相談にお越しになりました。

皮膚の状態を見ることができましたので、早速に炎症を改善する漢方薬や、胃腸機能を整えるための漢方薬を併用しました。また、外用には、漢方軟膏を併用、シャンプーも変更していただきました。

1か月後には、食欲が戻って元気になり、それに合わせて皮膚の状態も赤みや痒みが軽減してきました。

3か月後には脱毛していた部位もきれいになりましたが、再発予防のため、その後も継続されています。

漢方薬はペットにはとても早く効果が現れます。

 ※漢方薬は飼い主様のご要望と責任においてお使いいただいています。

蓮の花がきれいです

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カテゴリー: ペットの病気 タグ: 犬, 皮膚炎

アレルギーによる皮膚炎が漢方で改善

2013年9月13日 by 健伸堂
38歳の女性Yさんは、10年程前から目の周囲が紅くなり、ステロイドや抗アレルギー剤の内服を続けていましたが、改善の兆しがなく、漢方相談にお越しになりました。
昔から貧血や自律神経トラブルがあり、年中花粉アレルギーがあり、お肌は乾燥しやすく、胃腸が弱いなど、様々なお悩みを抱えておられました。
そこで<腺病質体質> いわゆる虚弱で神経質なタイプと捉え、そのような方の皮膚病に用いる<柴胡疎肝湯>と、目の周りが紅い方に使う<梔子柏皮湯>を併用いただきました。
その後2週間後には赤みが引きはじめ、1か月でかなり改善しました。
長い間ステロイドや抗アレルギー剤を使っていても改善しない皮膚病も、漢方薬がぴったり合うときは短期間で改善することがあります。
まずはご相談ください。
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類天疱瘡と漢方

2013年3月19日 by 健伸堂
類天疱瘡とは、お年寄りに多い病気で、全身にかゆみをともなう紅斑が出たり、水疱できます。
原因は自己免疫異常によるもので、皮膚の表皮と真皮がはがれ水疱ができるもので、
治療には主にステロイドが使われます。
75歳のYさんも昨年8月に水泡が出始め、病院で検査の結果類天疱瘡と診断されました。
元々は草にかぶれたのが始まりで、太ももや耳の周囲、関節部位などの皮膚の弱い部分に出てきました。
風呂上りには身体が温まって紅斑も出ました。
いつまでもステロイドを使いたくないとのことで、漢方相談に来られました。
体質や症状をを見て、Yさんには免疫を調整する薬や<消風散>をお使いいただきました。
現在2か月経過し、今のところ全く発症しないとのことで、順調に経過しています。
さらに、この漢方薬を使い始めてから、花粉症の症状が全く出なくなったと喜んでいただいています。漢方薬は身体全体の様々な症状改善につながりますので、思わぬ効果が出るのも特徴です。
類天疱瘡がこのまま治ってくれることを願っています。
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漢方薬Sの粒タイプ※粉タイプもございます。
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カテゴリー: 症状別の漢方, 肌荒れ・かゆみ タグ: かゆみ 紅斑, 水泡, 皮膚炎, 類天疱瘡

筆者 プロフィール

古村匡崇(薬剤師)
古村学(登録販売者・国際中医師)

漢方専門の薬局として、永年にわたり漢方相談を行ってきました。
日本漢方と中医学の両方の特徴を活かしながら、日々研鑽を積み重ねています。
少しでも多くの方に喜んでいただけることを目標に。

漢方の健伸堂薬局(京都)

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