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漢方で1日1善【by 漢方の健伸堂薬局】

漢方相談歴30年以上、国際中医師の古村学です。日常の漢方相談の中から、様々な症例とそれに対応する漢方の考え方や処方をたくさん記録して行くように努めています。漢方での疑問な事や知りたかったことなどの参考にしてください。

加味逍遥散

三叉神経痛の痛み

2024年4月5日 by 健伸堂

78歳のNさん、以前から顎から耳にかけて痛みがありました。
病院では、三叉神経痛の薬や抗うつ剤をもらわれていましたが、今回は痛みが治まらないので相談をお受けしました。

体質をお聞きすると、肩こりが慢性的に強い、頭痛があり、のぼせもある、イライラ感が強いなどの症状がありました。また今回の痛みはストレスが関係して発症したとのことでした。

漢方では、この状態を「肝陽上亢」といい、ストレスで気が上に昇り、のぼせや肩こり、頭痛などを伴っていると考え、止痛薬に加え平肝薬を併用しました。

1週間後、痛みはかなり治まり、その後は減薬しながら継続いただきました。

Nさんの場合は長い間の症状ですので、ストレスがかかることによって痛みは繰り返すと思われますが、今回の漢方薬で治まることがわかり、安心していただきました。

漢方薬は止痛だけでなく、その原因となっている状況を改善することで根本治療につながるものです。

お気軽にご相談ください。

のどかな春の海

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カテゴリー: 神経痛, 肩こり, 頭痛・偏頭痛 タグ: アゴの痛み, 三叉神経痛, 加味逍遥散, 清上蠲痛湯, 肝陽上亢, 釣藤散

舌痛症の漢方

2024年2月26日 by 健伸堂

舌が痛む原因は、西洋医学的には乾燥や感染症などによる炎症、腫瘍、神経痛などが考えられます。
また、舌の表面が痛いのか、内部が痛いのかによっても異なります。

漢方では、心・脾・肝・腎など多くの臓腑の経絡が舌に繋がっていて、舌の痛みの部位によって考えることもありますが、多くはストレスやホルモンバランスなどに関連しています。

42歳のSさん、咽の奥と、舌の裏が痛むので相談に来られました。
痛みは舌の表面ではなく、中の方が痛み、舌を動かすと違和感がありました。

病院は、耳鼻科や脳神経外科で検査を受けられ、特に問題はありませんでした。

その他には、首や肩の凝り、顎の痛み、顎関節痛、くいしばり、頭痛や頭重感、目の奥の痛みなどがありました。

そこでこの痛みが顎関節症と関連しているのではと考え、ストレスや頭部の緊張、こわばりを軽減する疎肝理気剤と解表止痛剤をお使いいただきました。

そして2日目には痛みが消失し、喜んでいただきました。
さらには、イライラ感や頭部のこわばり、頭痛などが少し改善しました。

結果から考え、Sさんの痛みの原因は、仕事のストレスや忙しさで、頭部の緊張が強くなり、
舌の痛みに繋がったと考えられます。

MR検査まで受けられても原因不明だった症状が、漢方薬ですぐに治ったうれしい事例です。

ご相談はお気軽にどうぞ

紅梅が満開

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カテゴリー: 口内炎・舌の痛み タグ: ストレス, 加味逍遥散, 清上けん痛湯, 肩こり, 舌痛症, 顎関節症

更年期の湿疹

2024年1月20日 by 健伸堂

昨年秋に湿疹で相談に来られたYさん、症状は頬や瞼が赤くなり、痒みと痛みがあり、酷くなったり、治まったりを繰り返していました。

体質は、血液不足傾向と血流が良くない体質で、肌は乾燥し、頭痛や肩こりがある、疲れやすいなどでした。

そこでまずは皮膚病によく使う清熱補血薬を用いたところ、しばらくすると症状は治まりましたが、漢方薬を飲まないと再び発症しました。

このような対処療法では繰り返すばかりと考え、発症の原因を再考してみたところ、この方は年齢48歳で、生理が4か月ほどなく、のぼせ気味で、肩が凝り、イライラ感もあるとのことで、
閉経が近く、ホルモンバランスが関連していると思われました。

症状が出ている部分が頬と瞼ということからも、ホルモンや自律神経が関連している部位と考えられました。

そこで更年期によく使う疎肝・健脾・調経の漢方薬を併用しました。

その後は服用回数を減らしても発症せず治まりました。

更年期に伴って生じる症状は多様ですが、その場合は症状改善の漢方薬に加え、ホルモンバランスや自律神経を整える漢方薬を併用することで、根本治療につながります。

更年期のことならご相談ください。

菜の花が咲き始めました

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カテゴリー: 更年期障害, 湿疹 タグ: 不定愁訴, 加味逍遥散, 更年期, 温清飲, 湿疹

周期性の蕁麻疹

2023年12月21日 by 健伸堂

50歳のMさん、7月頃から顔やまぶた、首筋に赤い発疹が出始め、
症状が強い時は痒みや痛みを伴いました。

9月になるとさらに増えてきたので、相談をお受けしました。

元々花粉症体質があり、冷え症で疲れやすく、皮膚は弱い方でした。
さらに症状は1週間程で周期的に変化し、悪化と改善を繰り返していました。

他には肩こりやのぼせがあり、生理は3か月ほど来ていなくて、そろそろ閉経かと思われました。

漢方薬は<表虚>体質から考えて益気固表薬と、赤みや痒みがあることから清熱補血薬を併用しました。

しばらくすると症状は軽減したものの、時々発症を繰り返していました。

そこで再考し、1週間毎で変化を繰り返しているとの特徴から、ホルモン周期と関連していると考え、清熱調経薬を併用しました。

その後すっかり改善したので廃薬としました。

結果からみて、この方は閉経間近で、ホルモンの影響で皮下に熱を持つ状態が繰り返していたと考えられます。

皮膚病に限らず、周期的な変化を現す症状は、ホルモンバランスが原因であることがよく見られます。

ご相談はこちらからどうぞ

原木しいたけは香りも味も一番

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カテゴリー: 蕁麻疹(じんましん) タグ: 加味逍遥散, 清熱調経薬, 温清飲, 蕁麻疹, 衛益顆粒

長年続いた蕁麻疹が改善

2023年8月3日 by 健伸堂

50歳のTさんは10年来蕁麻疹が続いていて、抗アレルギー薬やステロイド軟膏を使っておられましたが完治しないので相談に来られました。

症状は、頬や額に痒みを伴う発疹が出る、1晩で引くが3日毎に繰り返す、夜に発症しやすい、掻くと膨疹になる、マスクをしていると少しまし、とのことでした。

そこで原因は皮膚が敏感でダストなどに影響を受けていると考え、本治には表虚・皮膚の働きを強める漢方薬を、標治(症状改善薬)には外気の影響による湿疹に対して使う薬を併用していただきました。

1週間後、早速に発疹が少なくなり、膨疹も出なくなりました。

1ヵ月後、症状はかなり良くなったのですが、完治しないので再考し、頭部や髪の生え際に発生することを考え、標治の薬を疎肝・理気薬に変更しました。

その後全く出なくなりましたが、体質改善のために継続しています。

10年来の蕁麻疹が1か月余りで完治し、喜んでいただきました。

長い間の蕁麻疹は体質からくるものと考え、表虚の改善薬を用いるとよく改善します。

お気軽にご相談ください。

涼をもとめて、るり渓へ

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カテゴリー: 湿疹, 蕁麻疹(じんましん) タグ: 加味逍遥散, 慢性蕁麻疹, 桂枝加黄蓍湯, 消風散, 表虚

酒さ様皮膚炎の改善

2023年7月6日 by 健伸堂

65歳のKさん、昨年後半から顔の赤みが酷くなりました。皮膚科では酒さと診断され、フォト治療を受けられましたが改善せず、漢方相談にお越しいただきました。

詳しくお聞きすると、発症のきっかけはマスクをし始めた頃からで、その時期に家庭での出来事もあり精神的な要因もあるかと思われました。

顔はほてり、熱感がありる、下半身は冷えてのぼせ傾向もある、逆流性食道炎の傾向、胃弱で便秘気味、舌診では淡紅舌で熱の証は見られませんでした。

そこで冷えのぼせとほてりを考え、桂枝茯苓丸や加味逍遥散をお使いいただきました。

2週間後、以前は1日中赤かったのが、服用後は朝方の赤みが軽減しました。

1ヵ月後、気温が高くなって、熱がこもりやすくなり、赤みはそれ以上改善しませんでした。

そこで再考し、フォト治療をされていたため皮膚が刺激を受けていてかえって良くなかったのかと考え、漢方薬は<清熱・補血薬>と<清熱・補陰薬>に変更しました。

その後2週間お使いいただいたところ、赤みはずいぶん軽減し、久しぶりに普通の肌に戻りました。

最初は酒さの原因を、冷えのぼせや気逆による熱の上昇と考えましたが、結果からみて皮膚の弱さ、過敏さが原因とわかりました。

いずれにしても早く改善して良かったです。

酒さや赤ら顔もご相談ください

投稿者:古村学 

   当帰の花が満開

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更年期と多汗症

2022年9月12日 by 健伸堂

多汗症の原因も様々ですが、更年期の年代の方にも多汗症はよくみられます。

47才のKさん、元々手のひらや腋に汗が多く、特に緊張すると発汗しやすい方でしたが、最近は急に暑くなったり、冷えのぼせが強くなって相談にお越しになりました。

昨年から生理も不順傾向で不正出血もあり、いわゆる更年期の始まりのようでした。
舌診では淡紅舌・微白苔でほぼ正常、多汗症としての体質的な問題はないようでした。

そこで漢方薬は、緊張による発汗やのぼせを軽減する漢方薬と、更年期によく使う清熱・疎肝薬を併用していただきました。

1か月後、手汗は軽減し、急に暑くなることも減ってとても楽になりました。

更年期の症状はまだまだ続きそうですので、漢方薬もしばらくは継続することになります。

ご相談はこちらからどうぞ

投稿:古村学

涼を求めて

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低音感音難聴と頭痛

2022年9月6日 by 健伸堂

48歳の女性Oさん、昨年の年末に仕事が忙しかったのがきっかけで、低音感音難聴を発症しました。
症状は、耳がつまり、耳で音が響き、聞こえにくくなりました。

病院からはステロイドが処方されましたが、浮腫みがひどくなり1週間ほどで中止し、漢方相談にお越しになりました。

Oさんは元々気圧の変化やストレス、仕事の忙しさで片頭痛が起きやすく、頭痛はこめかみ痛で、疲れると首が詰まってきて、頭痛になるようでした。

そこで漢方薬は、ストレスを発散し、気の巡りを改善するものと、水分代謝を良くして頭痛やめまいを改善する漢方薬をお使いいただきました。

3週間後、音の響きは軽減し、フワフワ感も消え症状はほぼ治まりました。

しかし、元々の頭痛は相変わらず続いていました。

そこで漢方薬を変更し、気を巡らせる漢方薬に加え、筋肉の緊張を緩和し、肩こりを軽減するものをお使いいただき、その後頭痛頻度と症状は軽減してきました。

長い間の症状でしばらく時間がかかるかと思われます。

ご相談はこちらからどうぞ

投稿者:古村学

だれが名付けたのか? 紫式部が美しい

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あご周辺のニキビ

2022年5月17日 by 健伸堂

Aさんは今年1月頃からお肌の乾燥が酷くなり、あご周辺にはニキビが出たり、痒みが出て、その後に痛みになる状態が続きました。

皮膚科ではステロイドや保湿剤をもらわれていましたが、根本治療のため相談にお越しになりました。

詳しくお聞きすると、元々乾燥肌で、冷え症、ニキビは赤みや芯があり、時には痛くなる、生理の前には症状が悪化するとのこと、舌診では淡舌で血液不足、生理前のPMSもあり、生理痛もありました。

そこで乾燥の原因が<血虚>による皮膚への<滋養不足>と考え、<婦宝当帰膠>を基本薬とし、ホルモンバランスを改善する<加味逍遥散>などを併用いただきました。

2週間後、新しいニキビは出なくなり、お肌の状態も改善し、1か月後には生理前のPMSも改善して、すっかり良くなりました。

ニキビの薬を使わず、補血薬や疎肝薬を使うことでホルモンバランスなどを根本的に改善できた結果、ニキビも治まりました。

根本治療や体質改善のほうが、早い結果を生んだ事例です。

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緑鮮やかなコシアブラの葉

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カテゴリー: にきび・吹出物, 生理痛・生理不順, 肌荒れ・かゆみ タグ: ニキビ, ホルモンバランス, 加味逍遥散, 婦宝当帰膠, 血虚

酒さのご相談

2021年5月29日 by 健伸堂

31歳女性Cさんはニキビ治療にステロイドを使われたため、その後酒さ様皮膚炎を発症されました。

Cさんの体質、特徴は

・冷えのぼせがあり、上半身に熱がこもりやすい
・酒さを発症してから食べ物によって赤みが強くでる
・食事のあと、赤みが増す
・元々肌は弱く、少しの刺激で痒みや赤みがでる
・朝起きはまし、午後になると赤くなる
・肌は乾燥傾向
・虫刺され跡や赤みが残りやすい
・口唇に吹き出物が出やすい

などでした。

舌診では、淡舌(血虚、血液不足)、白膩苔(水分が胃腸に滞留)でした。
結果、漢方では脾気虚、血虚、気陰両虚などが伺えました。

そこで漢方薬は、まずは症状を改善することから始め、のぼせを軽減する<桂枝茯苓丸>や、皮膚疾患改善の<十味敗毒湯>などをお使いいただきました。
しばらくすると赤みが少し改善し、乾燥も治まってきました。

また、生理周期が短く、生理痛が見られたので<婦宝当帰膠>を併用いただいた後、肌の乾燥が軽減し、生理痛がなくなり、便通もよくなりました。
その後、状態に合わせて<加味逍遥散>なども併用して、少しずつ改善してきました。

酒さへの対応は、特に決まった漢方薬ではなく、発症のきっかけや元々の体質、その後の経過などから様々な対応の仕方があります。

Cさんの場合は、冷えを改善してのぼせを軽減、補陰によって熱を冷まし、胃腸機能を高める、などの対応で改善するものと思われます。

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山でよくみるカワラタケ

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カテゴリー: アレルギー, 湿疹 タグ: 加味逍遥散, 十味敗毒湯, 婦宝当帰膠, 酒渣
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筆者 プロフィール

古村匡崇(薬剤師)
古村学(登録販売者・国際中医師)

漢方専門の薬局として、永年にわたり漢方相談を行ってきました。
日本漢方と中医学の両方の特徴を活かしながら、日々研鑽を積み重ねています。
少しでも多くの方に喜んでいただけることを目標に。

漢方の健伸堂薬局(京都)

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