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漢方で1日1善【by 漢方の健伸堂薬局】

漢方相談歴30年以上、国際中医師の古村学です。日常の漢方相談の中から、様々な症例とそれに対応する漢方の考え方や処方をたくさん記録して行くように努めています。漢方での疑問な事や知りたかったことなどの参考にしてください。

神経痛

高齢者の坐骨神経痛

2025年4月15日 by 健伸堂

坐骨神経痛は腰から足に続く坐骨神経が刺激を受けて痛みや痺れが生じる疾患です。

漢方ではその原因を、風、寒、湿、血瘀、肝腎不足などと捉えますが、これらの要因が重なり合って複雑になっているケースがよくあります。

88歳のKさん、数年前から足腰の痛みが酷くなり、特に朝起きが不調で立つのが辛いこともありました。
身体は冷えが強く、脚はむくみやすく、朝方は脚がつることもよくありました。

そこで原因は年齢による筋肉量の低下や、下肢の冷えと考えて、<風寒湿痺>、<肝腎両虚>に適し、高齢者にはよく用いる<独活寄生湯>をお使いいただきました。

また、脚がつることも考え、<補血>と<活血>作用の<疎経活血湯>を併用いただきました。

最初の数か月間は痛みが軽減し、脚のつりも軽減していたのですが、寒い時期になると再び痛みが出始めました。むくみも続いていたので漢方薬を変更し、<五積散>をお使いいただきました。

その後は痛みが軽減しています。

但し、年齢と共に筋肉は衰えていくので、さらに<補腎薬>や<活血通絡薬>が必要になるかと思います。

状況が変わればそれに合わせて漢方薬も変えていくのが通常です。

神経痛もご相談ください。

モクレンの花が満開

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漢方の健伸堂薬局  宇治本店・京都四条店
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カテゴリー: 手・脚・膝の痛み, 神経痛 タグ: 五積散, 坐骨神経痛, 独活寄生湯, 疎経活血湯, 脚がつる, 高齢者

膝の痛みの漢方

2024年4月20日 by 健伸堂

年齢とともに膝関節のトラブルは多くなり、痛みや水が溜まる、動きが悪い、などの症状が出てきます。

57歳のYさんは、立ったり座ったりを繰り返すお仕事をされているために、膝に負担がかかり、水が溜まってきました。
それとともに屈伸時の痛みが伴うので相談にお越しになりました。

詳しくお聞きすると、足が冷える、関節は曲がりにくい、少しやせ型、舌診では白苔で湿が少し多いようでした。

そこでまずは活血薬で温めながら血流を良くし、健脾利水薬で身体の水分代謝を改善しました。

2週間後むくみは減り、関節の曲がりも少し楽になったので薬を変更し、肝腎を補う薬と活血薬を併用いただきました。

そして4週間後には劇的に効いて、痛みはほとんどなくなり喜んでいただきました。

膝関節の痛みはYさんのように早く改善するケースは少なく、時間がかかるケースが多くみられます。

もちろん、体質や症状によって使う漢方薬も多種あり、適するものを選ぶことが大切です。

特に年齢が高い方は漢方で言う「活血+補腎」も時間がかかりますが、服薬によって膝のトラブルだけでなく身体全体が元気になるのも漢方薬の特徴です。

お気軽にご相談ください。

真っ白なハナミズキ

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カテゴリー: 手・脚・膝の痛み, 神経痛 タグ: むくみ, 桂枝茯苓丸, 活血, 独歩顆粒, 膝関節痛, 補腎, 防己黄耆湯

三叉神経痛の痛み

2024年4月5日 by 健伸堂

78歳のNさん、以前から顎から耳にかけて痛みがありました。
病院では、三叉神経痛の薬や抗うつ剤をもらわれていましたが、今回は痛みが治まらないので相談をお受けしました。

体質をお聞きすると、肩こりが慢性的に強い、頭痛があり、のぼせもある、イライラ感が強いなどの症状がありました。また今回の痛みはストレスが関係して発症したとのことでした。

漢方では、この状態を「肝陽上亢」といい、ストレスで気が上に昇り、のぼせや肩こり、頭痛などを伴っていると考え、止痛薬に加え平肝薬を併用しました。

1週間後、痛みはかなり治まり、その後は減薬しながら継続いただきました。

Nさんの場合は長い間の症状ですので、ストレスがかかることによって痛みは繰り返すと思われますが、今回の漢方薬で治まることがわかり、安心していただきました。

漢方薬は止痛だけでなく、その原因となっている状況を改善することで根本治療につながるものです。

お気軽にご相談ください。

のどかな春の海

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カテゴリー: 神経痛, 肩こり, 頭痛・偏頭痛 タグ: アゴの痛み, 三叉神経痛, 加味逍遥散, 清上蠲痛湯, 肝陽上亢, 釣藤散

三叉神経痛と舌咽神経痛

2023年6月26日 by 健伸堂

40代のMさん、三叉神経痛と舌咽神経痛で漢方相談をお受けしました。
三叉神経痛を約一年前から、舌咽神経痛を数年前から患っておられました。

食事や歯磨きのときに痛みを感じ、他にも眼の奥の痛みや頭痛など、様々な痛みにお悩みでした。

病院で処方されたテグレトールやリリカには、あまり効果を感じられなかったそうです。

疲れやすい、胃弱、歯をくいしばる、お腹が張る、爪が割れやすい、冷え性、冷えのぼせ、顔や手のひらの火照り、脚のむくみ、イライラ、不安、緊張等々、多方面の不調をお持ちでした。

まずは今困っている痛みを早急に取ることが一番と考え、清上けん痛湯と平肝熄風薬をお使いいただきました。

2週間後、痛みの強さは半分以下〜3分の1程度になり、むくみ、イライラ、歯の食いしばりなども軽減・改善しました。

痛みは生活の質を低下させますので、痛みが軽減するだけで毎日の生活が快適になります。

漢方薬は効くのに時間がかかると思われがちですが、比較的早期に効果が現れることもありますので、ご相談ください。

★ご相談はこちらからお気軽にどうぞ!→

薬剤師 村上陽平

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カテゴリー: 口内炎・舌の痛み, 喉の痛み・つまり, 神経痛 タグ: 三叉神経痛, 清上けん痛湯, 舌咽神経痛

眼瞼ヘルペスの痛み

2022年5月14日 by 健伸堂

48歳の女性Kさん、こめかみ痛が出始め、こめかみを押すと痛みが増しました。
また眼瞼や頭皮も痛み始めたので相談にお越しになりました。

症状からみて、頭痛や三叉神経痛のような状態でしたので、まずは<清上蠲痛湯>をお使いいただきました。

4日後痛みが治まらないので病院に行かれたところ、この時には痛みの部位に赤みをもった丘疹が出ていて、医師は即座に眼瞼ヘルペスとの診断がおりました。
帯状ヘルペスウイルスによるもので、抗ウイルス薬を使われました。

症状は、動くと痛みがあり、まぶたが浮腫み、頭が重いなどがあり、漢方薬も併用することとしました。

漢方薬は、むくみや水泡に対して、越婢加朮湯を使い、さらに板藍根含有健康食品を併用したいただきました。

1週間後、むくみは軽減しましたが痛みは治まらないので、葛根を含む止痛薬や、田七人参含有健康食品などをお使いいただきました。

2週間後には痛みはかなり軽減し、約1か月後には治まりました。

このような症状は、一般的に1か月程度の期間がかかるようです。
また、ヘルペスは後遺症としての痛みが残ることが多いのですが、漢方薬併用によって良い結果が出たようです。

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山椒に花が咲きました(花山椒)

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カテゴリー: 湿疹, 神経痛 タグ: 板藍根, 田七人参, 眼瞼ヘルペス, 越婢加頭朮湯

頚椎圧迫骨折後の痛み

2021年5月20日 by 健伸堂

82歳のMさんは、頚椎圧迫骨折をされた後の神経痛がひどく、息をするのも苦しかったり、痛くて同じ姿勢が辛いため、横になってばかりでした。

そこでいろいろお伺いした結果、補陽止痛の漢方薬や<芍薬甘草附子湯>などをお使いいただきましたが、改善しませんでした。

その後、この痛みはお風呂に入るとましになるとのことでしたので、神経痛というより、周辺筋肉が硬直して動きにくくなっているのではないかと考えました。

再度検討し、Mさんはイライラも強く、ストレスも受けやすい方でしたので、精神的な要素もあると考え、平肝作用の<抑肝散>をお使いいただきました。

その結果、メンタル面でびっくりするぐらい効果あったとのことで、筋肉の緊張もとれて、気候の良い日には、庭仕事をされるようになりました。

痛みが軽減されると、気分もよくなり、良い循環が生まれるものと思われます。

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てっせん(クレマチス)の紫は鮮やかで美しい!

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カテゴリー: 手・脚・膝の痛み, 神経痛 タグ: ストレス, 抑肝散, 神経痛, 芍薬甘草附子湯, 頚椎圧迫骨折, 麻黄附子細辛湯

三叉神経痛の痛み

2020年2月8日 by 健伸堂

59歳のHさん、数年前から三叉神経痛の痛みが時々ありましたが、昨年末頃から痛みがひどくなりました。
心配になり脳神経外科の診察を受けられましたが、特に異常はなく、神経痛だろうとの診断でした。

そこで漢方薬が良いのではと相談に来られました。

詳しくお聞きすると、寒くなってから悪化し、朝起きの時間帯に発症、肩こりや冷えがある、洗顔の時に痛みやすい、などでした。

舌診では、淡舌で血液不足、少しストレスを受けやすく、おなかも冷えている状態でした。

そこで、身体を温め、補血する<婦宝当帰膠>と<清上蠲痛湯>をお使いいただきました。

1週間後、痛みは少なくなり、3週間後には時々痛む程度まで改善しました。
あと少しで完治するものと思われます。

清上蠲痛湯は、女性に見られる頭痛や神経痛によく用い、
<気滞:ストレスで気がとどこおる>
<血於:血流が良くない>
<水滞:水分が滞留しやすい>
<寒凝:冷えがたまっている>

などのタイプに用い、温めて、水分の巡りや血の巡りを良くすることで痛みを改善するものです。

三叉神経痛には、漢方薬Gや漢方薬Sがよく使われますが、個々の体質によってたくさんの対応方法がありますので、原因を見極めることが大切です。

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ボケの花=果実は生薬の木瓜

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カテゴリー: 神経痛, 頭痛・偏頭痛 タグ: 三叉神経痛, 冷え, 婦宝当帰膠, 清上蠲痛湯, 頭痛

舌咽神経痛が改善

2019年9月21日 by 健伸堂

54歳の女性Mさん、2年前に舌咽神経痛を発症されました。 発症のきっかけは、家族の入院や、仕事の忙しさなどがあったようです。

その後一度は治まったのですが、今年5月から再発し、歯磨きの時や食事の時に痛みがあって困っておられました。

病院ではよく使われる鎮痛剤を処方されていましたが、痛みが治まらず、眠気がするため、漢方薬を求めてお越しになりました。

詳しくお聞きすると、ストレスや身体の疲労が引き金になって、再発したとのことでした。

舌診では、紫舌で血流が良くない体質がベースにあり、白苔で痰湿が伺われました。

そこでまずは症状改善(標治)に<清上蠲痛湯>を、根本治療(本治)として<逍遥顆粒>をお使いいただきました。

2週間後には痛みはかなり軽減し、鎮痛剤は減らしても痛みは変わりませんでした。

1か月後には、飲食の時だけ痛みが少しあるというまで治まりましたので、今度は元々の発症原因であるストレスを軽減するよう、漢方薬を柴胡剤に変更しました。

2か月経過した先日、痛みは全くなくなったとのことで、お薬を休薬しました。

この症状は神経痛ではありますが、原因はほとんどがストレスによるものです。
Mさんも、またストレスがかかると再発するかもしれませんが、漢方薬で改善できることがわかり、安心されていました。

鮮やかな紫色、ヤマトリカブトの花

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カテゴリー: 神経痛, 鬱・不安感・神経過敏・ストレス タグ: 痛み, 舌咽神経痛

舌咽神経痛と漢方

2017年8月21日 by 健伸堂

三叉神経痛に似た症状で、咽の部位に神経痛を生じるケースがあります。
よく三叉神経痛と間違われると言われます。

71歳のTさん、春先から咽周辺の痛みが生じ、いろいろな検査を受けたが原因不明で、鎮痛剤だけ処方されていましたが改善することなく、相談に来られました。

痛みは姿勢を変えた時や、歩いたとき、揺れた時などで、突然に発症し、静かにしていると治まります。

咽の内部は問題なく、単に咽痛でなく、痛みの発症状態から考えて舌咽神経痛のような症状かと思われました。

著名な脳神経外科医、福島先生のサイトでは、舌咽神経周囲に走行する血管の存在、舌咽神経との接触、圧迫所見など、慎重な診断が必要とのこと。治療は三叉神経痛と同じく外科的な手術なのですが、かなり難しいようです。

漢方ではこれらの神経痛の原因の一つに、精神的な緊張が関係している、自律神経の問題と考えることがあります。Tさんの状況をお聞きすると、ストレスも多く原因の一つと考えられました。

そこで漢方薬は止痛剤としての<清上蠲痛湯>と、疎肝剤の<逍遥顆粒>をお使いいただきました。

1か月後、痛みが発症する頻度が減り、かなり楽になったとのことでした。
診断も明らかになっていない疾患ですが、結果として改善が見られたので更に継続しています。

涼を求めて日本海へ

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カテゴリー: 喉の痛み・つまり, 神経痛 タグ: ストレス, 三叉神経痛, 咽, 舌咽神経痛

脚の痛み・つっぱり

2012年9月8日 by 健伸堂

坐骨神経痛により脚の痛みやひきつれが生じることはよくありますが、それ以外でも同様の症状が現れることがあります。
漢方では、病名でなく、症状や体質でお薬を決めますので、どんな症状でも対応できます。

68歳のEさんは、3ヶ月前から左脚の裏側がひきつれ、痛みが生じました。
階段を降りるときは突っ張って歩きにくく、膝にサポーターを巻いて過ごしていました。
整形外科にも行ったのですが改善せず、漢方相談に来られました。

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話を聞いてみると、冷え症で血流も良くなく、時々動悸がする、冷えのぼせがある、汗をよくかく、引きつっているのが一番気になるとのことでした。

そこでまずは活血作用の<疎経活血湯>を使っていただき、動悸が無くなったのですが、ひきつりは変わらないので今度は<芍薬甘草附子湯><防已黄耆湯>をお使いいただきました。

2週間後痛みやひきつり感は半減し、4週間後には8割方改善しました。

今後は朝夕寒くなるので、再び痛みが出ないよう、且つ足腰を丈夫にするため補腎剤の<独活寄生湯>などに変えて様子をみています。
比較的早い改善に喜んでいただいた事例でした。

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カテゴリー: 神経痛 タグ: 冷えのぼせ, 冷え症, 動悸, 引きつり, 改善, 漢方薬, 膝の痛み
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筆者 プロフィール

古村匡崇(薬剤師)
古村学(登録販売者・国際中医師)

漢方専門の薬局として、永年にわたり漢方相談を行ってきました。
日本漢方と中医学の両方の特徴を活かしながら、日々研鑽を積み重ねています。
少しでも多くの方に喜んでいただけることを目標に。

漢方の健伸堂薬局(京都)

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