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漢方で1日1善【by 漢方の健伸堂薬局】

漢方相談歴30年以上、国際中医師の古村学です。日常の漢方相談の中から、様々な症例とそれに対応する漢方の考え方や処方をたくさん記録して行くように努めています。漢方での疑問な事や知りたかったことなどの参考にしてください。

喉の痛み・つまり

頭がすっきりしない時の漢方

2024年10月29日 by 健伸堂

受験生や研究者などで、課題があるにもかかわらず頭がすっきりしない、考えがまとまらない、頭がぼーっとするなどの相談があります。

大学生のYさん、今年就職活動が始まる頃から不安感が強くなり、気分がざわざわとして落ち着かず、咽の閉そく感や肩こりが強くなってきました。

Yさんは元々緊張しやすいタイプで、さらに緊張が強くなったようでした。
睡眠時間は長く、いつも眠気が残る状態でした。
また体重が少なく、胃腸機能が弱いことも気になりました。

そこで漢方でいう<心脾両虚><痰気欝結>と捉え、緊張を緩和し、気分をリラックスさせ、胃腸機能を高めるものとして、<帰脾湯>や<半夏厚朴湯>などをお使いいただきました。

その後、おなかも調子よくなり、不安感や咽の閉そく感も改善したのですが、頭がボーっとするのが改善しませんでした。

そこで再考し、神経の緊張を和らげ、脳の働きを良くする<羚羊角>が含まれる漢方薬を使ったところ、頭がすっきりしてきました。

羚羊角は古典にも記載されている薬物で、鎮静作用や血圧降下、清熱作用などがあり、ストレスなどによる頭部の熱を冷ます作用があります。

ボーっとする方、ご相談ください。

秋が満開

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漢方の健伸堂薬局  宇治本店・京都四条店
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カテゴリー: 喉の痛み・つまり, 鬱・不安感・神経過敏・ストレス タグ: ストレス, 緊張, 羚羊角, 能活精, 頭がぼーっとする, 頭が重い

緊張による息苦しさ

2024年6月15日 by 健伸堂

不安感や緊張によって息苦しくなることがあります。
酷い場合は過呼吸状態を起こす場合もあります。

35歳のAさん、元々緊張しやすいタイプでしたが、4月より職場が移動になり新しい環境のため神経を使うことが多くなりました。

そのころから息苦しさを感じ始め、息を充分に吸えなくなり、相談に来られました。

病院では特に異常なく、ストレスが原因かもと言われたとのこと、体質をお伺いしても、特に肺の状態や胃腸トラブルなどもなく、明らかにストレスと緊張が原因と思われました。

そこでまずは肝気を抑え、緊張を緩和する漢方薬と、ストレスに対処するエゾウコギ配合食品をお使いいただきました。

2週間後、息苦しさは軽減し、気分も落ち着いてきました。
しばらくして職場に慣れてくると、漢方薬は不要になることと思われます。

漢方薬も症状によっては即効性がありますので上手に活用ください。

ご相談はお気軽にどうぞ

セイヨウオトギリソウ(セントジョーンズワート)の花

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耳閉感の漢方

2024年2月29日 by 健伸堂

耳閉感は若い女性によく見られる症状です。

耳管開放症や耳管狭窄症などによるもので、その原因は鼻の疾患に伴う場合と、周辺の筋肉のこわばりや、自律神経の影響などがあります。

35歳の女性Sさん、昨年より耳閉感があり、耳が痛くなり、めまいも発症しました。
その後気分的にも不調になって相談にお越しになりました。

体質は、手足が冷えて顔がのぼせる、おなかは膨満感が強い、咽がつまり息苦しい、緊張感がありリラックスできない、気分はザワザワする、天候が悪いと耳がつまるなどの状態でした。

舌診では、淡舌(血虚)で胖大(気虚)でした。

そこでまずは身体を温め、元気にする補気血薬と、気分をリラックスさせる養心安神薬をお使いいただきました。

2週間後、冷えは改善し、耳閉感は消え、息苦しさもなくなり、身体はずいぶん楽になってきました。

今後は胃腸機能を高めて血液不足を改善し、気分を安定させるなどを考えています。

結果からみて、この方は血液不足のため肝血も不足し、気分も不安定になったかと思われます。

耳閉感が女性に多いのは、月経などによって血液不足になり、自律神経に及ぶためかと思われます。

ご相談はお気軽にどうぞ

菜の花が満開

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逆流性食道炎の漢方

2024年1月30日 by 健伸堂

76歳のHさん、逆流性食道炎のため胸焼けがあり、時々咽が痛む症状があったので、病院から胃酸を抑える薬をもらわれていましたが、逆流が治まらないので漢方相談に来られました。

身体は冷え症で、胃腸機能は少し弱い、時々軟便になる、舌苔は黄膩苔でしたので、逆流を抑え、胃腸機能を改善する理気降逆の漢方薬と気を巡らせる漢方薬をお使いいただきました。

その後約1か月で逆流の頻度は減少し、胸焼けもなくなりました。

理気降逆の薬は、嘔吐恐怖症や咽の違和感にも使いますが、これに気滞を改善する漢方薬を合わせる方法は、以前からよく使われている組み合わせで、効果が一段と高くなります。

お気軽にご相談ください。

水仙が咲きだしました

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風邪の季節に板藍根

2023年12月18日 by 健伸堂

今年はすでにインフルエンザが早くから流行し、11月から増え続けて過去10年間で最高の患者数となっています。(国立感染症研究所より)

これ以外にも風邪(アデノウイルス感染症など)も増えてきています。

特に学校では集団感染により学級閉鎖も行われ、、これからお正月にかけて心配ですね。

風邪を予防するものとしては日常のうがいや手洗いに加え、<板藍茶>や<板藍飴>がお勧めです。


板藍根はアブラナ科の植物、ホソバタイセイ(松藍)またはタイセイ(草大青)の根を乾燥したもので、漢方では清熱・解毒作用があり、抗炎症・抗菌・抗ウイルス作用などと解釈できます。

子供でも安心して飲めることができ、学校の先生方にもたくさんお使いいただいています。

咽がイガイガするときなどにも使えます。
家族で感染が広まらないよう、特に受験生のおられる家庭には準備しておきたいものです。

ご相談はこちらからどうぞ

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発声障害の漢方

2023年8月31日 by 健伸堂

40歳のYさん、声がかすれる、声が出にくい、特に会議などで発言しようとすると声が出ないなどの症状でご相談を受けました。

病院の検査では特に器質的異常はなく、心因性かとの診断でした。

体質などをお聞きすると、頭痛・肩こりが強い、胃痛が時々ある、緊張しやすい、発声のトラブルは以前からとのことで、原因は心因性で過緊張性発声障害のように思われました。

そこで漢方薬は、肺陰虚や肺気虚を改善して声のかすれと声を出す力をつける漢方薬と、無意識の緊張を緩和する漢方薬を併用いただきました。

1ヵ月後、声が出やすく感じるときが出てきたので、さらに気分をリラックスさせる、安定させる漢方薬を中心にして継続いただきました。

長期の症状ですので時間がかかるとは思いますが、少しづつ改善することと考えます。

お気軽にご相談ください。

鮮やかなサルスベリの花

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三叉神経痛と舌咽神経痛

2023年6月26日 by 健伸堂

40代のMさん、三叉神経痛と舌咽神経痛で漢方相談をお受けしました。
三叉神経痛を約一年前から、舌咽神経痛を数年前から患っておられました。

食事や歯磨きのときに痛みを感じ、他にも眼の奥の痛みや頭痛など、様々な痛みにお悩みでした。

病院で処方されたテグレトールやリリカには、あまり効果を感じられなかったそうです。

疲れやすい、胃弱、歯をくいしばる、お腹が張る、爪が割れやすい、冷え性、冷えのぼせ、顔や手のひらの火照り、脚のむくみ、イライラ、不安、緊張等々、多方面の不調をお持ちでした。

まずは今困っている痛みを早急に取ることが一番と考え、清上けん痛湯と平肝熄風薬をお使いいただきました。

2週間後、痛みの強さは半分以下〜3分の1程度になり、むくみ、イライラ、歯の食いしばりなども軽減・改善しました。

痛みは生活の質を低下させますので、痛みが軽減するだけで毎日の生活が快適になります。

漢方薬は効くのに時間がかかると思われがちですが、比較的早期に効果が現れることもありますので、ご相談ください。

★ご相談はこちらからお気軽にどうぞ!→

薬剤師 村上陽平

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春のストレスと自律神経

2023年4月18日 by 健伸堂

4月は新年度の始まり、就職や転勤など何かとストレスが増える時期です。
また季節の変わり目でもあり、自律神経トラブルがふえています。

22歳のYさん、2月と3月に回転性めまいが起き、生理前後には頭痛が生じ、咽のつまり症状もあって相談に来られました。

Yさんは4月から初めての社会人、就職に対する緊張感もあったため、漢方で言う<気滞>とそれに伴う<水滞>が起きていると思われました。
舌診では、淡舌=血液不足、白苔=水分が滞留している、状態でした。

そこで漢方薬は、補血利水薬と、理気降逆の薬を使いました。また、生理の前後には疎肝薬を併用してもらいました。

1か月後、めまいや咽のつまり感もなくなり、生理期の頭痛もなくなりました。
新しい就職先でも元気に過ごせているとのこと、とても良かったです。

まもなく5月連休ですが、連休明けに気分が不安定になる<五月病>の方が増えます。

春先は自律神経トラブルが増えますが、漢方薬で楽しい春にしてください!

投稿者:古村学

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山のめぐみ・わらび

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心因性の微熱と喉の違和感

2020年7月7日 by 健伸堂

44歳のFさん、以前から不安感が強く、今年は特にコロナのために不安が強くなっていました。

その為に微熱が続き、咽の違和感や咳が生じていると、ご相談をお受けしました。

咽の違和感は昨年来の症状で、呼吸器科では喘息とみて、ステロイド吸入薬がでていました。しかし原因が心因性ではないかと思い、漢方薬に変えることにされました。

体質は、貧血傾向で、睡眠は中途覚醒が多く、咽は乾燥傾向、違和感はあるときとない時がある、舌診では、淡舌(血虚)、地図舌(ストレスを受けやすい)という状況でした。

そこでこれらの症状がすべて心因性であると考え、気分をリラックスして、気が上に上がるのを軽減するよう、心血虚を補う貧血薬の<心脾顆粒>や、疎肝剤をお使いいただきました。

10日後には微熱が少し下がり、不安感も少し楽になりました。

1か月後には微熱がなくなりましたが、咽の症状が改善されないので、薬を<柴朴湯>に変更しました。
そして1か月後には、喉が気にならない日が増えてきました。

元々の不安感を軽減することで、それに付随する様々な症状が改善していきます。

コロナ不安はまだまだ続きますが、早めに対応することで症状も軽度に治まります。

ホタルの季節のホタルブクロ

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顎関節症の漢方

2020年5月16日 by 健伸堂

あごが痛い、あごがカクカク音がする、口が開きにくいなどの症状があれば、顎関節症が疑われます。

65歳のNさん、昨年からあごの痛みが増し、口が開けにくい症状がありました。
病院で顎関節症と診断を受けてマウスピースを使われていましたが、改善することなく相談に来られました。

Nさんは以前にも圧迫骨折をしたり、逆流性食道炎を患ったりしていましたが、特に大きなストレスもなく、現在は肩こりが酷くて辛いとのことでした。

そこでまずは頸部の緊張を緩和するよう、葛根加朮附湯などをお使いいただきました。


1か月後、あくびをしても痛かったのが、ほとんど痛みがなくなりました。


2か月後には、食事や口を開くときも、痛みはなくなり、漢方薬も減量することになりました。

この症状も漢方的な原因を正確にとらえることができれば、改善は早くなります。

顎関節症の原因としては、Nさんのように肩こりや頭痛、筋肉の疼痛などを生じる、関節部の筋の緊張や ストレスやうつ状態により筋肉の疲労を起こしている場合、関節部の器質的変形などがあります。

漢方では<痺症>といい、邪気が経絡を塞いで、気血が巡らなくなった状態に相当します。

改善方法は、凝りをとる、血流を良くする、気を巡らせる、温める、血を補う、気を補う、など、様々な方法があります。


お気軽にご相談ください。

ユキノシタの緑も鮮やかになりました

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カテゴリー: 不定愁訴, 喉の痛み・つまり タグ: 肩こり, 葛根加朮附湯, 顎関節症
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筆者 プロフィール

古村匡崇(薬剤師)
古村学(登録販売者・国際中医師)

漢方専門の薬局として、永年にわたり漢方相談を行ってきました。
日本漢方と中医学の両方の特徴を活かしながら、日々研鑽を積み重ねています。
少しでも多くの方に喜んでいただけることを目標に。

漢方の健伸堂薬局(京都)

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