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漢方で1日1善【by 漢方の健伸堂薬局】

漢方相談歴20年以上、国際中医師の古村学です。日常の漢方相談の中から、様々な症例とそれに対応する漢方の考え方や処方をたくさん記録して行くように努めています。漢方での疑問な事や知りたかったことなどの参考にしてください。

胃痛・胸やけ・膨満感

嘔吐恐怖症と漢方

2023年11月8日 by 健伸堂

ストレスによって「食べ物が咽を通らない」という方はよく見られますが、それがさらに酷くなると全く食べられない、食後に嘔吐するようなケースもあります。

20歳のKさん、繊細で過敏なタイプ、ストレスによって外食が出来なくなりました。食べる量は少ないが、少しでも食べると気分が悪くなり、時には嘔吐をするようになりました。
それが重なると、嘔吐をすること自体が恐怖になるという、嘔吐恐怖症の状態でした。

その他には、咽が詰まる感覚、食べなくてもおなかが張っている、ガスが多い、おなかがゴロゴロと鳴る、軟便気味などの症状がありました。

舌診では舌尖が赤く、ストレスを強く感じている状態でした。

そこで、過度の緊張を緩和する養心安神薬や、下降するべき胃気が逆に上昇する状態を改善する降気薬、胃部の滞留を軽減する化痰薬などをお使いいただきました。

そして1か月後には症状が軽減し、2か月後には吐き気もなくなりました。

このような症状は多くの方にみられ、いわゆる過食症や拒食症などの摂食障害とは違って、改善は早くなります。

ただし、ストレスは今後も続くもので、再度同様の症状が現れることがあるかと思いますが、対応する漢方薬があることで、不安感は軽減されるものと思います。

自分に合った漢方薬を早く見つけることが大切ですね。

ご相談はこちらからどうぞ

ハナカタバミが美しい

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カテゴリー: 嘔吐, 胃痛・胸やけ・膨満感, 自律神経失調症, 食欲不振・拒食, 鬱・不安感・神経過敏・ストレス タグ: ストレス, 半夏厚朴湯, 半夏瀉心湯, 嘔吐恐怖症, 心脾顆粒, 食べられない, 香蘇散

HSPと更年期の不定愁訴

2023年11月4日 by 健伸堂

HSPとはハイリー・センシティブ・パーソンの略称で、感受性が強く敏感な気質もった人を言います。

そのため、少しのことでも気になり、落ちこむ、急な変化に弱く動揺する、些細なことでも深く考えすぎてしまうなどの先天的な性質であり、精神疾患ではありません。

ただし、その性質が日常生活に影響を及ぼす場合は、気分に作用する漢方薬を使うことで改善が可能です。

50歳のKさん、家族の心配事をきっかけに、胃が重くなり、下痢気味、食欲低下、寝汗、不安感、不眠などが出てきました。年齢的にも更年期の時期で、ホルモンの影響もあったかもしれません。

そこでまずは体の元気の源である胃腸を整える、健脾・降気薬や化痰。・理気薬を、不眠には、滋陰・養心安神薬などを併用いただきました。

結果、少しづつ症状が改善されてきましたが、便秘と関節部位の痛みが改善しないのでお薬を潤腸通便薬や疎肝薬に変更しました。

更年期の時期にはいわゆる不定愁訴が多く見られますが、元々HSPの方はその症状が強く現れる傾向があります。

先天的なHSPと更年期の症状は、時間をかけてこまかな対応が必要になります。

秋の伊吹山

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カテゴリー: 便秘・下痢・軟便, 手・脚・膝の痛み, 更年期障害, 睡眠障害, 胃痛・胸やけ・膨満感 タグ: HSP, 不定愁訴, 不眠, 更年期, 胃腸障害

おなかが張って苦しい

2021年3月27日 by 健伸堂

急におなかが張る原因としては、食べ過ぎ、胃もたれ、ガスが溜まるなどが一般的ですが、漢方ではこれ以外にも多くの原因があると考えます。

70歳のKさん、急に胃の部分が張り、硬くこわばりました。

症状は、水を飲みたくない、尿量は少なく黄色い、食べると胃痛、食事量減少、ガスは出ない、便通は正常で、特別なストレスもなく原因不明でした。

以前にも同じ症状があり、その時は病院で血液検査やエコーなどを受けましたが、特に原因は見つからず、5日間ほとんど食べずに過ごした結果、自然に治りました。

今回も同じ症状なので検査を受けずに漢方を試すことになりました。

まずは、自律神経による腹部緊張と考え、腹部疾患に使う<柴胡桂枝湯>を用いましたが改善せず、
痰湿が脾胃に滞留と考え、<平胃散>や<かっ香生気散>を使い、胃の機能低下と考え、<香砂六君子湯>を使いましたが、いずれも改善しませんでした。

そこで再度検討しなおし、舌診から<微紅舌>で<黄苔>があり、原因は<脾胃湿熱>ととらえました。

そこで漢方薬はむくみに使う<茵陳五苓散>と胃炎に使われる<黄連解毒湯>を使いました。

結果、1日でおなかの硬さが軽減し、食欲が出てきました。
2日目にはおなかの張りも改善し、すっかり回復しました。

そういえば、発症したのはラーメンを食べた後だったとのこと、湿熱が強く滞留したタイミングだったようです。

漢方ではこの症状を<鼓脹>といい、その原因はKさんのような<湿熱>以外に、<気滞>や<寒湿> <血於> <陽虚>など、いくつもあります。

いずれも体質的原因であり、検査では見つけることができないものです。

舌診などで体質を正確に捉えることで早期に改善ができます。

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カテゴリー: 下腹痛, 胃痛・胸やけ・膨満感 タグ: 腹満, 膨満感, 鼓脹

胃は元気の源

2019年12月28日 by 健伸堂

胃の不調によって様々な症状がみられることがあります。

50歳のSさん、20年来胃が不調で、食欲がない時が多く、胃が重い、おなかが鳴る、ゲップ、肩こり、目やに、など、様々な症状がありました。

また、時間を気にすると緊張し、何かを始めようとすると自然に力が入ってしまうなどの状態もありました。
休日はだるくて動きづらく、気力も低下して、寝ていたい日もありました。

そこでこれらは、無意識の緊張しやすさや神経質なことが原因かと考え、半夏厚朴湯やなど、気分に作用するものをお使いいただきました。

しかし2週間服用されても変わらず、最近は背中が痛む、こわばる、口が粘る、いつも眠たい、等の症状が続きました。

そこで再考し、これらは胃気や脾気が弱いためと考え、健脾薬の<漢方薬RK>や消導作用の <健康食品SS>をお使いいただきました。

その後、こちの粘りや背の痛み、倦怠感などが和らいできました。

20年来の体質ですので、時間をかけて胃腸を整えることで、改善するものと思われます。

今回は、精神的な要素が原因と捉えたのが誤りで、純粋に<脾気虚>と捉えることが正しかったようでした。

2019年ロームイルミネーション

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カテゴリー: 疲労感・倦怠感, 胃痛・胸やけ・膨満感, 背中痛・腰痛 タグ: 倦怠感, 胃もたれ, 脾気虚

過敏性腸症候群が短期改善

2019年10月28日 by 健伸堂

病的ではないが、過敏性腸症状でお困りの方は大変多いかと思います。
出勤前の時間帯にトイレに行く回数が増えたり、腹痛が起きたり、電車に乗るのが不安だったりの症状です。

55歳のYさん、元々胃弱で、ニキビ・吹き出物が出来やすい方で、今回はおなかの調子が良くないとのご相談でした。

朝方にトイレに行く回数が多く、すっきりしない、下痢気味になる、食後はおなかが張って、ガスも溜まる、通勤時間が長くて辛いとのことでした。

何かストレスが関係して、過敏性の腸症状と見られました。

そこで、腸の過敏な動きを軽減する漢方薬KSや、ストレスによる腹部の緊張を改善する漢方薬HKをお使いいただきました。

明くる日の朝に1回分を服用しただけで、おなかの異常が治まり、驚ろかれました。
その後2週間ほど続けて症状はすっかり無くなりましたが、気になるようですのでまだしばらく続けることにしています。

漢方薬も薬が合うと1回で効果がわかることがあります。

過敏性腸症候群は、ストレスに関連して起きるもので、漢方薬が得意とする症状です。

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カテゴリー: 便秘・下痢・軟便, 胃痛・胸やけ・膨満感 タグ: ガス, 腹満, 過敏性腸

みぞおちの痛み

2019年2月25日 by 健伸堂

54歳の女性Tさん、みぞおちの部分の痛みが時々出るようになりました。

心臓が心配になり、血液検査や、心電図などを受けられましたが、特に異常なく、念のためニトロペンを処方されましたが心配なので相談にお越しになりました。

詳しくお聞きすると、発症は同じ姿勢が続いたときや、飛行機に乗った時などで、症状が出てから5分程度で自然に治まるようでした。

身体は冷え症で、肩こりや首のつまりがあり、拍動性頭痛もありました。

総合的に見て、Tさんは血液不足傾向の<血虚>と、血流が良くない<血お>体質と考えました。

漢方薬は<婦宝当帰膠>や血流を改善する<冠元顆粒>をお使いいただきました。

1か月後には、強い痛みが無くなり、時々わずかの痛みが出る程度にあんりました。

結果からみて、胸部の血流不良が原因と思われ、心臓の疾患ではないと安心していただきました。

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カテゴリー: 狭心症・心臓のトラブル, 胃痛・胸やけ・膨満感 タグ: みぞおち, 胸痛, 血流

おなかの脹りが楽になりました

2019年2月2日 by 健伸堂

おなかが張って苦しいという症状は、食べ過ぎた時以外にもあります。

31歳のMさん、胃が張る、みぞおちの違和感が気になる、肋骨のあたりが硬い、ゲップがよく出る、などの症状でした。
便通は正常で、便秘によるものではありません。

詳しくお聞きすると、この症状が出る前にご家族の不幸があったとのことでしたので、原因はストレス性、心因性と思われました。

そこで、ストレスを緩和し、おなかの症状を軽減する<漢方薬SB>をお使いいただきました。

2週間後お越しになり、おなかの張りはずいぶん楽になったが、むかつきや吐き気が気になるとのこと、今度は疎肝剤<柴胡疎肝湯>をお使いいただきました。

1か月後にはこれらの症状はすっかり治まりました。

漢方では、みぞおちの張りや違和感はストレスによる胃の機能が低下した時に見られ、肋骨の硬直は<胸脇苦満>といってストレスにより起きるものがほとんどです。

これらには柴胡剤をお使いいただくことで、ほぼ即効性で効果がみられます。

様々な症状にストレスが影響しているケースが多々見られます。

蝋梅の季節です

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カテゴリー: 下腹痛, 嘔吐, 胃痛・胸やけ・膨満感 タグ: ストレス, 吐き気, 胃痛, 腹満

受験シーズンのトラブルには漢方がおすすめ 1

2019年1月28日 by 健伸堂

Sさんのお子様も中学受験、何か所かを併願されています。

この時期、受験生にとっては緊張が続き大変な時期ですが、それに伴いご両親もピリピリ、ドキドキの連続かと思います。

試験が近づくにつれてSさんもおなかの調子が崩れ、軟便、腹痛が出始めました。
原因は明らかに受験に伴う緊張ですので、少しストレスを緩和しつつ、おなかの状態を改善する<四逆散>をお使いいただきました。

その後症状はすぐに治まりましたが、気分はまだ落ち着かないようでしたので、リラックスハーブティの<健康食品SN>を併用いただき、少し落ち着くようになりました。

まだまだ受験は続きますので、しばらく漢方薬も継続する必要があります。

受験生にも、保護者にも、漢方薬は大きな助けになります。

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カテゴリー: 便秘・下痢・軟便, 小児・子ども, 胃痛・胸やけ・膨満感 タグ: 受験, 子供, 胃痛

子供のストレス症状1

2018年9月6日 by 健伸堂

小さいころは甘えん坊で、よく泣いていた、小学校6年生のKくん、最近受験勉強が忙しくなって、イライラしたり、緊張している状況が続いています。

また頭痛や腹痛が起きる時もあり、無意識に髪を抜くこともありました。

そこで漢方薬はストレスを緩和し、胃痛を改善する<四逆散>や、気分をリラックスするための<桂枝加龍骨牡蛎湯>をお使いいただきました。

その後1か月で少し落ち着いたようですが、ストレス源の受験はまだこれから、しばらく継続することになりそうです。

子供に良く使う漢方薬はある程度限定され、経験からも症状によって使うものが限られています。それでも、早い効果がみられます。

大人のストレスのように複雑な経過がないだけに、使いやすくて、喜ばれます。

キノコの季節ですね

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カテゴリー: 小児・子ども, 胃痛・胸やけ・膨満感, 鬱・不安感・神経過敏・ストレス タグ: 子供のストレス

梅雨時期の頭痛

2018年6月12日 by 健伸堂

38歳のTさん、最近目の奥から始まる頭痛がし、頭に帽子をかぶっているような、いわゆる<頭帽感>が出てきました。

また肩こりも左側が酷く感じ、さらに左の脇腹が痛み、痺れを感じるとのことでした。
胃もたれや胸やけもあり、おなかも張るなど様々な症状がありました。

舌診では<紫舌>で<白燥苔>、すなわち血流が悪く、水分が滞留しているという状態でした。

そこでおなかのために<延年半夏湯>を使い、頭痛と肩こりには<釣藤散>を使っていただきました。

2週間経過した後、頭痛は軽くなって鎮痛剤が不要になり、肩こりや胃の調子も良くなりました。

延年半夏湯は、左季肋下部あるいは左乳房下部に疼痛を訴え、左の肩背にかけて凝り痛むものに用いるとされていて、Tさんの症状にピッタリでした。

釣藤散は気が上衝して起きる頭痛や肩こり、<痰湿>すなわち身体に滞留する水分によって起きる頭痛やめまいによく使います。

あと少しですっかり良くなりそうです。

 紫陽花の季節

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カテゴリー: 胃痛・胸やけ・膨満感, 頭痛・偏頭痛 タグ: 梅雨, 湿度, 頭帽感, 頭痛
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筆者 プロフィール

古村匡崇(薬剤師)
古村学(登録販売者・国際中医師)

漢方専門の薬局として、永年にわたり漢方相談を行ってきました。
日本漢方と中医学の両方の特徴を活かしながら、日々研鑽を積み重ねています。
少しでも多くの方に喜んでいただけることを目標に。

漢方の健伸堂薬局(京都)

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