おなかが張る!

昨日の続きです。ストレスを受けやすい方で、食べないのにおなかがいつも張るというケースです。

24歳の独身女性。 食べ過ぎたわけでもないのに、おなかが異様に張る!苦しくてベルトを緩めても、パンクしそうな感じがする。ガスが多いし、おなかはゴロゴロというし、いつも気になって仕方ない。トイレにいっても改善しないし、どうしようもない!ということで相談に来られました。

こんな悩みの方は結構あるのです。これは気の滞りが原因で、腹部の筋肉の緊張で、張っているものと考えられました。中医学の言葉で言うと『肝脾不和』といって、精神的なことが胃腸に影響しているという状況です。

この方には「気丸」という錠剤を1週間使ってもらいすっきりしました。しかしストレスを受けるとまた発症すると思われますので、薬を適宜使っていただくことにしています。

おなかが張る!

「おなかが張る」 をシリーズで書きますが、まずは主なタイプを列挙しておきます。

1、便秘で4日以上お通じがないタイプ

2、食が細く、便を出す力がないタイプ

3、ストレスを受けやすい方、食べないのに張るタイプ

4、おなかが冷えて張るタイプ

5、過食で肥満の腹が出ているというタイプ

それぞれ対応方法が異なります。便秘については近日中のメルマガ

https://www.kanpou.info/info/magazine.html

で書く予定ですので、2の食が細く、腸の動きが悪い方の対応方法は・・・

ちょうど、今朝のNHK番組「生活ホットモーニング」で食物繊維の効用が放送されていました。腸の動きが悪い「停滞腸」は、様々な病気の原因や、肌荒れの原因となります。腸の動きを良くするために必要な<不溶性食物繊維>は、腸から吸収されず、ゼリー状になって水分を保ち、便をやわらかくするとともに、便のカサを増やし、腸の働きをよくします。女性は1日20gの食物繊維が必要とのことです。これを食事でとるためには、     

1、温野菜にして繊維を多くとること(ほうれん草、ブロッコリーなど)

2、いも、豆、海草類を多くとる(いも、納豆、おから、わかめ、ひじき)

3、精製しない穀物をとる(ライ麦パン、麦ごはん)

食物繊維をとることによって、大腸の働きをよくする、コレステロールの上昇を抑える、血糖値の急な上昇を抑える、などの効果が期待できるということです。でも現実は食物繊維がいつも不足がちですので、当店では1日2回のラクシュミ服用をお勧めしています。

これと、通常の食品との合計の食物繊維量は1日の必要な分を満足します。これで毎日 快便で快腸!!

胸がつまる!

ストレスが引き金となって血流が悪くなる状態を「気滞血お」といいます。それが胸に及ぶと胸苦しい、息苦しい、咽がつまる感じなどが現れます。西洋医学では、一過性の心筋梗塞や狭心症とされる場合もあります。

48歳女性、2ヶ月ほど前から胸がムカムカしたり、胸が詰まる感じがする、冷や汗が出てくる、歩くとフラフラする、生理の前は特に調子が悪くなる。こめかみの頭痛が時々するなどの症状があり、病院でもらったニトロペン錠でも治まらないので相談に来られました。

これは前述の血流不良が影響しているとみて、漢方で疏肝理気の<逍遥丸> と活血作用の <冠元顆粒> を1ヶ月服用されました。結果、すべての症状がなくなり、喜んでいただきました。胸がつまるのは心臓の疾患もありますが、『気の滞り』から来るものもあるのです。