腎機能低下による透析と漢方薬
透析を受けておられる患者数は2024年で34万人と言われます。その多くが、週3回の通院をされています。
透析によるQOLの低下は、通院の時間だけでなく、低血圧や疲労感、感染症にかかりやすいなどのトラブルがあります。
漢方では、これらの問題に対応できるものがあります。
58歳のTさん、今から20余年前に透析を受け始められました。
その後は様々な不調が現れ、その時々に適した漢方薬をお使いいただきました。
特に疲労感が強い時には補中益気湯、貧血が強くなったときには当帰芍薬散、身体が寒く、むくみが酷くなったときには真武湯や苓散等々、その時の症状、状態により多種使い分けてきました。
最近は今後トラブルが起きないように血管保護のための活血薬や、腎臓を守るオウギ製剤なども使っています。
この間、他のトラブルもほとんどなく、仕事も継続されて、元気に過ごされてきました。
透析は途中で止めることはないので、トラブルや他の疾患の併発を避け、いかにQOLを維持できるかが重要になります。

庭の赤い実・ユスラウメ
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