期外収縮と漢方
不整脈の中で、時々不規則な拍動が現れ脈がとぶのを期外収縮といいます。
期外収縮が起きると、胸がドキドキしたり、胸が詰まったりして、気持ち悪いものです。
原因は心臓の疾患によるものと、自律神経によるものがあり、自律神経による場合は漢方薬の対象となります。
漢方ではその原因、不安感、緊張感、気候変動、ホルモンバランス、などによって様々な対応が可能です。
65歳のMさん、秋口から脈が飛び始め、時には頻脈になりました。
特に朝方の起床時や食後に生じました。血圧は正常で、検査を受けた結果は心臓に問題なく、自律神経の問題と言われ、相談に来られました。
詳しくお聞きすると、ストレスを受けやすく、緊張しやすい性格で、以前から過敏性腸の症状もありました。
そこで、心気陰両虚に使う益気通陽薬と、ストレスと緊張を緩和する柴胡剤を併用いただきました。
1か月後発生頻度は下がり、気にならなくなりましたので、その後は予防的に少量で継続されています。
期外収縮は多くの人に見られ、心臓疾患でない場合は心配は不要ですが、脈が飛ぶのがわかると気持ち悪いもので、漢方薬が良く適応します。
早い方は1週間で、遅くても1か月でほぼ治まります。
元々のストレス源が続く場合は、ストレス緩和の漢方薬だけで対応できます。

香り漂う蝋梅の花
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