60歳のTさんは心房細動による不整脈が2年前から酷くなり、アブレーション治療を受けられました。その後も治まらず昨年も再度治療を受けられましたが、症状は治まらないので相談にお越しになりました。
症状は、胸苦しい、それに伴い咳が出る、肩が詰まる、自覚的に脈が飛ぶのを感じる、などでした。
舌診では<淡舌>で血液不足、脈診では<細弱>、漢方でいうところの気血両虚・心気陰両虚が伺われました。
そこで体質改善も考え、補血剤や、利水滲湿薬をお使いいただきました。
1か月後、あまり変化はないので、お薬を変更し、<炙甘草湯>などをお使いいただきました。
2か月後お越しいただいたときは、心房細動が減ったようで、胸苦しさも軽減してきました。
舌診と脈診でも、少し変化が出ている状況が見えました。
なかなか難しい疾患ですので、時間がかかるとは思いますが、少しでも楽になればと期待しています。

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