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漢方で1日1善【by 漢方の健伸堂薬局】

漢方相談歴30年以上、国際中医師の古村学です。日常の漢方相談の中から、様々な症例とそれに対応する漢方の考え方や処方をたくさん記録して行くように努めています。漢方での疑問な事や知りたかったことなどの参考にしてください。

作者別: 健伸堂

男性更年期に漢方薬が有効です

2025年11月15日 by 健伸堂

男性更年期障害は加齢性腺機能低下症(LOH症候群)と言われ、40歳以降に男性ホルモンが緩やかに低下して起きる症状で、疲労倦怠感、気力の低下、集中力の低下、イライラ感などの精神的な症状や、精力の低下などの様々な身体的症状がみられます。

中国古典の「素問」では、男性は8の倍数の年齢で身体が変化し、8×4=32歳でピークを迎え、40歳で衰え始めるとされています。この40歳からが男性ホルモンの減少時期となります。

これに対して、生命力の源である「腎気」を補うことによって、男性更年期の症状を軽減し、老化を抑制することが出来ます。

54歳のMさん、最近極度に疲れやすくなり、気分もイライラしたり不安だったりする、顔が赤くなりほてる、舌先が痛い、などの症状が出始め、相談にお越しになりました。

舌診では、舌尖が紅、舌苔白、で赤ら顔でしたので、肝気が上に昇っている状態で、いわゆる男性更年期の状態と思われました。

そこで肝気を抑制する<加味逍遥散>と、腎気を補う<参馬補腎丸>をお使いいただきました。

2週間後には、イライラ感や舌の痛みは軽減し、身体の疲れも改善してきました。
しばらく継続が必要ですが、元気になられることと思われます。

なお、加味逍遥散は女性の更年期症状に使うものと思われがちですが、男性にももちろん使えるもので、作用は、疎肝健脾・補血で、気を巡らせ、血を補うものです。

他にも男性更年期に使う漢方薬は様々ですので、体質と症状に合わせて選択することが大切です。

真っ赤なピラカンサ 冬の始まり

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カテゴリー: 精力減退, 自律神経失調症, 高齢者の症状 タグ: LOH症候群, 加味逍遥散, 加齢性腺機能低下症, 参馬補腎丸, 男性ホルモン減少, 男性更年期障害, 腎気, 補腎剤

パーキンソン病と蔵躁

2025年11月7日 by 健伸堂

蔵躁とは、気分がザワザワする、身の置き所がない、など精神不安定な状態を言います。

73歳のTさん、急にザワザワ感が出て落ち着かない状態が出始め、夜間に生じると3時間ごとに目覚めて寝られなくなるため、漢方相談にお越しになりました。

Tさんは10年前にパーキンソン病を発症し、その後筋肉の固縮や振戦もありました。病院からはドパミン製剤の投与を受けておられました。

さらに、夜間は頻尿が続き、時には尿漏れがありました。

そこでまずは、ザワザワ感に対しては蔵躁に使う代表的な養心安神剤の甘麦大棗湯をお使いいただきました。
また、夜間頻尿に対しては八味地黄丸をお使いいただきました。

1週間後、最初の2日間は眠れたが、その後は相変わらずザワザワして眠れませんでした。時には突き上げるような気の上昇があり、治まりません。

そこで再度お伺いすると、症状は周期的に起きているようで、これはドパミン製剤の作用時間と関係しているように思われ、西洋薬の服用量や服用時間の調整をしてもらうことにし、漢方薬は交感神経を抑制する、抑肝散加陳皮半夏をお使いいただきました。

その後すぐにザワザワ感はなくなり、夜間の頻尿も軽減し、睡眠は良くなりました。

西洋薬を使われている方は、その薬の作用時間や副作用なども考慮して漢方処方を考える必要があることを再認識さた症例です。

爽やかな秋の空

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カテゴリー: 免疫不全, 睡眠障害 タグ: ザワザワ感, パーキンソン病, 抑肝散加陳皮半夏, 甘麦大棗湯, 蔵躁

椎間板ヘルニアの痛み

2025年10月21日 by 健伸堂

寒くなってくると痛みの相談が多くなります。

中でも椎間板ヘルニアの方は、冷えによって血流が悪化するなどで、坐骨神経痛の症状が出やすくなります。

86歳のKさん、長い間椎間板ヘルニアが改善せず、痛みが続いていました。
特に、朝起きの時や、お風呂に入るときなどに姿勢を変えると痛みが増します。

そこで漢方薬は、血流を改善する<疎経活血湯>や、年齢を考えて補腎効果の<独歩顆粒>などを使いました。
その後痛みは日常生活に支障のない程度まで治まっていましたが、季節の変わり目には痛みが増すので漢方薬を変更し、疎経活血湯に附子剤を併用して治まっていました。

梅雨時期にはむくみが酷くなるので<疎経活血湯>に<清湿化痰湯>を併用して治まっていました。

そして10月に入って朝夕が涼しくなり、痛みが強くなってきたため、再び附子剤を併用することにしました。

季節による環境の変化に合わせて漢方薬を調整するのはよくあることです。

痛みの疾患はご相談ください。

今年は柿も豊作

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カテゴリー: 手・脚・膝の痛み, 神経痛 タグ: 坐骨神経痛, 椎間板ヘルニア, 清湿化痰湯, 独歩顆粒, 疎経活血湯, 麻黄附子細辛湯

難治性口内炎の漢方

2025年10月14日 by 健伸堂

難治性口内炎とは、胃腸機能の低下に伴う口内炎ではなく、数週間経っても治らない口内炎のことをいいます。
原因は、免疫疾患や感染症に関連している場合など様々で、原因不明の場合もあります。

55歳の男性Yさん、今年春先から口中が荒れて痛み、舌の先や辺縁部も痛み始めました。
病院で抗体検査等の様々な検査を受けられましたが、天疱瘡の疑いもなく、原因不明で、アレルギーではないかと歯科の受診を勧められました。
さらに西洋薬の副作用ではないかと、西洋薬も減らされました。
しかしその後も痛みは治まらず、食事するのも辛くなるほどでした。

そこで漢方薬はまずは<甘露飲>を使ってみたところ、少し変化があったものの、痛みは治まりませんでした。
結果この炎症は、単に胃腸機能低下による<胃熱>が原因だけでなく、ストレスなども関連しているように思われました。

そこで再考し、上部の血熱を冷ますものと、ストレスを緩和する疎肝剤を併用しました。

2か月後、痛みは軽減して食事も摂れるようになってきました。
結果からみて、原因はストレスにより気が上がり、頭部に熱をもって炎症に繋がったように思われます。

とにかく食事を摂れるようになって喜んでいただきました。
口内炎などご相談ください。

季節の果物ザクロが豊作

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カテゴリー: 原因不明, 口内炎・舌の痛み タグ: アレルギー, 加味逍遥散, 桂枝五物湯, 甘露飲, 難治性口内炎

繰り返す尋常性乾癬

2025年9月29日 by 健伸堂

20歳代の頃に乾癬を発症したSさん、その後も憎悪を繰り返しながら経過し、55歳になった最近さらに悪化したので、相談に来られました。

発症部位は、肘や膝、関節部位、頭部など全身に及び、赤みと痒みが強く、落屑も多く見られました。湿潤はなく、乾燥が激しい状態でしたが、西洋薬は使われず保湿用の外用薬のみ使用されていました。

舌診では紅舌、燥苔で、陰虚燥熱と見られました。

そこで漢方薬は、血熱を冷ます清営顆粒や、痒みを軽減し症状の広がりを抑える消風散、清熱解毒の黄連解毒湯などを使いました。

2週間後、症状が改善しないので再考し、滋陰清熱止痒の三物黄芩湯などをお使いいただきました。その後、患部の広がりは治まり、痒みや赤みも軽減してきました。

3か月後にはほとんどの部位が改善し、その後は予防的な意味で少量の漢方薬を使っていただいています。

尋常性乾癬は原因不明の疾患とされますが、経験的には生活習慣(喫煙や食事)が元にあり、そこにストレスが引き金となって免疫異常を起こし、発症するケースが多く見られます。

ストレスが明らかに強い場合は柴胡剤を用い、乾燥が激しい場合は滋陰剤を用い、赤みや痒みが強い場合は涼血薬を用います。

いずれも単独では改善しないので、症状によってこれらを併用すると改善は早くなります。

お気軽にご相談ください。

天高く馬肥ゆる秋

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カテゴリー: 湿疹, 肌荒れ・かゆみ タグ: ストレス, 三物黄芩湯, 尋常性乾癬, 消風散, 清営顆粒, 黄連解毒湯

坐骨神経痛による痛み

2025年9月20日 by 健伸堂

坐骨神経痛は、椎間板ヘルニアなどが原因となって、腰から足にかけての坐骨神経が痛みやしびれなどを生じる疾患で、多くの方に見られます。

これに対して漢方では、気血の巡りを良くする、下半身を温める、下半身の力をつける(補腎)などによって、症状を改善することが可能です。

50歳のTさん、ほとんど1日中立ち仕事をされているため、腰痛や関節痛が頻繁に生じるので相談に来られました。
最近は、仙骨から太ももにかけての痛みや、引きつれる感覚が出始めました。

体型はやや細身、疲れやすく、疲れると耳鳴りが発症しやすい、脚は冷えている、時々足が攣る、肩こりと首の凝りがあり、舌診は淡紅でやや暗い色でした。
漢方では<腎陽虚・血お>、すなわち冷えとエネルギー不足、血流が良くない体質と捉えました。

そこで漢方薬は、散寒去湿作用の<五積散>や、補血活血作用の<疎経活血湯>をお使いいただきました。

1か月後、痛みやしびれは軽減しましたが、歩行時や立ち上がる時の痛みが取れないので漢方薬を変更し、補血・補肝腎作用の<独歩顆粒>と活血作用の<冠元顆粒>を用いました。

そして1ヵ月後、さらに痛みは軽減してきたので継続されています。

痛みの疾患の場合は、標治(症状改善治療)としての痛み軽減と、本治(根本治療)としての体質改善の両方を考える必要があります。

痛みは辛いものですが、改善し始めると自覚的にわかるので、対応しやすい疾患です。

関節痛・神経痛はご相談ください。

庭で採れたムカゴ

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カテゴリー: 手・脚・膝の痛み, 神経痛 タグ: 五積散, 冠元顆粒, 坐骨神経痛, 椎間板ヘルニア, 独歩顆粒, 疎経活血湯, 関節痛

汗が出にくい

2025年8月23日 by 健伸堂

今年の夏は猛暑続きで、多汗症の方は大変だったと思います。
一方、汗が出ない、あるいは汗が出にくい無汗症の方も辛い季節でした。

無汗症は生まれつき汗が出ない先天性の無汗症と、交感神経や甲状腺機能などに関連する後天性無汗症や、全く原因不明の特発性後天性全身性無汗症があります。

いずれの場合も、熱が身体にこもるために夏には熱中症に注意が必要です。

34歳の男性Aさん、子供の頃から汗が出にくく、特に顔に熱がこもり、赤くなることが多くありました。

20歳を過ぎた頃から、特に夏の暑さに耐えられず、辛い季節になりました。

汗は脇などのごく一部にだけ出るのですが、頭部からはほとんど出ないので強いのぼせ状態になりました。

そこで漢方薬は、腠理(皮膚の毛穴やきめなど)を開き、汗を正常に分泌させる桂皮を含むもの、発汗を促進するもの、そしてのぼせを治める清心火の漢方薬をお使いいただきました。

猛暑の2か月を経過し、今年に夏は昨年のように熱中症のような状態にもならず、汗も以前にょり出るようになって、調子よく過ごせたと喜んでいただきました。

暑い時期が過ぎれば、その後は汗が出やすくなるような体質改善のため、
衛気を強めて腠理の開閉をスムースにする漢方薬に変えていきます。

体質によっていくつもの漢方薬がありますので、ご相談ください。

夏の終わり

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カテゴリー: 夏バテ, 多汗 タグ: 多汗症, 女神散, 桂枝, 無汗症, 腠理を開く, 衛気を高める, 麻黄, 黄耆

口中異常感症の漢方

2025年8月5日 by 健伸堂

最近よく相談を受ける疾患に口中異常感症があります。

症状は様々で、口が苦い、口中がザラザラする、ヒリヒリする、味覚異常などがあります。

これらの症状に対する漢方での捉え方は、

・口が苦い・・ストレスや緊張、あるいは不安感などで、肝胆の欝熱が生じ、胆汁の味が口中にする

・口が甘い・・口甜といい、脾胃の湿熱が口中に出る

・口が塩辛い・・腎虚傾向の、高齢者や病後の人に生じる

・口がヒリヒリ・・陰虚内熱で口中が乾燥して痛む

などそれぞれの体質的な原因があります。

いずれも、原因となっている事柄を改善すると治まります。

今から10年前、63歳のYさんから、朝起きた時に口が苦くて気になるとのご相談をお受けしました。
特に胃腸トラブルはなく、便通も正常。他には、右わき腹が張る、押さえると痛むとのことでした。

この症状の原因は明らかにストレスと考え、小柴胡湯をお使いいただきました。そして2日後には口中の苦みや、脇腹の痛みは緩和し、1週間で完治しました。

それ以降、時々同じ症状が出るので、小柴胡湯を常備薬としてお持ちいただいています。
ストレスはなくなることがないので、症状は繰り返しますが、服薬ですぐに治まります。

口中の様々な症状、ご相談ください。

祇園祭 大船鉾

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カテゴリー: 口内炎・舌の痛み, 鬱・不安感・神経過敏・ストレス タグ: わき腹が痛い, ストレス, 口が苦い, 口中異常感症, 小柴胡湯

甲状腺機能亢進症の漢方

2025年8月2日 by 健伸堂

甲状腺機能亢進症は更年期の女性によく見られます。

52歳のAさん、2年前に甲状腺機能に異常が見つかりました。

症状は、のぼせがひどく汗も多い、心臓がドキドキする、イライラが強い、
睡眠が悪いなどの特徴的な症状がみられました。

もちろん病院からは西洋薬がでていましたが、症状が治まらないので相談に来られました。

漢方では<陰虚陽亢>の状態、すなわち身体の潤いが失われ、熱が上に昇って、代謝が更新していると見られました。

そこで補陰薬として、亀板配合食品を用い、不眠に対しては琥珀配合食品をお使いいただきました。

しばらくすると症状は治まり、QOLは向上、ホルモンの値も正常値になってきました。その後、体調が良いので亀板配合食品は継続されています。

この疾患は西洋薬と漢方薬の併用が適している疾患のひとつです。

ご相談ください。

真っ赤になったスモモ

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カテゴリー: 動悸, 更年期障害, 甲状腺 タグ: 亀板配合食品, 更年期, 甲状腺機能亢進症, 補陰薬, 陰虚陽亢

更年期の舌痛症と漢方薬

2025年7月29日 by 健伸堂

43歳のSさん、突然に口の中とほっぺが痛みはじめ、舌の違和感があり、、歯もズキズキし、口の渇きが出始めました。

そこで歯科の診察を受けられましたが、特に異常なく、漢方相談をお受けしました。

このような症状は過去にも更年期の女性によく見られた<陰虚内熱>の状態、すなわち年齢とともに身体の潤いが減少し、そのため内熱を冷ますことが出来ないために起きる症状と考え、

漢方薬は、まずは症状改善を目的に、口内炎などによく用いる清熱補陰薬の<甘露飲>をお使いいただきました。
そして2週間後には、唾液が少し出るようになり、痛みも軽減してきました。
しばらく続けると、治まるものと考えます。

口中の症状が治まれば、その後は身体全体の潤いを増すものに変更する予定です。

病名はなくても、症状から考えることで適する漢方薬が決まります。

ご相談ください。

鮮やかなキキョウ(根は生薬・桔梗)

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カテゴリー: 口内炎・舌の痛み, 更年期障害 タグ: 更年期, 甘露飲, 舌痛症, 陰虚内熱
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筆者 プロフィール

古村匡崇(薬剤師)
古村学(登録販売者・国際中医師)

漢方専門の薬局として、永年にわたり漢方相談を行ってきました。
日本漢方と中医学の両方の特徴を活かしながら、日々研鑽を積み重ねています。
少しでも多くの方に喜んでいただけることを目標に。

漢方の健伸堂薬局(京都)

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