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漢方で1日1善【by 漢方の健伸堂薬局】

漢方相談歴20年以上、国際中医師の古村学です。日常の漢方相談の中から、様々な症例とそれに対応する漢方の考え方や処方をたくさん記録して行くように努めています。漢方での疑問な事や知りたかったことなどの参考にしてください。

鬱・不安感・神経過敏・ストレス

化学物質過敏症

2022年6月11日 by 健伸堂

化学物質過敏症は、洗剤、柔軟剤、香水、消毒剤、など、日常的に使用しているものに触れるだけで様々な反応をする症状です。
新築住宅では、シックハウス症候群として以前から知られています。

Sさんは、前述の日常的に使うものに過敏になり、吐き気や痛み、疲労感を生じるようになりました。

また、それ以前に長い間、パニック症状がみられ、病院からは抗不安薬などを処方されていました。

その他、げっぷやガス、逆流性食道炎の症状もあり、漢方相談をお受けしました。

パニック症状は、ザワザワ感やイライラ感があり、特に人混みや買い物中などで悪化、おなかはゴロゴロしたり、ガスが多く、痛みもありました。

舌診では、
歪斜:肝風内動、すなわち自律神経の過度の興奮状態が起きやすい
淡舌:血液不足状態

でした。

そこで漢方薬は、養心安神作用の<甘麦大棗湯>や、疎肝作用の<小柴胡湯>をお使いいただきました。
20日間服用後、ザワザワ感の頻度が減少し、抗不安薬を飲む回数が減りました。

長い期間の症状ですので改善には時間がかかると思いますが、長年飲んでいた抗不安薬が短期間で減らせたのはご本にも驚きでした。

化学物質過敏症の原因は不明ですが、漢方ではストレスなどが引き金となって、免疫異常を起こし発症すると考えます。

パニック症状と過敏症は、関連していると考えられますので、ひとつが良くなれば両方とも改善するのではと思います。

Sさんから素敵なお手紙をいただきましたので許可を得て掲載いたします。
ありがとうございます。

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カテゴリー: 免疫不全, 自律神経失調症, 鬱・不安感・神経過敏・ストレス タグ: ストレス, 化学物質過敏症, 小柴胡湯, 甘麦大棗湯

コロナ禍の不安感

2021年10月26日 by 健伸堂

ようやく緊急事態宣言が解除になりましたが、まだまだ先行きが不透明です。
この間、コロナ禍に関連した様々な症状のご相談を受けてきました。

54歳のSさんはコロナ禍で自宅待機となった後、不安感や動悸、息苦しさ、めまい、眠りが浅いなど、様々な症状が出始めました。特に一人でいるときに症状が強くなりました。

舌診では、淡舌、歯痕、全白苔でしたので、やや気血が不足している、水分の代謝が良くないタイプでした。

そこで漢方薬は、気を巡らせる、息苦しさ(梅核気)を軽減する、身体の痰湿を軽減する、不安感を改善する<半夏厚朴湯>をお使いいただきました。

2週間後、睡眠がよくなり、息苦しさも軽減しましたが、不安感は変わりませんでした。
そこでSさんは貧血もあったので、安神作用の<帰脾湯>や、エゾウコギ含有健康食品に変更し、2か月程度でほぼ改善しました。

その後は中断されていたのですが、最近再び同じ症状がみられるようになったので
同じ薬を再開していただきました。

一度合う薬が見つかれば、同じ症状が出たときにすぐに対応できるので安心です。

   今年もムカゴが採れました

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カテゴリー: 自律神経失調症, 鬱・不安感・神経過敏・ストレス タグ: 不安, 不眠, 動悸

心因性の微熱と喉の違和感

2020年7月7日 by 健伸堂

44歳のFさん、以前から不安感が強く、今年は特にコロナのために不安が強くなって」いました。

その為に微熱が続き、咽の違和感や咳が生じていると、ご相談をお受けしました。

咽の違和感は昨年来の症状で、呼吸器科では喘息とみて、ステロイド吸入薬がでていました。しかし原因が心因性ではないかと思い、漢方薬に変えることにされました。

体質は、貧血傾向で、睡眠は中途覚醒が多く、咽は乾燥傾向、違和感はあるときとない時がある、舌診では、淡舌(血虚)、地図舌(ストレスを受けやすい)という状況でした。

そこでこれらの症状がすべて心因性であると考え、気分をリラックスして、気が上に上がるのを軽減するよう、心血虚を補う貧血薬の<心脾顆粒>や、疎肝剤をお使いいただきました。

10日後には微熱が少し下がり、不安感も少し楽になりました。

1か月後には微熱がなくなりましたが、咽の症状が改善されないので、薬を<柴朴湯>に変更しました。
そして1か月後には、喉が気にならない日が増えてきました。

元々の不安感を軽減することで、それに付随する様々な症状が改善していきます。

コロナ不安はまだまだ続きますが、早めに対応することで症状も軽度に治まります。

ホタルの季節のホタルブクロ

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カテゴリー: 咳・気管支炎・喘息, 喉の痛み・つまり, 微熱・発熱, 自律神経失調症, 鬱・不安感・神経過敏・ストレス タグ: 不安感, 咳, 喉のつまり, 声がれ, 微熱, 心因性

コロナのストレスで息苦しさ

2020年6月23日 by 健伸堂

60歳のYさん、以前からストレスを受けやすく、様々な症状で漢方薬をお使いになっていました。

4月中旬からコロナウイルスの影響で在宅勤務が始まりました。
6月に入ったころから朝方に息苦しく、咽が詰まるような感覚が出始め、相談に来られました。

その他は、おなかが張りやすい、睡眠時間が短く目覚めやすい、疲れを感じるなどでした。

特別ストレスになることもなく、恐らくコロナによる生活の変化がストレスになっているのではと思われました。

そこで漢方薬は、気滞を改善する漢方薬HKや、心血を補う漢方薬SPをお使いいただきました。
1週間後、疲労感や息苦しさも軽減しましたが、今度は舌の痺れが少し感じるとのことで、疎肝剤の漢方薬SKをお使いいただきました。

以前にもよく似た症状がありましたので、これで改善するものと思われます。

伏見稲荷大社の 厄を祓う 茅の輪

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カテゴリー: 自律神経失調症, 鬱・不安感・神経過敏・ストレス タグ: コロナ, ストレス, 息苦しい

過敏性腸症候群にも漢方

2020年3月23日 by 健伸堂

過敏性腸症候群は、検査をしても炎症や異常が見つからないが、下痢や便秘、腹痛などを生じる疾患で、若い方によくみられます。

漢方では、緊張を緩和するものや、腸の過敏な動きを緩和する薬を使い、比較的短期間に改善が見られます。

25歳の女性Mさん、昨年に勤務地が移動になり、電車通勤途上に電車が止まったのをきっかけに、症状が出始めました。

元々胃弱でしたが、さらに朝方の腹痛や下痢、胃もたれ、不安感、気分はユーウツで、相談に来られました。

そこで気分をリラックスして緊張を緩和するため、心血を補う<遠志>や<酸棗仁>の含まれる漢方薬と、下痢を改善する<漢方薬KP>を併用いただきました。

1か月ご、胃痛はなくなり、下痢もかなり改善してきました。
電車中の不安感も軽減し、気分も楽になってきました。

精神的な落ち着きが症状を軽減し、症状の軽減がまた気分を安定させてくれる、 という良い循環が生まれてくると、改善がさらに早くなります。

漢方薬が得意とする症状のひとつです。

鮮やかな椿の花

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カテゴリー: 便秘・下痢・軟便, 自律神経失調症, 鬱・不安感・神経過敏・ストレス タグ: 下痢, 腹痛, 過敏性腸症候群

薬の副作用による幻覚症状

2020年2月22日 by 健伸堂

パーキンソン病を15年来患っておられるKさん、薬の効きが悪くなるとともに、副作用で幻覚や幻聴が出始めました。
時には幻覚と現実の区別がつかないこともありお困りでした。

また長期の疾患で気分は不暢、頭痛や肩こりがひどく、睡眠も浅く夢が多いとのこと、舌診では<血お=血流が良くない> <白苔=水分代謝が良くない>という状態でした。

そこでまずは幻覚の代表的な<漢方薬YK>や安神薬の<漢方薬SR>をお使いいただきました。

1か月後、虫のような幻覚が軽減され、睡眠も良くなりました。

そこで根本治療を考え、肩こりを軽減して、脳血流を良くするため<漢方薬CT>をお使いいただいたところ、逆に幻覚が悪化したので中止、再び元の漢方薬に戻すことになりました。

パーキンソン病は、神経細胞の中に特定のタンパク質が凝集して溜まることが原因と言われ、脳血流を改善し、細胞の活性化を図ることが必要と考えますが、まずは標治(お困りの症状を改善すること)から始め、その後に本治(根本的治療)にしていくことになりそうです。

長い間の疾患ですので、時間がかかるかと思われます。

鮮やかな蝋梅

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カテゴリー: 鬱・不安感・神経過敏・ストレス タグ: 副作用, 幻聴, 幻覚

赤ら顔の漢方

2019年12月27日 by 健伸堂

25歳のYさん、今年に転職されてから赤ら顔が気になり始めました。
病院ではステロイドが使われていましたが、日中の赤ら顔が引かないので相談をお受けしました。

詳しお聞きすると、生理前に赤くなりやすい、頬が広範囲に赤み、下半身が冷えやすい、などでした。
舌診では、微紅舌=熱が上に上っている、 黄膩苔=胃の負担が大きい という状況でした。

そこで、ストレスやホルモンによるのぼせを改善する漢方薬KSを用い、冷えのぼせを改善する桂枝茯苓丸を併用いただきました。

その後1か月後には赤みはほとんど消えて調子がよくなりました。

結果から見て、冷えのぼせと、ストレスによる気の上昇が原因で、これらに対応する漢方薬で短期間で改善したようです。

女性にはよく見られるケースですね。

2019年ロームイルミネーション

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酒さのご相談

2019年10月5日 by 健伸堂

34歳のKさん、子供の頃より赤ら顔でしたが、3か月年ほど前から赤ら顔と肌荒れが酷くなりました。

医院で処方されたプロトピック軟膏を使われたところ、肌荒れの改善はされたのですが、プロトピックの使用をやめると、肌荒れ・赤みがすごく悪化しました。

Kさんは慢性頭痛があり毎日鎮痛剤を使っておられました。
そのためもあって胃腸が弱く下しやすくなっていました。

胃腸の弱いことも、肌荒れの原因になっているとも思われました。

舌診では<紫舌=血流が良くない> と<黄苔=胃の働きが弱く負担が大きい>という状態でした。

そこでまずは、頭痛によるストレスを軽減するため<漢方薬SK>や<漢方薬KB>をお使いいただき、さらにおなかの負担を軽減するため消化酵素の<健康食品SS>などをお使いいただきました。

20日後には頭痛が激減して、鎮痛剤も3~4日に1度服用する程度になりました。

それとともに顔の火照りがかなり改善し、丘疹は少し減りました。

そこで今度は顔の赤みを軽減する<瀉火補腎丸>に変更し継続していただきました。

頭痛によるストレスや緊張が赤みを増していたのか、胃腸の状態が悪いのが影響していたのか、様々な要因が考えられますが、身体はひとつで、すべてが調子よくなれば酒さも治まるのではと考えています。

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カテゴリー: にきび・吹出物, のぼせ, 鬱・不安感・神経過敏・ストレス タグ: 赤ら顔, 酒さ

ストレスによる動悸

2019年9月28日 by 健伸堂

37歳のNさん、以前にストレスによって過換気症候群の症状が出たことがありました。

その後しばらく治まっていたのですが、最近再び動悸や不安感が強くなり、微熱も出るようになり、身体の疲労感が増してきたとのご相談をお受けしました。

舌診では、淡舌で血液不足体質、歯痕があり滑苔で、気虚とおなかの冷えが見受けられました。

この状態は、ストレスによって気血を損耗し、心血不足を起こして、動悸や不安感が生じていると考えました。

そこで漢方薬は、心血を増やす<漢方薬SP>や、咽のつまりを改善しストレスを緩和する<漢方薬SB>をお使いいただきました。

飲み始めて3日後、動悸が軽減し始め、胃痛や胃重も軽減してきました。


まだ完全に治まったのではありませんが、早い効果で喜んでいただきました。発症の原因を正確に捉えられれば、漢方薬も即効性が望めます。

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舌咽神経痛が改善

2019年9月21日 by 健伸堂

54歳の女性Mさん、2年前に舌咽神経痛を発症されました。 発症のきっかけは、家族の入院や、仕事の忙しさなどがあったようです。

その後一度は治まったのですが、今年5月から再発し、歯磨きの時や食事の時に痛みがあって困っておられました。

病院ではよく使われる鎮痛剤を処方されていましたが、痛みが治まらず、眠気がするため、漢方薬を求めてお越しになりました。

詳しくお聞きすると、ストレスや身体の疲労が引き金になって、再発したとのことでした。

舌診では、紫舌で血流が良くない体質がベースにあり、白苔で痰湿が伺われました。

そこでまずは症状改善(標治)に<清上蠲痛湯>を、根本治療(本治)として<逍遥顆粒>をお使いいただきました。

2週間後には痛みはかなり軽減し、鎮痛剤は減らしても痛みは変わりませんでした。

1か月後には、飲食の時だけ痛みが少しあるというまで治まりましたので、今度は元々の発症原因であるストレスを軽減するよう、漢方薬を柴胡剤に変更しました。

2か月経過した先日、痛みは全くなくなったとのことで、お薬を休薬しました。

この症状は神経痛ではありますが、原因はほとんどがストレスによるものです。
Mさんも、またストレスがかかると再発するかもしれませんが、漢方薬で改善できることがわかり、安心されていました。

鮮やかな紫色、ヤマトリカブトの花

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カテゴリー: 神経痛, 鬱・不安感・神経過敏・ストレス タグ: 痛み, 舌咽神経痛
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筆者 プロフィール

古村匡崇(薬剤師)
古村学(登録販売者・国際中医師)

漢方専門の薬局として、永年にわたり漢方相談を行ってきました。
日本漢方と中医学の両方の特徴を活かしながら、日々研鑽を積み重ねています。
少しでも多くの方に喜んでいただけることを目標に。

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