鼻の赤みと腫れ
酒さの原因はたくさんあり、症状の程度も様々です。
18歳の女性Sさんは、中学生のころから鼻の赤みや腫れが気になっていました。
いわゆる鼻瘤の初期かと心配になり、相談に来られました。
詳しくお聞きすると、鼻が赤くなったり腫れたりするのは常時ではない、冷えのぼせがある、不安感や憂うつ感がある、息苦しい時がある、緊張しやすい、などから、気が上に昇りやすい状態と見受けられました。
また、過去に過呼吸になったこともあるとのことで、精神的な要因が大きいと思われました。
舌診では、舌尖紅で、心火が上に昇っている状態と考えられました。
そこで漢方薬は、<肝血>を補うことで<肝陽>を抑えるよう、補血薬の婦宝当帰膠を用いました。また不安感を軽減することで気が昇るのを抑える、桂枝加竜骨牡蠣湯や、時にはイライラ感が出るので加味逍遥散などをお使いいただきました。
2か月後には気分も安定し、鼻の赤みが出る頻度も下がってきたのですが、鼻のことを気にすると気分も不安定になることがあったので、漢方薬を変更しエゾウコギ配合健康食品をお使いいただきました。
その後はさらに安定し、継続されています。
漢方薬は、症状が顕著な場合はそれを改善するものを使いますが、症状が安定した段階では、発症の元になっているストレスを緩和する目的でエゾウコギ配合食品などを使うとよく治まります。

春の芽吹き・フキノトウ
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