コロナ禍の不安感
ようやく緊急事態宣言が解除になりましたが、まだまだ先行きが不透明です。
この間、コロナ禍に関連した様々な症状のご相談を受けてきました。
54歳のSさんはコロナ禍で自宅待機となった後、不安感や動悸、息苦しさ、めまい、眠りが浅いなど、様々な症状が出始めました。特に一人でいるときに症状が強くなりました。
舌診では、淡舌、歯痕、全白苔でしたので、やや気血が不足している、水分の代謝が良くないタイプでした。
そこで漢方薬は、気を巡らせる、息苦しさ(梅核気)を軽減する、身体の痰湿を軽減する、不安感を改善する<半夏厚朴湯>をお使いいただきました。
2週間後、睡眠がよくなり、息苦しさも軽減しましたが、不安感は変わりませんでした。
そこでSさんは貧血もあったので、安神作用の<帰脾湯>や、エゾウコギ含有健康食品に変更し、2か月程度でほぼ改善しました。
その後は中断されていたのですが、最近再び同じ症状がみられるようになったので
同じ薬を再開していただきました。
一度合う薬が見つかれば、同じ症状が出たときにすぐに対応できるので安心です。

今年もムカゴが採れました
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