受験生や研究者などで、課題があるにもかかわらず頭がすっきりしない、考えがまとまらない、頭がぼーっとするなどの相談があります。
大学生のYさん、今年就職活動が始まる頃から不安感が強くなり、気分がざわざわとして落ち着かず、咽の閉そく感や肩こりが強くなってきました。
Yさんは元々緊張しやすいタイプで、さらに緊張が強くなったようでした。
睡眠時間は長く、いつも眠気が残る状態でした。
また体重が少なく、胃腸機能が弱いことも気になりました。
そこで漢方でいう<心脾両虚><痰気欝結>と捉え、緊張を緩和し、気分をリラックスさせ、胃腸機能を高めるものとして、<帰脾湯>や<半夏厚朴湯>などをお使いいただきました。
その後、おなかも調子よくなり、不安感や咽の閉そく感も改善したのですが、頭がボーっとするのが改善しませんでした。
そこで再考し、神経の緊張を和らげ、脳の働きを良くする<羚羊角>が含まれる漢方薬を使ったところ、頭がすっきりしてきました。
羚羊角は古典にも記載されている薬物で、鎮静作用や血圧降下、清熱作用などがあり、ストレスなどによる頭部の熱を冷ます作用があります。
秋が満開
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