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漢方で1日1善【by 漢方の健伸堂薬局】

漢方相談歴30年以上、国際中医師の古村学です。日常の漢方相談の中から、様々な症例とそれに対応する漢方の考え方や処方をたくさん記録して行くように努めています。漢方での疑問な事や知りたかったことなどの参考にしてください。

月別: 11月 2024

長引いて治まらない咳

2024年11月30日 by 健伸堂

朝夜寒くなって風邪症状の方が増えて来ました。
特に、発熱の後に咳が長引いて取れない方が多く見られます。

最初は痰が少なく激しく咳き込みがあり、その後痰が増えてきて痰が絡む咳、そして痰は少なくなって乾燥した咳に代わっていくとうケースも多いです。

70歳のMさん、風邪症状で最初は発熱し、3日後には解熱したものの、その後咳が出始めました。

昼夜関係なく激しい咳が出ていたので<麻杏甘石湯>をお使いいただきました。
その後激しさは少し治まったのですが、今度は痰が絡み始め、特に夜横になると咳が増えました。

睡眠の姿勢により、上向けよりも横向けになると咳が酷くなるようです。
これは痰が流れて、その位置により咽頭を刺激して出ているようでした。

そこで、痰の粘りを軽減する<清肺湯>と、痰熱を軽減し痰を減らす目的で<温胆湯>を併用したところ、咳も痰も治まってきました。

通常風邪後に残る咳は1か月以上続くことがよく見られますが、今回は2週間程度で治まりました。

咳に使う漢方薬はたくさんあり、

空咳か痰がある咳か?
サラサラした痰か、粘った痰か?
痰は多いか、痰は少ないか?
咳は連続して出るか、単発的か?

など、症状と体質によって異なります。

さらに、時間の経過とともに、咳の状態は変化しますので、それに合わせて漢方薬を変えていくこともあります。

長引いてなかなか治りにくい咳は漢方薬が得意とします。

お気軽にご相談ください。

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漢方の健伸堂薬局  宇治本店・京都四条店
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カテゴリー: 咳・気管支炎・喘息 タグ: 気管支喘息, 清肺湯, 温胆湯, 長引く咳, 麻杏甘石湯

受験シーズンの始まり

2024年11月16日 by 健伸堂

受験生にとって11月は追い込み開始の時期になります。
これから3月ころまでの間、実力を発揮していただくために漢方薬を活用されている事例を紹介します。

1,風邪をひかないために
ちょうど感染症が流行する季節、今年はインフルエンザもすでに増えて来ました。
うがい・手洗いに加え、抗ウイルス作用の生薬<板藍根>配合食品を活用します

2,疲れない身体つくり
漢方で<補腎>といい、身体が持っているエネルギーを維持し、補うものを使うことで持続力などが高まります。
補腎剤にも種類があり、タイプによって使い分けます。

3,理解力や集中力を高めるために
勉強によって頭がフル回転し、オーバーヒート状態になると集中力は低下します。
この時、頭の熱を冷まし、交感神経の興奮状態を抑えるように<羚羊角>を含む漢方薬を活用ください。

4,睡眠の質を良くするために
交感神経が昂ることによって、寝付けない、途中で目覚めるなど、睡眠の質が低下します。質の良い睡眠をとることが、心身の健康のためには不可欠、対応する漢方薬の種類も多く、タイプによって使い分けます。

受験のためにベストコンディションを保つ方法はたくさんありますが、漢方薬は安心して使え、多くの方に活用いただいています。

お気軽にご相談ください。

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カテゴリー: 小児・子ども, 疲労感・倦怠感 タグ: 受験生, 板藍茶, 理解力, 能活精, 補心丹, 質の良い睡眠, 集中力, 風邪をひかない

狭心症にも漢方を

2024年11月9日 by 健伸堂

狭心症は虚血性心臓疾患のひとつで、高齢化社会を迎え、患者数は増加の一途になっています。

原因は、生活習慣や糖尿病、高脂血症などに加え、近年はストレスも原因の一つとされます。

75歳のKさん、20年前から狭心症を患い、ステントなどの治療を何度も受けてこられました。

元々はストレスが原因の冠攣縮性狭心症でしたが、年齢が高くなるとともに血管は硬化し、冠動脈の狭窄が増えてきたので相談を受けました。

症状は、早歩きをしたときに胸が苦しくなり、肩が強く痛むようでした。
日常生活の中では特に症状はありませんでした。

そこで西洋薬に加え、血管の狭窄を予防する目的で丹参を含む活血薬をお使いいただきました。

また、日常生活で改善することとして

・塩分の多いものを避ける
・毎日できるだけウオーキング
・油濃いものを避ける
・夕食での糖質を減らす

などに努めていただきました。

半年後、胸の痛みは全く出なくなり、検査でも従来増えていた血管の狭窄が見られなくなりました。

狭心症は治ることはありませんが、漢方薬によって悪化を予防し軽減することが出来た事例でした。

狭心症もご相談ください。

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カテゴリー: 狭心症・心臓のトラブル タグ: 冠元顆粒, 心筋梗塞, 活血薬, 狭心症, 胸が苦しい

男性更年期にも漢方

2024年11月6日 by 健伸堂

更年期症状のご相談は女性がほとんどですが、男性も40歳以降に男性ホルモンが低下するとともに、なんとなく不調になったり、不安感が増すなどの更年期様の症状が出ることがあります。

55歳のSさん、今年の初めから大きなストレスがかかることがあり、血圧が上昇し、動悸が激しくなりました。

その後心臓などの検査を受けましたが、全く異常なしで、原因はストレスだろうとの診断が出ました。

そこで漢方薬が良いのでは相談をお受けしました。

症状は、不安感があり、動悸、息苦しさ、ザワザワ感、肩や背中が痛む、睡眠が良くない、などがありました。

少し赤ら顔で、気が上に昇っているように見られました。

そこで不安感を軽減し、気分をリラックスさせる重鎮安神薬や、睡眠を良くする養心安神薬とともに、年齢を考えると更年期の要素もあると考え、補腎薬を併用しました。

2週間後、気分が落ち着き、動悸も改善、身体も元気になり、1か月後にはすっかり改善し喜んでいただきました。

その後は、補腎剤のみ継続いただいています。

男性更年期は、気分的な症状の改善に加え、男性ホルモンの減少を補腎剤によって補うことが根本治療になります。

男性更年期もご相談ください。

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カテゴリー: 不定愁訴, 自律神経失調症, 鬱・不安感・神経過敏・ストレス タグ: イライラ, 不安感, 動悸, 参馬補腎丸, 桂枝加竜骨牡蠣湯, 男性ホルモン減少, 男性更年期, 補腎剤

過活動膀胱による頻尿

2024年11月1日 by 健伸堂

朝夕が寒くなり始めるとともに頻尿のトラブルが増えてきました。

元々過活動膀胱と診断を受けている50歳の女性Nさん、10月に入ってから昼間に頻尿が激しくなり、時には間に合わず漏れることもありました。

以前は、頻尿発症時には清心連子飲をお使いいただいていましたが、最近は効かないので相談をお受けしました。

Nさんは細身で元々冷え症があり、季節の冷えが影響したようです。

そこで年齢的なことや冷え症が原因と考え、漢方で言う「腎陽虚」を改善するため、亀板配合食品をお使いいただきました。

そして1週間後には頻尿や尿漏れは治まり、安心していただきました。

過活動膀胱に使う漢方薬は、ストレスや緊張を軽減するもの、尿道括約筋の働きを強めるもの、腹部を温めるもの、利尿作用によって1回の尿量を増やすものなど、体質と症状によって選択します。

お気軽にご相談ください。

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カテゴリー: 夜尿, 頻尿・膀胱炎 タグ: 亀板配合食品, 清心連子飲, 腎陽虚, 過活動膀胱

筆者 プロフィール

古村匡崇(薬剤師)
古村学(登録販売者・国際中医師)

漢方専門の薬局として、永年にわたり漢方相談を行ってきました。
日本漢方と中医学の両方の特徴を活かしながら、日々研鑽を積み重ねています。
少しでも多くの方に喜んでいただけることを目標に。

漢方の健伸堂薬局(京都)

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