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漢方で1日1善【by 漢方の健伸堂薬局】

漢方相談歴30年以上、国際中医師の古村学です。日常の漢方相談の中から、様々な症例とそれに対応する漢方の考え方や処方をたくさん記録して行くように努めています。漢方での疑問な事や知りたかったことなどの参考にしてください。

咳・気管支炎・喘息

高齢者の風邪後の倦怠感

2025年1月17日 by 健伸堂

今冬はインフルエンザが大流行。さらに新型コロナやマイコプラズマ肺炎もまだ続いています。

感染症は高齢者や基礎疾患を持った方には注意が必要。
感染時に強い症状が出るだけでなく、治まってからも倦怠感や咳が残ります。

85歳のFさん、12月に風邪をひき、お正月以降も咳が続いていました。
また、日によっては夕方に微熱が出て、翌日になると熱は下がるのを繰り返していました。
さらにこの間は倦怠感が強く、身体がスッキリしないと言われていました。

そこでまずは長引く咳に対しては、炎症を治めるとともに肺の乾燥(肺陰虚)を改善する、竹葉石膏湯をお使いいただきました。
その後1週間で咳は治まりましたが、微熱や倦怠感は相変わらず続いていました。

この状態は、風邪が長引いたために<気虚>になったためと考え、補中益気湯などをお使いいただきました。

そして1週間後、微熱は消えて身体は楽になりました。

高齢者の場合は、ちょっとしたことで<気虚>に陥りやすく注意が必要です。

お気軽にご相談ください。

三室戸寺の宇賀神・福徳の神様

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カテゴリー: 咳・気管支炎・喘息, 微熱・発熱, 疲労感・倦怠感 タグ: 倦怠感, 咳, 微熱, 竹葉石膏湯, 補中益気湯, 高齢者の風邪

長引いて治まらない咳

2024年11月30日 by 健伸堂

朝夜寒くなって風邪症状の方が増えて来ました。
特に、発熱の後に咳が長引いて取れない方が多く見られます。

最初は痰が少なく激しく咳き込みがあり、その後痰が増えてきて痰が絡む咳、そして痰は少なくなって乾燥した咳に代わっていくとうケースも多いです。

70歳のMさん、風邪症状で最初は発熱し、3日後には解熱したものの、その後咳が出始めました。

昼夜関係なく激しい咳が出ていたので<麻杏甘石湯>をお使いいただきました。
その後激しさは少し治まったのですが、今度は痰が絡み始め、特に夜横になると咳が増えました。

睡眠の姿勢により、上向けよりも横向けになると咳が酷くなるようです。
これは痰が流れて、その位置により咽頭を刺激して出ているようでした。

そこで、痰の粘りを軽減する<清肺湯>と、痰熱を軽減し痰を減らす目的で<温胆湯>を併用したところ、咳も痰も治まってきました。

通常風邪後に残る咳は1か月以上続くことがよく見られますが、今回は2週間程度で治まりました。

咳に使う漢方薬はたくさんあり、

空咳か痰がある咳か?
サラサラした痰か、粘った痰か?
痰は多いか、痰は少ないか?
咳は連続して出るか、単発的か?

など、症状と体質によって異なります。

さらに、時間の経過とともに、咳の状態は変化しますので、それに合わせて漢方薬を変えていくこともあります。

長引いてなかなか治りにくい咳は漢方薬が得意とします。

お気軽にご相談ください。

原木シイタケは香りが豊か

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カテゴリー: 咳・気管支炎・喘息 タグ: 気管支喘息, 清肺湯, 温胆湯, 長引く咳, 麻杏甘石湯

気管支拡張症の改善にも漢方薬

2024年8月3日 by 健伸堂

気管支拡張症は自覚症状がない場合もありますが、咳や呼吸困難、喀痰、血痰、などの症状を伴うケースもあります。

特に高齢者の場合は肺の機能低下も伴い、症状が強く出ることがあります。

80歳のAさん、非結核性抗酸菌症に伴う気管支拡張症で10年間病院で治療を受けてこられましたが、咳や血痰、息苦しさ、動悸、などが続くため漢方相談をお受けしました。

咳はエアコンや冷気によって発生し、出始めると止まりにくく、そのため出血をして血痰が増えていました。

そこで咳に対しては気管支などの乾燥を改善する麦門冬湯や竹葉石膏湯などを使い、出血に対しては田七人参配合食品をお使いいただきました。

また、高齢のために全身の機能を高めることも考え、亀板配合食品を併用いただきました。

その後、咳や血痰の頻度は少し軽減したものの、なかなか治まらない状態でした。

そこで再考し、今までの肺系を潤すだけでなく、肺腎陰虚を改善する漢方薬に変更しました。

この漢方薬は、昔から肺の疾患に使われてきた冬虫夏草を含み、肺腎機能を助けるもので、その後咳が少しづつ治まり、それに伴って出血も軽減してきました。

結果から考え、高齢者の場合は自己回復力を増すためには腎気を増す(補腎)ことをが必要で、再認識する機会となりました。

夏の陽射しに立ち向かう向日葵

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高齢者の息苦しさ

2024年6月21日 by 健伸堂

高齢者の相談で、階段を上ったときや、早歩きによって胸が苦しい、息苦しくなるというご相談があります。

原因は、 体を動かすために多くの酸素を必要としますが、高齢によって呼吸筋の筋力の低下や、 心臓や肺などの臓器の機能の低下のため、息切れが起こりやすくなります

80歳のAさん、非結核性抗酸菌症の疑いで長い間治療を受けられていました。

喀痰検査ではいつも菌は検出されないが、症状は咳が出やすく、息苦しいことが多いとのことでした。
病院からは、抗菌薬や吸入薬が出されていました。

そこで、抗酸菌症の悪化予防に、清熱解毒薬を使いながら、息苦しさに対しては肺の気陰を補う薬と、心臓の働きを助ける<活血薬>を併用いただきました。

1か月後には、息苦しさが少し軽減してきたので、そのまま継続されています。

高齢者の息苦しさは筋肉の衰えに加え、心臓から血液がうまく回らないと、肺の血管に血液がうっ滞するため、息苦しくなることもあります。

漢方では、血流を良くする(活血)、心臓の働きを高める(心陽)、肺の機能を高めるなどの漢方薬があり、高齢者には適していると考えます。

お気軽にご相談ください。

ドクダミ(十薬)の花が咲いています

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牛黄製剤で体力回復

2024年5月28日 by 健伸堂

難病を患いながらも様々な活動をされているNさん、風邪を引いたために痰が増えて気管支や肺に滞留しました。自分では痰を排出できないので、病院で抗生剤やステロイド治療にあわせて吸引などで対応されていました。

そこで病院の治療に合わせ、漢方薬は清肺平喘・清熱瀉火・補気生津の薬をお使いいただきました。

1週間後、粘りが強い痰が減少してきたので、漢方薬を変更し、牛黄製剤をお使いいただきました。
その後食欲は回復し、続いていた微熱は治まり、体力が回復してきました。

元々疾患をお持ちの方の病後の体力回復には牛黄製剤が一番適していると思います。
但し、昨今の牛黄の高騰のため使いにくくなっていますが、いざという時の貴重な牛黄です。

お気軽にご相談ください。

きれいな玉牛黄

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風邪の季節に板藍根

2023年12月18日 by 健伸堂

今年はすでにインフルエンザが早くから流行し、11月から増え続けて過去10年間で最高の患者数となっています。(国立感染症研究所より)

これ以外にも風邪(アデノウイルス感染症など)も増えてきています。

特に学校では集団感染により学級閉鎖も行われ、、これからお正月にかけて心配ですね。

風邪を予防するものとしては日常のうがいや手洗いに加え、<板藍茶>や<板藍飴>がお勧めです。


板藍根はアブラナ科の植物、ホソバタイセイ(松藍)またはタイセイ(草大青)の根を乾燥したもので、漢方では清熱・解毒作用があり、抗炎症・抗菌・抗ウイルス作用などと解釈できます。

子供でも安心して飲めることができ、学校の先生方にもたくさんお使いいただいています。

咽がイガイガするときなどにも使えます。
家族で感染が広まらないよう、特に受験生のおられる家庭には準備しておきたいものです。

ご相談はこちらからどうぞ

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心因性の咳と漢方

2023年11月14日 by 健伸堂

50歳のTさん、秋口に発熱した後咳が始まりました。咽は詰まって乾燥していたので、病院から麦門冬湯や滋陰降火湯をもらわれたが治まりませんでした。

その後痰が出るようになり、咽に詰まって息苦しく、カーっと出そうとするが取れない、食後には咳き込みが激しく、みぞおちが詰まった感じ、ゲップやガスが多いなどの症状でした。

話を聞いていくうちに、単に風邪の後の咳ではなく、ストレスなどによる心因性の咳と思われました。

そこで漢方薬は、半夏厚朴湯や柴胡疎肝湯をお使いいただいたところ、1週間で咽のつまりや不快感が軽減し、咳も楽になりました。

また、気分がザワザワする、落ち着かない、残尿感、後鼻漏などが残っていたので、甘麦大棗湯や辛夷清肺湯を継続し、症状は改善しました。

咳の原因は風邪や乾燥だけでなく、ストレスなどの心因性もよく見られます。

病院ではゆっくり話す時間がないので安易に咳止めや去痰剤が使われますが、心因性の場合はしっかり話を聞き、根本治療が必要となります。

対応する漢方薬は上記以外にも体質に合わせてたくさんの種類がありますので、ご相談ください。

南方の果物・ランブータン

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心因性の咳

2023年9月8日 by 健伸堂

56歳のSさん、20年来繰り返す咳で相談をお受けしました。

症状は、痰が咽にへばりつく、お風呂の後は咳は出ない、イライラや不安感などがある、刺激物を食べると咳が出る、などでした。

舌診では、淡舌で血液不足、地図舌で少し自律神経にトラブルがあると思われました。

そこで咳の原因は、心因性に加え、年齢的な陰虚、すなわち気管支の乾燥状態があると考え、漢方薬は、肝気を抑える漢方薬と肺系を滋陰する薬を併用いただきました。

2週間後には咳は治まり調子良くなりました。

今後も繰り返すと思われますのが、合った薬があればすぐに改善すると思います。

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秋の道端:オシロイバナ

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非結核性抗酸菌症の漢方

2023年7月26日 by 健伸堂

7年前に非結核性抗酸菌症の感染がわかり、昨年から治療を始められた50歳のNさん、抗菌剤を使いながら漢方薬も併用しようとお越しになりました。

症状は、食後に痰が絡む、午前中に咳が酷い、息苦しさ、ヒューヒュー鳴る、朝方動悸がするなどでした。

その他にも、耳鳴り、肩がつまる、吐き気、不安感など、周辺症状もありましたが、まずは主症状の改善をはかるため、漢方薬はストレスを緩和し、肺を潤すものを用いました。

2週間後あまり変化なかったので再考し、次に肺を潤しながら、炎症を治め、咳を治める薬をお使いいただきました。

その後、息苦しさや咳、痰が軽減したので、この薬を継続することになりました。

また、睡眠状態が良くないので、眠前に養心安神薬を加え、睡眠も改善しました。

しばらくは症状も落ち着くと思われますが、また再発しないように次回以降に清熱解毒薬も加える予定です。

長い間の症状ですので、状態によって漢方薬も調整していくことが大切です。

ご相談はお気軽に、こちらからどうぞ。

山査子の菓子は甘酸っぱくておいしい

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子供のコロナ後遺症

2023年6月16日 by 健伸堂

9歳のMちゃんは今年の初めにコロナに感染しました。
その後に咳が続き、特に寝る前が酷くなって治まりませんでした。

病院では心因性の咳ではないかと言われ、抑肝散加陳皮半夏や甘麦大棗湯が出され、また乾燥咳なので人参栄養湯や麦門冬湯が出されましたがいずれも治まらず、相談をお受けしました。

詳しくお聞きすると、コロナ以降に微熱が出ることがあり、寝る前に体温が上がっていました。
また、砂糖を摂ったり、温かいものを摂ると咳が酷くなっていました。

状況から考え、コロナによって肺陰虚状態になり、さらに陰虚内熱を生じて微熱が出ているかと思われました。

そこで漢方薬は、<滋陰剤>と、<清熱生津、潤肺止咳>の漢方薬をお使いいただきました。
約1ヵ月後、微熱は出なくなり、咳もかなり軽減してきました。

コロナ後の咳にはよく使う漢方薬で、大人の場合は比較的短期間で治まりますが、子供の場合は元々の体質が「陽」に偏りやすく、クールダウンさせる「陰」が弱いという特性があり、少し時間がかかります。

このような後遺症の方をたくさん見てきましたので、お気軽にご相談ください。

真っ赤なグミの実 甘酸っぱくておいしいです

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筆者 プロフィール

古村匡崇(薬剤師)
古村学(登録販売者・国際中医師)

漢方専門の薬局として、永年にわたり漢方相談を行ってきました。
日本漢方と中医学の両方の特徴を活かしながら、日々研鑽を積み重ねています。
少しでも多くの方に喜んでいただけることを目標に。

漢方の健伸堂薬局(京都)

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