乳がんと漢方
国立がんセンターによるとガンになる割合は、男性49%、女性37%といわれ、治療法も日進月歩で進んでいますが、漢方でも様々な対応をしてきました。
50歳のMさんはマンモグラフィ検査で乳がんが疑われ、生検で浸潤性乳がんと診断されました。
幸いにも他臓器転移がなく、縮小・転移防止を目的に早速に抗がん剤治療を始められました。
この西洋医学治療にあわせ、以前から漢方薬をお使いになっていたこともあり、漢方薬を併用されることになりました。
漢方での対応は
・免疫細胞の活性化
・発症要因の一部の、ストレスやホルモンバランスの調整
・西洋薬の副作用を含む、様々な副次的症状の軽減
・自己回復力・体力の維持
などを目的とし、状況に応じて対応しています。
Mさんの場合も、治療による体力の低下に<補気薬>を、不安感などに対する気分安定に<安神薬>を、副作用による動悸に対しては<鎮静薬>などを使い、体力低下が強い時期には即効性のある<牛黄製剤>などもお使いいただきました。
Mさんはその間治療を受けながらも仕事を忙しくされ、時には海外出張もこなされていました。
そして治療開始の7か月後に手術を受けられ、その後ホルモン療法に移行されました。
その後は術後の痛みや、リンパ郭清によるむくみなどに対応する漢方、体力回復の漢方、さらに再発防止のために半枝蓮配合食品などを継続されてきました。
治療が始まってから約2年、とてもお元気に仕事に取り組まれています。
今後は漢方薬だけでなく、ストレスや疲労を溜めないことが一番の治療法と考えています。

壷阪寺のお雛様
◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆◇
健康増進・男性の悩み・皮膚病などあらゆる漢方ジャンルをスタッフ
陣で幅広くサポート。漢方薬のことなら是非当店へおまかせください!
取扱い商品・ブログ・コラム等コンテンツ盛りだくさんのHPは
コチラ→http://www.kanpou.info
漢方の健伸堂薬局 宇治本店・京都四条店
◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆◇