今冬はインフルエンザが大流行。さらに新型コロナやマイコプラズマ肺炎もまだ続いています。
感染症は高齢者や基礎疾患を持った方には注意が必要。
感染時に強い症状が出るだけでなく、治まってからも倦怠感や咳が残ります。
85歳のFさん、12月に風邪をひき、お正月以降も咳が続いていました。
また、日によっては夕方に微熱が出て、翌日になると熱は下がるのを繰り返していました。
さらにこの間は倦怠感が強く、身体がスッキリしないと言われていました。
そこでまずは長引く咳に対しては、炎症を治めるとともに肺の乾燥(肺陰虚)を改善する、竹葉石膏湯をお使いいただきました。
その後1週間で咳は治まりましたが、微熱や倦怠感は相変わらず続いていました。
この状態は、風邪が長引いたために<気虚>になったためと考え、補中益気湯などをお使いいただきました。
そして1週間後、微熱は消えて身体は楽になりました。
高齢者の場合は、ちょっとしたことで<気虚>に陥りやすく注意が必要です。

三室戸寺の宇賀神・福徳の神様
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