慢性の貧血

貧血は女性によく見られる症状ですが、一過性で無く慢性的な鉄欠乏性貧血もよく見られます。

30歳の女性Kさんは色白で、見るからに貧血という感じを受けます。
今年2月に吹き出物で相談に来られたのでしたが、そのとき<鉄欠乏性貧血>で病院から薬をもらっているとのことでしたので、
吹出物の原因である胃腸機能の低下を改善するべく香砂六君子湯>をお使いいただきました。
また冷え症もあり<婦宝当帰膠>を併用いただきました。

その後しばらく空いて先日来店され、最近は週1回鉄剤の注射を受けておられ、注射を受けなければすぐにヘモグロビンの値が下がってしまうとのことでした。そして、このままいつまでも注射を受け続けることも出来ないので相談に来られました。

そこで今回も同じく、<婦宝当帰膠>と<香砂六君子湯>をお使いいただきました。

漢方薬は鉄成分ではありませんが、身体全体を整えることで鉄欠乏性貧血にも効果を発揮するものと考えます。1ヶ月後の検査結果をお聞きするのが楽しみです。

産後の貧血

子育てや授乳によって産後は貧血になりがちです。元々母乳はお母さんの血液が変化してでき、お母さんの栄養分が母乳になるのです。そのため立ちくらみやめまい、疲労、不眠などの症状は良く見られます。

Sさんも産後の貧血があり、とてもしんどい状態が続いていたのですが、たまたまお母さんが来店されていたのでSさんのために補血薬<婦宝当帰膠>を買っていかれました。

そして1ヶ月過ぎ、ご本人がこられ、「立ちくらみもなくなり、身体も楽になって、ものすごく効いた。もう止められなくなった!」と喜んでいただきました。不妊症や冷え症などでお越しの方は<婦宝当帰膠>の効果をご存知なのですが、全く初めての方でしたのでとても効果がはっきり感じられたものと思います。

女性の貧血

女性は毎月の生理で血液が失われ、元々貧血になりやすいのです。病院では鉄剤などを処方されますが、胃腸の弱い方は負担になるため使われないケースもあります。漢方では補血剤のファーストチョイスは<当帰>という生薬です。

50歳の女性Oさん、病院の検査で貧血を言われていて、ときどきめまいがし、疲れやすいとの相談を受けました。10年前に潰瘍になり、胃を一部切除したこともあって胃腸が弱く、食べ過ぎるともたれやすく、舌が痛むときもあるとのことでした。そこであまり多くの薬は胃に負担になるので、補血作用の<婦宝当帰膠>だけを使っていただきました。

1ヵ月後の昨日お越しになり、疲れも貧血症状も改善し、体調は良好と喜んでいただきました。そして次に胃腸の働きを良くしたいとのことでしたので、今回は<婦宝当帰膠>と<香砂六君子湯>をお使いいただきました。

<婦宝当帰膠>は貧血の女性に対し、短期間で改善が期待できる優れたお薬です。