脾胃は元気を保つ基本
先日「脾胃は後天の本」というブログ記事を書きましたが、再び他の方の症例を紹介します。
42歳の女性Aさん、のぼせによって顔が熱く、肌が乾燥して荒れやすいとの相談をお受けしました。特にフェイスラインに丘疹ができやすく、痒みもありました。
その他には、脚が冷える、口が渇く、身長が160cmあるのに体重は40㎏と少ない、生理は不順で、排卵時期には強い倦怠感が現れるとのこと。
そこでまずは症状の改善を目的に、冷えのぼせには桂枝茯苓丸を、原因となっているホルモンバランスに対しては加味逍遙散などをお使いいただきました。
2週間後、のぼせや痒み、肌荒れが治まってきたので、同じ漢方薬を1か月続けた後、根本治療を目的に、疎肝理気健脾薬をお使いいただきました。
この薬は、補気健脾薬の六君子湯に柴胡・芍薬を加えたもので、少しストレスを受けやすい方や、食欲が変動する方によく適します。
Aさんはその後半年以上、この漢方薬を継続されていて、お肌トラブルもなくなり、体重も増えて元気が増してきました。
すべての疾患に対して、最初は症状改善を中心に考えますが、不調の根本原因となっている脾胃(胃腸機能)を改善することを並行して行うのがとても大事なことです。
脾胃(胃腸機能)は元気の基本であり、健康長寿のポイントでもあります。

ムクゲの花が満開です
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