舌痛症の改善に漢方薬 2
舌痛症の原因は前回書きましたように、漢方で言うところの、肝・心・脾・腎などの働きと関連しています。
<57歳女性の症例>
57歳のNさん、咽がつまる、舌がピリピリする、口中の粘膜もピリピリするので、耳鼻科や内科の診察を受けましたが、特に異常はみられないとのことで、相談をお受けしました。
他には、逆流性食道炎ではない、肩や首が強く凝る、頭部が熱い、などがありました。
Nさんは親の介護などで忙しく、ストレスも多いようでした。
年齢的にもホルモンバランスが変動する時期で、それも影響していると思われました。
そこでこれらの症状はストレスが原因と考えられ、疎肝剤の加味逍遥散などをお使いいただきました。
そして20日後、ピリピリ感は軽減し、頭部の熱感も軽減しました。
年齢的な要因もあるので、このまま継続されています。
この事例では、舌痛だけでなく、咽がつまる、頭部が熱い(のぼせ)などの特徴的な症状があり、原因は<肝気鬱結>が明らかでした。
漢方薬はその方の体質が正確に把握できれば、改善も1か月以内に結果が出ます。

かわいいホタルブクロ
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