胃の不調によって様々な症状がみられることがあります。
50歳のSさん、20年来胃が不調で、食欲がない時が多く、胃が重い、おなかが鳴る、ゲップ、肩こり、目やに、など、様々な症状がありました。
また、時間を気にすると緊張し、何かを始めようとすると自然に力が入ってしまうなどの状態もありました。
休日はだるくて動きづらく、気力も低下して、寝ていたい日もありました。
そこでこれらは、無意識の緊張しやすさや神経質なことが原因かと考え、半夏厚朴湯やなど、気分に作用するものをお使いいただきました。
しかし2週間服用されても変わらず、最近は背中が痛む、こわばる、口が粘る、いつも眠たい、等の症状が続きました。
そこで再考し、これらは胃気や脾気が弱いためと考え、健脾薬の<漢方薬RK>や消導作用の <健康食品SS>をお使いいただきました。
その後、こちの粘りや背の痛み、倦怠感などが和らいできました。
20年来の体質ですので、時間をかけて胃腸を整えることで、改善するものと思われます。
今回は、精神的な要素が原因と捉えたのが誤りで、純粋に<脾気虚>と捉えることが正しかったようでした。

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