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漢方で1日1善【by 漢方の健伸堂薬局】

漢方相談歴30年以上、国際中医師の古村学です。日常の漢方相談の中から、様々な症例とそれに対応する漢方の考え方や処方をたくさん記録して行くように努めています。漢方での疑問な事や知りたかったことなどの参考にしてください。

坐骨神経痛

椎間板ヘルニアの痛み

2025年10月21日 by 健伸堂

寒くなってくると痛みの相談が多くなります。

中でも椎間板ヘルニアの方は、冷えによって血流が悪化するなどで、坐骨神経痛の症状が出やすくなります。

86歳のKさん、長い間椎間板ヘルニアが改善せず、痛みが続いていました。
特に、朝起きの時や、お風呂に入るときなどに姿勢を変えると痛みが増します。

そこで漢方薬は、血流を改善する<疎経活血湯>や、年齢を考えて補腎効果の<独歩顆粒>などを使いました。
その後痛みは日常生活に支障のない程度まで治まっていましたが、季節の変わり目には痛みが増すので漢方薬を変更し、疎経活血湯に附子剤を併用して治まっていました。

梅雨時期にはむくみが酷くなるので<疎経活血湯>に<清湿化痰湯>を併用して治まっていました。

そして10月に入って朝夕が涼しくなり、痛みが強くなってきたため、再び附子剤を併用することにしました。

季節による環境の変化に合わせて漢方薬を調整するのはよくあることです。

痛みの疾患はご相談ください。

今年は柿も豊作

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漢方の健伸堂薬局  宇治本店・京都四条店
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カテゴリー: 手・脚・膝の痛み, 神経痛 タグ: 坐骨神経痛, 椎間板ヘルニア, 清湿化痰湯, 独歩顆粒, 疎経活血湯, 麻黄附子細辛湯

坐骨神経痛による痛み

2025年9月20日 by 健伸堂

坐骨神経痛は、椎間板ヘルニアなどが原因となって、腰から足にかけての坐骨神経が痛みやしびれなどを生じる疾患で、多くの方に見られます。

これに対して漢方では、気血の巡りを良くする、下半身を温める、下半身の力をつける(補腎)などによって、症状を改善することが可能です。

50歳のTさん、ほとんど1日中立ち仕事をされているため、腰痛や関節痛が頻繁に生じるので相談に来られました。
最近は、仙骨から太ももにかけての痛みや、引きつれる感覚が出始めました。

体型はやや細身、疲れやすく、疲れると耳鳴りが発症しやすい、脚は冷えている、時々足が攣る、肩こりと首の凝りがあり、舌診は淡紅でやや暗い色でした。
漢方では<腎陽虚・血お>、すなわち冷えとエネルギー不足、血流が良くない体質と捉えました。

そこで漢方薬は、散寒去湿作用の<五積散>や、補血活血作用の<疎経活血湯>をお使いいただきました。

1か月後、痛みやしびれは軽減しましたが、歩行時や立ち上がる時の痛みが取れないので漢方薬を変更し、補血・補肝腎作用の<独歩顆粒>と活血作用の<冠元顆粒>を用いました。

そして1ヵ月後、さらに痛みは軽減してきたので継続されています。

痛みの疾患の場合は、標治(症状改善治療)としての痛み軽減と、本治(根本治療)としての体質改善の両方を考える必要があります。

痛みは辛いものですが、改善し始めると自覚的にわかるので、対応しやすい疾患です。

関節痛・神経痛はご相談ください。

庭で採れたムカゴ

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カテゴリー: 手・脚・膝の痛み, 神経痛 タグ: 五積散, 冠元顆粒, 坐骨神経痛, 椎間板ヘルニア, 独歩顆粒, 疎経活血湯, 関節痛

高齢者の坐骨神経痛

2025年4月15日 by 健伸堂

坐骨神経痛は腰から足に続く坐骨神経が刺激を受けて痛みや痺れが生じる疾患です。

漢方ではその原因を、風、寒、湿、血瘀、肝腎不足などと捉えますが、これらの要因が重なり合って複雑になっているケースがよくあります。

88歳のKさん、数年前から足腰の痛みが酷くなり、特に朝起きが不調で立つのが辛いこともありました。
身体は冷えが強く、脚はむくみやすく、朝方は脚がつることもよくありました。

そこで原因は年齢による筋肉量の低下や、下肢の冷えと考えて、<風寒湿痺>、<肝腎両虚>に適し、高齢者にはよく用いる<独活寄生湯>をお使いいただきました。

また、脚がつることも考え、<補血>と<活血>作用の<疎経活血湯>を併用いただきました。

最初の数か月間は痛みが軽減し、脚のつりも軽減していたのですが、寒い時期になると再び痛みが出始めました。むくみも続いていたので漢方薬を変更し、<五積散>をお使いいただきました。

その後は痛みが軽減しています。

但し、年齢と共に筋肉は衰えていくので、さらに<補腎薬>や<活血通絡薬>が必要になるかと思います。

状況が変わればそれに合わせて漢方薬も変えていくのが通常です。

神経痛もご相談ください。

モクレンの花が満開

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カテゴリー: 手・脚・膝の痛み, 神経痛 タグ: 五積散, 坐骨神経痛, 独活寄生湯, 疎経活血湯, 脚がつる, 高齢者

坐骨神経痛の痛み

2015年10月10日 by 健伸堂

坐骨神経痛は、変形性腰椎症や椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄症などの疾患によっておきる、坐骨神経の痛みのことを言います。

漢方では、原疾患名によっての区分は重要でなく、生じている症状と、その方の体質によって考えます。

70歳の女性Hさんは、昨年12月に坐骨神経痛が起きて、左足裏側の坐骨神経に沿って痛みが出ました。
元々腰痛があり、痛みは夕方から夜にかけて強くなり、また長時間立っていると酷くなりました。

その時は寒くなりはじめた時期で、冷えも関連して発症しているようでしたので散寒・活血・止痛の<独活寄生湯>や活血剤の<冠元顆粒>で、血流を良くし、少し温めながら痛みを改善する漢方薬を使っていただきました。

しばらくすると痛みは楽になりましたが、漢方薬を飲むと口内炎が出来たとのこと、少し胃の弱い方には負担になったようです。
そこで服薬量を減らし、食後に服用するよう変更しました。

その後は来られなかったのですが、つい先日来店され、また同じような症状が出たとのことで、同じ薬をお使いいただきました。
IMG_0706.JPG
朝夕冷えてくると症状が再発するようです。
本来は、体質改善で身体を温め、血流を良くすると発症しなくなると思われるのですが、痛みがない時に薬を継続するのは難しいようです。

なお、漢方薬は予防的に使えるものがたくさんあるのが特徴です。

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カテゴリー: 未分類 タグ: 冷え, 坐骨神経痛, 漢方薬, 血流

坐骨神経痛と漢方

2014年11月4日 by 健伸堂

足腰の痛みは高齢化にともないますます増えてきます。
これに対応する漢方薬はたくさんあり、体質や状態によって選ぶのですが、なかなかピタッと決まらないケースがあります。

しかし、体質とピッタリ合うと、時には短期間で効果が見られることもあります。

65歳の女性Kさんは今年4月から右の脚が痛み始めました。立っていたり、疲れると痛みを感じ、歩いていると軽減するようでした。病院では坐骨神経痛の診断で、鎮痛剤やパップ剤をもらわれたのですが、根本治療にならないので、漢方を使ってみることにされました。

以前に漢方薬Sを使ったが変わらなかったとのこと。6年前に静脈瘤の手術をされたことと、年齢的なことを考え、漢方薬は<独活寄生湯>や活血薬の<冠元顆粒>などをお使いいただきました。

そして2週間後にお越しいただいたときには、10日ほど経過した後に痛みが楽になってきたと報告を受けました。今までいろいろやって、改善しなかったのが、漢方薬でこんなに早く効果がでたのにはびっくりされていました。

私も10日で効果が出るとは思わなかったので、驚きの結果でした。

すべての方にこのような効果を出せるよう、さらに研鑽を積みたいと思います。

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カテゴリー: 未分類 タグ: 坐骨神経痛, 脚の痛み

筆者 プロフィール

古村匡崇(薬剤師)
古村学(登録販売者・国際中医師)

漢方専門の薬局として、永年にわたり漢方相談を行ってきました。
日本漢方と中医学の両方の特徴を活かしながら、日々研鑽を積み重ねています。
少しでも多くの方に喜んでいただけることを目標に。

漢方の健伸堂薬局(京都)

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