口唇の乾燥と皮のめくれ

48歳のYさんは数週間前から口唇の乾燥と皮がめくれるようになったようです。

原因は不明ですが、元々様々なものに対してアレルギーがあったり、甲状腺機能異常があったりします。
普段立ちくらみや肩こり、手足の冷えがあります。
月経量が多いためか貧血もあるようです。

食欲はありますが、あまりたくさん食べることができないようです。
便通もあまりよくないようです。舌を見れば喑紅色で乾燥していました。

中医学では口と胃は密接な関係があり、胃に問題があれば口やその周りに影響が出ることがよくあります。
また、皮膚の潤い不足は血が少ない(血虚)時に生じやすくなります。

そこで補血薬の<婦宝当帰膠>と、滋陰作用の<麦門冬湯>を一ヶ月ほど服用して頂いたところ、口唇の状態はすっかりよくなりました。
服用を始めてから体調も良いようで、婦宝当帰膠は継続して服用されています。

漢方薬は例え原因が不明でも対応できることが往々にしてありますので、お困りの際はお気軽にご相談下さい。

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顔と手の肌荒れ

24歳のMさんは数年前から肌荒れに悩まされていました。

特に秋口や春先がひどいようです。
顔は赤味があり、むくみ、乾燥し、かゆみがあるようで、髪の毛が触れるのも嫌なぐらい敏感になっているようです。手もやや乾燥し、かゆみがあるようです。

これまでステロイド剤(時に内服)を中心に治療されてきましたが思うように治らないため、
今後は漢方薬で治療したいと来店されました。

お話を伺うと数年前からアレルギー性の鼻炎や気管支炎があり、肌荒れの悪化時期とほぼ一致していました。
他に貧血があり、立ちくらみや便秘もあるようで、舌を見るとやや赤く、胖大でした。

この方の場合、特に顔面部に熱をもっており、そのことがむくみや乾燥、かゆみの原因となっているようでしたので、まずはからだの上部の熱を抑えながら、乾燥状態を回復させるために、清熱瀉火作用の<三黄丸>と、補気血薬の<婦宝当帰膠>を併用して頂きました。

二週間ほどの服用で顔の赤味とむくみは取れ、かゆみも少し治まったようです。
また体が軽くなり、便秘が解消され、立ちくらみも起こらなくなったようです。
今後は原因の可能性があるアレルギーのことも考慮し、肌荒れしにくい体質作りを目指します。

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