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漢方で1日1善【by 漢方の健伸堂薬局】

漢方相談歴30年以上、国際中医師の古村学です。日常の漢方相談の中から、様々な症例とそれに対応する漢方の考え方や処方をたくさん記録して行くように努めています。漢方での疑問な事や知りたかったことなどの参考にしてください。

心因性の咳と漢方

2023年11月14日 by 健伸堂

50歳のTさん、秋口に発熱した後咳が始まりました。咽は詰まって乾燥していたので、病院から麦門冬湯や滋陰降火湯をもらわれたが治まりませんでした。

その後痰が出るようになり、咽に詰まって息苦しく、カーっと出そうとするが取れない、食後には咳き込みが激しく、みぞおちが詰まった感じ、ゲップやガスが多いなどの症状でした。

話を聞いていくうちに、単に風邪の後の咳ではなく、ストレスなどによる心因性の咳と思われました。

そこで漢方薬は、半夏厚朴湯や柴胡疎肝湯をお使いいただいたところ、1週間で咽のつまりや不快感が軽減し、咳も楽になりました。

また、気分がザワザワする、落ち着かない、残尿感、後鼻漏などが残っていたので、甘麦大棗湯や辛夷清肺湯を継続し、症状は改善しました。

咳の原因は風邪や乾燥だけでなく、ストレスなどの心因性もよく見られます。

病院ではゆっくり話す時間がないので安易に咳止めや去痰剤が使われますが、心因性の場合はしっかり話を聞き、根本治療が必要となります。

対応する漢方薬は上記以外にも体質に合わせてたくさんの種類がありますので、ご相談ください。

南方の果物・ランブータン

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漢方の健伸堂薬局  宇治本店・京都四条店
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カテゴリー: 咳・気管支炎・喘息, 自律神経失調症, 食道炎・喉のつまり, 鬱・不安感・神経過敏・ストレス タグ: 半夏厚朴湯, 咳, 咽のつまり, 心因性, 柴胡疎肝湯, 痰

嘔吐恐怖症と漢方

2023年11月8日 by 健伸堂

ストレスによって「食べ物が咽を通らない」という方はよく見られますが、それがさらに酷くなると全く食べられない、食後に嘔吐するようなケースもあります。

20歳のKさん、繊細で過敏なタイプ、ストレスによって外食が出来なくなりました。食べる量は少ないが、少しでも食べると気分が悪くなり、時には嘔吐をするようになりました。
それが重なると、嘔吐をすること自体が恐怖になるという、嘔吐恐怖症の状態でした。

その他には、咽が詰まる感覚、食べなくてもおなかが張っている、ガスが多い、おなかがゴロゴロと鳴る、軟便気味などの症状がありました。

舌診では舌尖が赤く、ストレスを強く感じている状態でした。

そこで、過度の緊張を緩和する養心安神薬や、下降するべき胃気が逆に上昇する状態を改善する降気薬、胃部の滞留を軽減する化痰薬などをお使いいただきました。

そして1か月後には症状が軽減し、2か月後には吐き気もなくなりました。

このような症状は多くの方にみられ、いわゆる過食症や拒食症などの摂食障害とは違って、改善は早くなります。

ただし、ストレスは今後も続くもので、再度同様の症状が現れることがあるかと思いますが、対応する漢方薬があることで、不安感は軽減されるものと思います。

自分に合った漢方薬を早く見つけることが大切ですね。

ご相談はこちらからどうぞ

ハナカタバミが美しい

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カテゴリー: 嘔吐, 胃痛・胸やけ・膨満感, 自律神経失調症, 食欲不振・拒食, 鬱・不安感・神経過敏・ストレス タグ: ストレス, 半夏厚朴湯, 半夏瀉心湯, 嘔吐恐怖症, 心脾顆粒, 食べられない, 香蘇散

HSPと更年期の不定愁訴

2023年11月4日 by 健伸堂

HSPとはハイリー・センシティブ・パーソンの略称で、感受性が強く敏感な気質もった人を言います。

そのため、少しのことでも気になり、落ちこむ、急な変化に弱く動揺する、些細なことでも深く考えすぎてしまうなどの先天的な性質であり、精神疾患ではありません。

ただし、その性質が日常生活に影響を及ぼす場合は、気分に作用する漢方薬を使うことで改善が可能です。

50歳のKさん、家族の心配事をきっかけに、胃が重くなり、下痢気味、食欲低下、寝汗、不安感、不眠などが出てきました。年齢的にも更年期の時期で、ホルモンの影響もあったかもしれません。

そこでまずは体の元気の源である胃腸を整える、健脾・降気薬や化痰。・理気薬を、不眠には、滋陰・養心安神薬などを併用いただきました。

結果、少しづつ症状が改善されてきましたが、便秘と関節部位の痛みが改善しないのでお薬を潤腸通便薬や疎肝薬に変更しました。

更年期の時期にはいわゆる不定愁訴が多く見られますが、元々HSPの方はその症状が強く現れる傾向があります。

先天的なHSPと更年期の症状は、時間をかけてこまかな対応が必要になります。

秋の伊吹山

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カテゴリー: 便秘・下痢・軟便, 手・脚・膝の痛み, 更年期障害, 睡眠障害, 胃痛・胸やけ・膨満感 タグ: HSP, 不定愁訴, 不眠, 更年期, 胃腸障害

パニック症状と更年期症状

2023年10月27日 by 健伸堂

54歳のTさん、この夏にめまい、腕の痺れ、身体のこわばりなどに合わせてパニック症状が起きました。

詳しくお聞きすると、不安感や緊張感が強い、リラックスできない、睡眠が良くない、のぼせ、イライラがある、耳閉感があるなど、様々な症状がありました。

以前にも抗うつ薬をお使いになったことがあり、現在は更年期の影響もあって様々な症状が出ていると思われました。

舌診では、微紅舌で舌尖は紅く無苔、心火によって気が上に上がっているとみられました。

そこで気分を落ち着かせる養心安神薬と肝気を抑える平肝熄風薬をお使いいただきました。

1ヵ月後、気分は落ち着き、倦怠感も改善してきました。
睡眠は平肝剤では改善されなかったので、重鎮安神薬を眠前に使っていただいたところ良くなりました。

10月になり、朝夕が寒くなると身体が冷えて再び不調が出てきたので、今度は身体を温める補血薬を併用しました。

更年期の方の不定愁訴は、気温や睡眠、季節変化などに大きく影響を受けますので、細かな対応が欠かせません。

少しでも良くなれば、それが安心感に繋がりますので、ちょっとずつの積み重ねが大事になります。

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白いフジバカマ

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カテゴリー: 更年期障害, 鬱・不安感・神経過敏・ストレス タグ: パニック障害, 婦宝当帰膠, 抑肝散, 更年期症状, 柴胡加竜骨牡蛎湯, 甘麦大棗湯

アトピー性皮膚炎の漢方薬

2023年10月24日 by 健伸堂

28歳のFさん、元々小児アトピーがあり、最近は乾燥、赤み、痒みが首周囲、背中、手掌に発症しました。

今までも春先の身体が温まる時期や乾燥時期に悪化傾向があり、その時はステロイドをお使いになっていました。

その他の症状としては、肩こりや頭痛、冷え症で、舌診ではやや紫舌で血流が良くない体質でした。

そこで血流を改善する漢方と、皮膚の乾燥を軽減して痒みを抑える漢方薬を併用しました。

2週間後、赤みは軽減し始め、2か月後には赤みも痒みも治まりました。

秋から冬にかけては更に乾燥が強くなると思われますので、しばらくは経過をみています。

アトピー性皮膚炎の改善ポイントは、皮膚の状態改善以外に、元々の体質的な原因を改善をすることが根本治療になります。
例えば、胃腸機能を高めることや血流を良くすることなどです。

Fさんの場合は、血流が良くない体質ですので、血流を良くする漢方薬を併用することによって早期に改善したと思われます。

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白いフジバカマ

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カテゴリー: アトピー タグ: アトピー, 乾燥肌, 冠元顆粒, 当帰飲子, 根本治療, 症状改善

季節性の蕁麻疹

2023年10月21日 by 健伸堂

50歳のMさん、瞼や頬に赤み、痒みがある発疹が出て1週間ほどで消えるという状態を繰り返すため、相談をお受けしました。

Mさんは4年前にも同様の症状が出て、その時はアレルギーによる蕁麻疹と考え、皮膚の過敏さを改善する薬や、皮膚に充分な血液を補う薬をお使いいただき、2か月程度で治まっていました。

今回も良く似た症状ですので、皮膚の力を高める薬と、赤みがあるので少し清熱と補血の薬をお使いいただきました。

前回は11月に発症し、今回は9月から増えてきたようですので、季節の影響か、花粉が影響しているものと思われます。

今回も短期間で治まるかと考えています。

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秋の七草・フジバカマ

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カテゴリー: アレルギー, 蕁麻疹(じんましん) タグ: アレルギー, 婦宝当帰膠, 温清飲, 蕁麻疹, 衛益顆粒

腎機能低下の改善

2023年10月10日 by 健伸堂

60歳のTさん、腎機能をあらわすクレアチニンやeGFRの値と、尿酸値が悪化し始めたので相談にお越しになりました。

過去3年間の変化を見ても腎機能低下が進んでいました。

症状は、指の痺れがある、腰痛、脚の違和感などがあり、少し肥満タイプで舌診では血流が良くない状態が見られました。

漢方では、痰濁お血(身体に水分が滞留し血流を阻害している)状態と見られました。

そこで腎機能を助ける、活血剤や化痰剤、利水剤などをお使いいただきました。

その後時々血液検査を受けていただき、関連するデータの経過を見ていたのですが、数値が上がったり、下がったりするので不思議に思っていたところ、検査を受けられた医療機関が異なっていることに気づきました。原因はクレアチニン測定の試薬の違い、分析機器などによって誤差が出ていると思われました。

検査値の経過を見る場合、同じ医療機関で継続してデータの変化を見ていくことが大事です。

Tさんの場合は、同じ医療機関でのデータ変化をみると、クレアチニンなど関連データが下がってきていて安心しました。

栗の季節ですね

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カテゴリー: 腎臓病 タグ: eGFR, クレアチニン, シベリア霊芝, 冠元顆粒, 尿酸値, 温胆湯

高齢者の夜間頻尿

2023年10月2日 by 健伸堂

高齢になるにつれ夜間の排尿回数は増えてきます。原因は冷えや膀胱の畜尿力の低下など、漢方で言うところの<腎虚>が進むためです。

77歳のOさん、長い間夜間の排尿が3回~5回の頻尿のため、睡眠が障害され、身体の疲れが取れませんでした。その他、胃が弱い、口が渇く、のぼせやすい、脚がしびれる、夕方に微熱っぽくなるなど、腎虚の症状が見られました。

そこで体質は<腎陰虚>と考え、亀板やべっ甲を含む健康食品をお使いいただきました。
1週間後、夜間排尿が1回になり、それによって睡眠時間が長くなり、朝起きがずいぶん楽になったと報告いただきました。

一般的に高齢者には<八味丸>がよく使われますが、この方の場合は、腎陰虚タイプで、身体の潤いが減少し、ほてりやのぼせが出やすい、口が渇く状態でしたので、亀板製品がぴったり合ったようです。

亀板やべっ甲は<陰を補う>身体の潤いを増す生薬で、高齢者には適している生薬です。

上から見た彼岸花

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カテゴリー: 疲労感・倦怠感, 頻尿・膀胱炎 タグ: 亀板商品, 八味丸, 夜間頻尿, 睡眠, 腎陰虚, 高齢者

アトピー性皮膚炎の漢方

2023年9月19日 by 健伸堂

子供のころからアトピーだった22歳のKさん、ステロイド外用薬を長期間使われて脱色などのトラブルが出始めたので、漢方に切り替えようと相談をお受けしました。

症状は、全身に紅斑があり、痒疹のような痒み、時には蕁麻疹も出やすくなっていました。

その他には、下痢しやすい、食べても太らない、皮膚は乾燥、汗は少ない、などで胃腸が弱いことが明らかでした。

そこで根本治療は胃腸機能を高め、皮膚の防御力をたかめることとし、さらに痒疹に対しては滋陰清熱薬を併用しました。

1ヵ月後、おなかの調子は良くなり、湿疹の状態が改善してきました。
2か月後には痒みがかなり治まり、蕁麻疹が出なくなり皮膚の状態は良くなりました。

今後も季節の変化に合わせて漢方薬は変わりますが、体質改善の元となる胃腸機能だけは長期にわたり改善していく予定です。

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伊吹山

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カテゴリー: アトピー, 湿疹 タグ: アトピー, 六君子湯, 柴胡清肝湯, 桂枝加黄蓍湯, 湿疹, 痒疹, 蕁麻疹

気力低下の季節

2023年9月16日 by 健伸堂

東洋医学の考え方、五行説に「五志」があり、身体に影響を及ぼす心の動きのことを言います。

五志には、「怒・喜・思・憂・恐」があり、秋はこの内の「憂」にあたり、なんとなく気持ちも沈みがちになりやすい季節です。

Aさんは毎年9月~10月の時期、気分が低下し、何もやる気がなくなるとのこと、季節の変わり目が自律神経に影響していると思われました。

他には、睡眠が浅い、疲れやすい、年齢も更年期の時期、舌診では胖大で白苔、気虚によって水分の代謝も良くない状態でした。

そこで補気剤に合わせて心血を補い、気分をリラックスさせる漢方薬をお使いいただきましたところ、
2週間後には気分は楽になり、睡眠も改善してきました。

古典でも、秋は気が内向く季節なので、無理に外に向かって事を起こさないほうが良いとされています。

心静かに、気持ちを平穏に保ち、過度に感傷的にならないように過ごしたいものです。

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ピンクのオシロイバナ

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カテゴリー: 睡眠障害, 自律神経失調症 タグ: 五志, 心脾顆粒, 秋は憂, 麦味参
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筆者 プロフィール

古村匡崇(薬剤師)
古村学(登録販売者・国際中医師)

漢方専門の薬局として、永年にわたり漢方相談を行ってきました。
日本漢方と中医学の両方の特徴を活かしながら、日々研鑽を積み重ねています。
少しでも多くの方に喜んでいただけることを目標に。

漢方の健伸堂薬局(京都)

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